ラピッドトリガーのゲーミングキーボードをまとめました(2023年10月末時点)

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Wooting 60HEを苦労して手にして以来、何かと他社のゲーミングキーボードが気になって仕方ありません。他社の動向を見ると、わざわざ個人輸入までしなくてもWootingに匹敵する性能のキーボードが手に入れやすいことが分かってきました。

浅いアクチュエーションポイントラピッドトリガーを実現したキーボードは、FPS・TPSにおいては欠かせないガジェット。ここでは、買いやすさ別にラピッドトリガーを搭載したゲーミングキーボードをまとめておきます。

また、あくまで2023年10月末時点の状況と私見であることをご了承ください。全18種類です。

目次

買いやすいキーボード

比較的手にしやすい、ラピッドトリガー対応のゲーミングキーボードは以下です。

DrunkDeerは、75%サイズのA75と65%サイズのG65がありますが、現状Amazonで容易に購入でき在庫切れになっているのはまず見たことがありません。しかも価格は2万円を切る価格で、ラピッドトリガー搭載キーボードで最もコスパが良いと言っていいでしょう。カラーはブラックホワイトの2種類、キーキャップのないベアボーンも準備されています。→『神アプデでWooting 60HEに肉薄するラピッドトリガー搭載のDrunkDeer

”DrunkDeer公式サイトより。

Razer Huntsman Mini Analogは、60%サイズのコンパクトキーボードです。フルサイズのHuntsman V2 Analogもあります。ゲーミングデバイス大手のRazer独自のアナログオプティカルスイッチを搭載し、アクチュエーションポイントの変更が可能になっています。ただし、最短1.5mmのため他のキーボードと見劣りすると言わざるを得ません。Miniの方は2万円前後のため出費を抑えられるのはメリット。

”Razer公式サイトより。

Apex Proは、60%サイズTKLサイズフルサイズとサイズ展開が豊富なうえにワイヤレスもあり、使う人を選びません。アクチュエーションポイントは最短0.1mmにも設定でき最高峰のゲーミングキーボードの1つであることに間違いありません。それにゆえに価格はちょっとお高めです。→『Wooting 60HEを持っていなかったら必ず買う最強ゲーミングキーボードとは

”steelseries公式サイトより。

REALFORCE GX1は、現状最強のゲーミングキーボードと言えます。アクチュエーションポイントは最短0.1mmだけでなく、ラピッドトリガーはキーごとに個別に調整が可能な点は他のキーボードには今のところありません。サイズが80%サイズのTKLキーボードに限られている点は、使う人を選ぶかもしれません。→『マジか…Wooting 60HEが最強陥落。。REALFORCE GX1にラピッドトリガーが本格搭載!

”REALFORCE公式サイトより。

Corsair K70 MAXは、キーボード1つにあらゆる機能を詰め込んだフルサイズのゲーミングキーボード。Corsairで目を引くのが高ポーリングレートで、Corsair K70 MAXは8,000Hzに達し入力遅延を感じることはまずないでしょう。現状フルサイズしかないのが残念です。→『ラピッドトリガー搭載のCorsair K70 MAXが登場。Wooting 60HEと違いは?

Corsair公式サイトより。

ELECOM VK600Aは、REALFORCE GX1と同様に国産メーカーで手に入りやすいうえ、コスパも高いキーボードと言えます。個人的にELECOM(エレコム)と聞くと高性能のイメージはありませんでしたが、他のゲーミングキーボードに全く見劣りしていません。アクチュエーションポイントもラピッドトリガーも最短0.1mmを実現。カラーはブラックホワイトいずれも65%サイズです。→『ELECOM VK600Aの性能がWooting 60HEとそんなに大差ないじゃん。

”ELECOM公式サイトより。

Razer Huntsman V3 Proは、2023年11月発売のアクチュエーションポイン最短0.1mm、ラピッドトリガー最短0.1mmを光学式スイッチで実現したゲーミングキーボードです。サイズ展開も60%サイズ、TKLサイズ、フルサイズと豊富でAmazonなどのECサイトで簡単に手にすることができ現状欠点が見つかりません。→『ついにRazerからHuntsman V3 Pro登場。Wooting 60HEに並ぶ性能。

”Razer公式サイトより。

買いにくいキーボード

比較的手にしにくい、ラピッドトリガー対応のゲーミングキーボードは以下です。

Wooting 60HEは、ラピッドトリガーの先駆け的存在。プロゲーマーの使用率は高く、依然として最高峰のキーボードに位置付けられています。難点は、個人輸入しなければ手にできない点です。Amazonなどでサクッと購入できればいいのですが…→『きたーー!最高峰のゲーミングキーボードWooting 60HEが到着!

