65%サイズのラピッドトリガー対応キーボードの一覧。2023年12月時点のまとめ。

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ゲーミングキーボードで何かとニーズの高い65%キーボード。60%でもちょっとだけ大きくTKL(80%)サイズよりさらに小さいサイズ感です。フルサイズに対して60%のサイズは、次のようなサイズです。

”ARCHISITE公式サイトの画像を一部改変させてもらっています。

FPS・TPSのゲームで、特にマウスを動かしまくるローセンシにとって、マウスを動かせる範囲が確保できるため重宝されています。ゲーマーでなくてもコンパクトなキーボードはデスクを広く使えたり、ミニマルなデスク周りを作れたりと需要は高いサイズ感です。

少し大きい65%サイズは、一般的にこの60%キーボードの右端に一列追加されたものを指すことが多いです。有名どころを挙げると次のようなDucky One 2が65%サイズ。ちなみにラピッドトリガーは非対応。

”ふもっふのおみせ公式サイトより。

60%だとDeleteキーが無かったり、矢印キーが無かったりするものが多く、扱いにくさを感じるゲーマーも多いようです。この60%に一列だけ追加されただけで、Deleteキーも矢印キーも配置され操作性がだいぶ変わるため、65%を求める人は多いのではないでしょうか。

今回は、この65%サイズに絞ってラピッドトリガーに対応したゲーミングキーボードをまとめてみました。ちなみに、2023年12月時点の内容ですので悪しからず。

目次

ラピッドトリガー対応65%キーボード一覧

DrunkDeer G65

DrunkDeer G65は、2023年12月時点で16,500円のUS配列(英語配列)となっています。

”DrunkDeer公式サイトより。

DrunkDeer G65は、現状では最も低価格なラピッドトリガー対応キーボード。かといって性能が低いわけではなく、2023年9月のベータ版のアップデートにより、アクチュエーションポイントは最短0.2mm、ラピッドトリガーは最短0.1mmの設定が可能です。

一方でキーボードの質感に関しては、ABS樹脂プラスチックのケースとあって高価なキーボードに見慣れた人であれば、どうしてもチープ感は否めないかもしれません。ただ、アルミニウムケースなどが別途発売されているため、今後広く販売されればカスタマイズにより質感のグレードアップさせることが可能。実際に使ってみて性能面を試した後に、別途アルミニウムケースを購入しカスタマイズするのもあり。ちなみにベアボーンキットや75%サイズのDrunkDeer A75もあります。

ELECOM VK600A

ELECOM VK600Aは、2023年12月時点で22,980円のJIS配列(日本語配列)となっています。

”ELECOM公式サイトより。

ELECOM VK600Aもコスパに定評があるラピッドトリガー対応キーボード。なんと言っても安心安定の国内メーカー。万が一初期不良にあたった場合、海外メーカーの交換対応などは何かと手間が掛かるケースが多いですが、こちらは2年間の保証つきです。さらに、国内メーカーとあって製品の流通量が多く売り切れで買えないことは考えにくいでしょう。

見た目は真っ黒か真っ白のいずれかで、いわゆる“ゲーミング”キーボードといった感じ。ケースもプラスチック。とはいえ、性能面はトップオブトップ、アクチュエーションポイント・ラピッドトリガーともに最短0.1mmに設定が可能です。日本語配列の65%キーボードで最もコスパの良い代物。

VXE ATK68

VXE ATK68は、2023年12月時点で18,800円のUS配列(英語配列)となっています。

”Rabbit公式サイトより。

VXE ATK68も現時点で2万円切りのハイコストパフォーマンス。いわゆるトンボマウスのDragonfly F1を販売する中国メーカーから発売されたラピッドトリガー対応キーボード。トリガーポイントを0.1mm~4.0mmで40段階調整が可能。

オール金属ケースとはいかないまでも、側面のカバーはアルミニウムで覆われ前者2つのキーボードよりも質感は良さそうです。さらにホットスワップにも対応しており、自由なカスタマイズができる点も面白いキーボード。一方でトリガーポイントの調整やRGB、キーリマップなどができるソフトウェアがどれだけ使い勝手が良いのか不透明。

Arbiter Studio Polar 65

Arbiter Studio Polar 65、2023年12月時点で27,980円のUS配列(英語配列)となっています。

”Arbiter Studio公式サイトより。

Arbiter Studio Polar 65は、前の3つのキーボードより1万円近く高い分、ケースはCNC加工されたアルミニウムで重量990gとずっしりとしています。Fuji磁気スイッチを搭載しアクチュエーションポイントは0.1mm~3.8mmで調整可能。ソフトウェアなしでキーのショートカットを駆使して変更できる特徴もあります。

KOPプロファイルと呼ばれる肉厚なキーキャップやシリコンパッドを挟む構造などもあり、打鍵感・打鍵感はかなり定評があります。次の国内の代理店であるふもっふのおみせのX(Twitter)の紹介で打鍵音を確認できます。ラピッドトリガーが常にオンの状態である点や、やや高級品である点などを考慮する必要があります。

Darmoshark KT68

Darmoshark KT68は、2023年12月時点で通常モデルが22,800円のUS配列(英語配列)となっています。

”Darmoshark公式サイトより。

Darmoshark KT68は通常モデルとCNCモデル(31,800円)があり両方ともアルミ素材。ただしアルミケースの加工方法が異なるとのこと。通常モデルもアルミニウムケースであることに違いはなく、キーキャップの配色も味気なさは感じません。

ラピッドトリガーは0.1~3.6mmで調整可能と明記されていますが、私の調べる限りアクチュエーションポイントの明確な表記がない点が気になります。また、Darmosharkの製品はハイスペックでありながら価格が抑えらている一方で、流通量が少ない印象があります。在庫があるか要注意。

Higround Performance Base 65

Higround Performance Base 65は、2023年12月時点で28,980円のUS配列(英語配列)となっています。

“Higround公式サイトより。

Higround Performance Base 65は、上から見ると無刻印のようなデザインが特徴的なラピッドトリガー対応キーボード。PBTのキーキャップ側面に印字があるためキー入力で迷うことはありません。アクチュエーションポイントは最短0.1mmに設定でき、ソフトウェアなしでショートカットキーを駆使して調整できます。

内部の構造として、回路基盤であるPCBとアルミニウムプレートの間には弾力性のあるEVAフォームが挟まれ、打鍵感にこだわったゲーミングキーボード。さらにケース下の部分には、衝撃を吸収するデュアルシリコンダンパーフォームを搭載していることも、独特な打鍵音に一役買っています。次のふもっふのおみせのX(Twitter)で確認することができますが、僅かながら他の最高峰のゲーミングキーボードと比べ遅延の面で不安視する意見がある点は注意です。


この他にもゲーミングデバイスのメーカーから、65%サイズのラピッドトリガー対応のキーボードが取り扱われる情報はあります。例えば、Ninjutsoの開発中と思われる次の投稿。

“ふもっふのおみせ公X(Twitter)より

さらに、LAMZUからも。

”LAMZU公式X(Twitter)より。

各メーカーの開発合戦にはゲーマーには嬉しい限りですが、お金がいくらあっても足りません。。

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