Wooting 60HEを持っていなかったら必ず買う最強ゲーミングキーボードとは

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Wooting 60HEを購入したのは約1年前。

アクチュエーションポイント0.1mmという設定と、ラピッドトリガーの機能を搭載。疑いの余地なくゲーミングキーボードの最高峰でした。キーごとにラピッドトリガーを調整できる点ではREALFORCE GX1が勝るとも言えますが、今でも最強キーボードの一角であることに変わりありません。

ただし、これを書いている今2023年10月の状況を考えると、わざわざWooting 60HEは買わなくてもいいのかもしれません。

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Wooting 60HEを手に入れるまでの険しい道のり

そもそもWootingは海外から個人輸入しなければなりません。これが最大のネックになっています。

私の購入当時の話にはなりますが、まず購入する際の注文を英語で行う必要があり、返信メールなども全て英語でした。さらに、オプションで航空便を指定したにも関わらず自宅に届くまで約4ヶ月。当然、輸送代も余計にかかりました。

ここまで日本に届くまで時間がかかれば、輸送途中でのトラブルが起きる可能性も出てきます。万が一トラブルがあった場合は、国際配送会社と英語でのやりとりが必要になります。私の感覚にはなりますが「万が一」以上に結構トラブルは起こります。Wootingは無事届きましたが、以前別の商品を海外からガジェットを購入した際に、お金を支払っても自宅に商品が届かなかったことがありました。最悪な経験でした。

過去に失敗した経験もあって、Wooting 60HEが到着するまでの数ヶ月もの間、ちゃんと届くか不安になりながら過ごすことになりました。今は約4か月とまではいかないものの、注文してから数か月待つことは覚悟した方が良さそうです。

2023年になって、個人輸入という障壁をわざわざ乗り越えてまで、Wooting 60HEを無理に買う必要がなくなった決定的な出来事がありました。

Apex Proの新製品の登場と神アップデート

Wooting 60HEが世に出るまで、FPS界隈で圧倒的な使用率を誇っていたのがApex Pro(旧版)。Apex Proが登場した当時、アクチュエーションポイントを他のキーボードと比べ最も浅く設定でき、軽く触れるだけで入力されることに使用した誰もが感動したことでしょう。

私もDucky One 2 miniからApex Pro(旧版)に変更した時の衝撃度を記憶しています。キーボード1つ変えるだけでこれ程の違いがあるのかと。

今となっては他社のキーボードも、1mmを切るような浅いアクチュエーションポイントを実現しており当たり前になりつつあります。

このApex Proが2023年に最新版が発売。フルサイズの80%サイズであるTKLキーボードだけでなく、今までなかった60%キーボードも登場し、さらにワイヤレスにも対応。Fortniteのように激しくマウスを振る民にはありがた過ぎる新製品となりました。

これだけでなく神アップデートにより、ラピッドトリガーと同じ機能が実装されました。

ラピッドトリガーを搭載した全く異なる新製品が販売するのではなく、アップデートで対応してもらえるのはありがた過ぎます。2023年9月時点では、細かい設定は出来ないようですが、ラピッドトリガー自体の使用感はWooting 60HEそのもの。今後もアップデートにより細かい調整が可能になるなどが期待できます。

Wooting 60HE同様のラピッドトリガーを搭載し、さらにワイヤレス。購入しにくいWootingを買う理由は、今やカスタマイズ性の高さぐらいになったと言えるかもしれません。あえてケースやキーキャップなどの交換をしたい人にはいいかもしれません。

Apex Proの神アプデは旧版にも適用

Apex Proのアップデートはなんと旧版にも適用されるSteelSeriesの神対応ぶり。旧版のApex Pro TKLでもラピッドトリガーが利用でき、ソフトウェアSteelSeries GGで簡単に設定できます。

”SteelSeriesの公式より。

Fortniteで普段はWooting 60HEを使用していますが、久しぶりにアップデート後のApex Pro TKLを使ってみると違和感はほとんどありませんでした。私の場合はどうしても60%キーボードがいいので、今後もWooting 60HEを中心に使用するでしょうが、Miniサイズの登場により今だったっらApex Proで十分でしょう。

SteelSeriesはあらゆるゲーミングデバイスを製造し世界的に販売しているだけあって、Wootingより大規模な会社と言えます。今後、技術開発がさらに進み、アップデートによりApex Proがさらに進化する可能性も大きいのではと予想しています。

ズバリ60%キーボードならこれ一択

2023年9月時点で、フルサイズに比べて60%サイズのゲーミングキーボードを1つ選ぶとしたら、Apex Pro Mini Wireless一択です。疑いの余地なく最高峰です。

アクチュエーションポイントは最短0.1 mm、ラピッドトリガーに対応、しかもワイヤレスで取り回しも良く、バッテリーは30〜40時間持ちます。

旧版と比較してもキーキャップが改善されデザイン面でも申し分ないでしょう。Wootingと違いAmazonで購入可能なので手に入りやすい上に、日本語配列も用意されているため使う人を選びません。FPS・TPSをやる万人向けのキーボードです。

”SteelSeriesの公式より。

TKL(80%)キーボードならこれ

Apex Proシリーズは、フルサイズ、TKLサイズ、60%サイズと3種類ある点でも万人向けでしょう。

ただ、もしTKL(80%)キーボードで有線でもいい人であれば、REALFORCE GX1は選択肢として考えておくべきです。事実上の現行最強キーボードで間違いないでしょう。

”REALFORCE公式より。

Apex Proと機能面で最も大きな違いは、キーごとにラピッドトリガーを細かく設定できる点です。

今のところラピッドトリガーは、WootingもApex Proも、キーごとにオン/オフは切り替えられますが、キーごとにラピッドトリガーの距離を調整することはできません。一方でREALFORCE GX1は、キーごとに調整できる点で上回っていると言えます。アクチュエーションポイントも0.1mmに設定できるため、最強キーボードではないでしょうか。

有線という点では、Apex Proの方が良いという人もいるでしょうが、キーボードはブンブン振り回すマウスと違って、キーボードは机上に置いて使うもの。激しく動かくマウスと違い有線でもワイヤレスでもどちらでも良いとも言えます。有線なら充電する手間を省け、ワイヤレスなら取り回しが楽。どちらにもメリットはあるかと思います。


個人的には持っているWooting 60HEは変わらず使っていきますが、今から購入する必要性は低くなっているのが否めない状況です。ここ数年でのゲーミングキーボードの進化の速さには驚きます。あるメーカーが進歩させると、他のメーカーもすかさずそれに続く。これが繰り返されている以上、未来永劫、絶対的な立場となるキーボードは存在しないのかもしれません。

アクチュエーションポイントの進化やラピッドトリガーの登場、この次にどんな性能を持ったゲーミングキーボードが誕生するのか楽しみです。

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