購入してオランダから届いたばかりのWooting。

Yuki Aim Polar 65 Keyboardは、遊び心のあるデザインと、ソフトウェアなしでアクチュエーションポイントなどの調整ができるゲーミングキーボードです。アクチュエーションポイントは最短0.1mmにできますが、大量生産されているわけではないので、現状ふもっふのおみせに在庫があれば購入できるようです。

”Yuki Aim公式サイトより。

Darmoshark KT68は、磁気スイッチを搭載し、CNC加工アルマイト処理が施された質感の高そうなゲーミングキーボード。現状は、発表されたものの予約販売ですでに売り切れの状態。いつ市場に製品が出回るのかが不明です。

”Darmoshark公式サイトより。

ZENAIMキーボードは、日本の東海理化が手掛けたTKLサイズのキーボードで、お値段は公式によると48,180円と高級品。アクチュエーションポイントは0.3〜1.8mm、リセットポイントは0.2~1.7mmで調整できます。息をのむような美しい外観ですが、私が公式サイトを見る度に売り切れの状態です。

”ZENAIM公式サイトより。

Higround Performanceキーボードは、デザインや打鍵感に定評のある65%サイズのゲーミングキーボードです。アクチュエーションポイントは最短0.1mmに可能ですが、今のところ個人輸入せざるを得ない状況です。ゆくゆくは、同メーカーの製品を販売するふもっふのおみせパソコンSHOPアークで販売が期待されます。→『国内から買いたいラピッドトリガー搭載Higround Performanceキーボード

”Higround公式サイトより。

MonsGeek M1 HEは、アクチュエーションポインを最短0.2mmに設定可能な75%サイズのゲーミングキーボードです。AKKOの磁気スイッチを搭載しホットスワップ対応、心地良い打鍵音と工芸品のような美しさの外観が魅力的です。公式サイトAliExpressから購入せざるを得ない状況です。→『無刻印かのようなラピッドトリガー搭載MonsGeek M1 HEが美しい

”MonsGeek公式サイトより。

Akko MOD007B-HEは、デザイン重視のキーボード類を取り扱うAkkoが販売する磁気スイッチ搭載のゲーミングキーボードです。アクチュエーションポイント最短0.2mmを実現しながら、キーキャップの交換など、フルキーがホットスワップ対応のカスタマイズ性の高さ魅力です。現状Amazonなどに出品されていませんが、Mechkeysからは販売されています。

”Mechkeys公式ページより。

買えないキーボード

現状市場に出回っておらず手にすることができない、ラピッドトリガー対応のゲーミングキーボードは以下です。これらは、製造・販売が予定されているものもあります。

Keychron Q1 HEは、主に日常使いするキーボードを多数販売するKeychronから発売予定のゲーミングキーボードです。Keychronはキーボード界隈では知る人ぞ知るメーカーで、その質感や打鍵感からファンが多いです。このメーカーからゲーミングキーボードの第1弾として、Keychron Q1 HEが発売予定ですが市場に出回っていない現状です。→『でたっ!Keychronのゲーミングキーボード誕生。欲しすぎるKeychron Q1 HE

”Keychron公式サイトより。

Finalmouse Centerpieceは、アクチュエーションポイントとリリースポイントの深さを調整でき、キーボードがディスプレイになるゲーミングキーボード。15,000台の数量限定で販売されたファウンダーエディションとは別に、スタンダードエディションがある模様。販売時期は不明で、現状一般に手にすることはできません。

”YouTube Centerpiece – Official Revealより抜粋。

Fnatic Gear FORGE75(の改良版?)は、2023年9月の東京ゲームショウで展示された75%サイズのゲーミングキーボードで、ラピッドトリガーも開発中とのこと。現状は下記の公式サイトを見ても情報は載っていませんでしたので今後に期待です。

”Fnatic Gear公式サイトより。

WAIZOWL lightning 60(?名称不詳)は、現在WAIZOWLがラピッドトリガーを開発中の60%キーボードです。名称は定かではありません。これも下記の公式サイトを見ても情報は掲載されていませんでしたので待ちたいと思います。

”WAIZOWL公式サイトより。

以上ラピッドトリガー対応のゲーミングキーボード18種類でした。繰り返しますが2023年10月末時点での話です。

今すぐ手にしたい場合は、最初に紹介した6つの「買いやすいキーボード」から、自分の好みのサイズや財布の中身と相談して決めるのが良さそうです。

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