比較的安価に手に入るKeychron K2を2021年に購入して以来、Keychronの打鍵感に魅了されたアラフォーです。
FortniteではもっぱらWooting 60HEを使用していますが、ゲーム以外ではKeychron Q3を使用し続けています。Keychron Q3を購入当時、国内からは個人輸入するか手段はなく、四苦八苦した記憶が残っています。こちらに書き残しています→『心地よい打鍵感を求めKeychron Q3を購入しました。』
Keychron Q3が自宅に届くまでいろいろありましたが、使ってみると手放す理由などあるはずもなく、ずっと愛用しています。
実際使い続けていると、打鍵感とかサイズ感とか自分の好みがさらに分かってきて、欲を言えばきりがないですが大好きなキーボードです。Q3は2023年10月時点でも以下のようなECサイトでは購入が難しく、国内からは依然として公式サイトからの購入が良さそうです。
そして、とにかく驚いたのがこのKeychronがゲーミングキーボードを発売するらしいのです。やばいです、過去最大級の物欲が発生。欲しいものの大本命となっております。
Keychron Q1 HEとは
どうやら磁気スイッチが搭載されることにより、アクチュエーションポイントを調整でき、ラピッドトリガーにも対応するとのことです。今まで通り見た目の美しさや心地良い打鍵感をそのままに、ゲームをやる上での機能面も充実するなら最高な代物になりそうです。
以前はKeychronが好きすぎて、持っているKeychron Q3やKeychron K2でFortniteをやっていました。ただゲームとなると、やはりWooting 60HEに比べて機能面は劣っているのを実感します。Keychronだとなかなかビクロイできない。
Wooting 60HEのほとんどのキーをアクチュエーションポイントを0.15mmに、ラピッドトリガーも0.15mmに設定しています。Keychronは赤軸で約2mm。雲泥の差です。
そこで、普段の作業ではKeychron Q3、FortniteではWooting 60HEと使い分けていました。もしかしたらKeychron Q1 HE1台で事が済むと思うとよだれが出そうです。
Keychron Q1 HEに関して、公式サイトから発表されている10項目は下記です。
- QMK/VIA対応
- 2.4GHzとBluetooth接続可能
- ダブルガスケット設計
- ホットスワップ対応
- CNCアルミニウムボディ
- Bluetoothで最大3台に接続
- WindowsとMacに対応
- OSAプロファイルPBTキーキャップ
- 磁気スイッチ
- アクチュエーションポイント調整可能
QMK/VIA対応のため、キーマッピングやマクロなどのカスタマイズが可能のようです。
接続に関しては、有線/無線に対応。ゲームをやる場合は遅延の少なさを考え2.4GHz接続になるでしょうが、ポーリングレートは1,000 Hzとのことです。他のデバイスをBluetoothで複数接続できるのは、作業面でも使い勝手を良くしてくれそうです。
何より磁気スイッチが採用されたことが、ゲームにおける性能面にどう変化をもたらすか、気が気ではいられません。
まずは、ラピッドトリガーが搭載されます。きました。しかも公式サイトによると最短0.1mmの設定が可能になるような言いぶりです。
恐らくWootingやApex Pro、REALFORCE GX1といった名立たるゲーミングキーボードのラピッドトリガーと同等の性能だと思われます。
続いて、アクチュエーションポイントについては、「調整可能」という文言はあるものの、具体的な数値は2023年10月中旬には記載されていない様子。
仮に発売前のテスト段階で、最短0.1mmの設定ができているのであれば、公式サイトに堂々と公表されるはずです。公表していないのであれば、恐らく、0.1mmのような浅い設定にはできないではないかと予想しています。この予想をいい意味で裏切ってほしい。
最後に磁気スイッチに関して、1つのキーに2つのアクション割り当てられるとのこと。他のキーボードにも見られる、キーを押す深さによって使い分けられる機能です。
少し気なる磁気スイッチへの変更
これまで私が使ってきているKeychron Q3には、Gateron G Proスイッチの赤軸が搭載されています。少しわかりにくいですが、次の動画でスイッチによる打鍵音の違いを確認できます。
この赤軸が磁気スイッチに変わるわけです。気になるのは、これによって何とも気持ちよかった打鍵感が損なわれるのではないかと少し気になるのです。
もともと、15,400円とそこまで値段の張らない、75%サイズのKeychron K2を最初に購入。いざ使ってみると、価格と見合わないほど打鍵感が良くて惚れ込んだことがKeychronを愛用するきっかけでした。
スイッチの変更が打鍵感に影響するのではないかと心配です。どうか打鍵感が悪い方へ変わらないことを祈っております。
ただしダブルガスケット設計に、CNCアルミニウムボディという点は変わらないため、不要な心配なのかもしれません。
少し気なるキー配列
多くの一般的なキーボードは、最上段にあるファンクションキーのF12キー右端と、その下のBackspaceキー右端が揃っています。
近年は、メーカー独自のキー配置が増えたことで、ファンクションキーが本来の位置からずれているキーボードが珍しくありません。私はこれがどうしても気になるのです。
F5キーでブラウザの更新をしたり、単語を変換するときにF6キーやF7キーで、ひらがな変換やカタカナ変換をしたり、ファンクションキーは何かと使っています。
このファンクションキーの位置が、子供の頃から慣れ親しんだ一般的なキーボードと異なっていると、指が迷うのです。タイプミスが増え小さなストレスになる。
これに気づいたのは75%サイズのKeychron K2を使い続けていた頃。独特なキー配置など慣れれば問題ないと侮っていたものの、結局慣れることなくKeychron Q3に買い替えました。
Keychron Q1 HEは、Backspaceキーの上にDeleteキーがあることで、ファンクションキーのキーの間隔が一般的なキー配列ではありません。さらに右下の矢印キーがあることで、最下段のキー配列やキーの大きさも気になります。私に限っては苛立つ原因になるかもしれません。
少し気なる入手方法
Keychron Q1 HEは、クラウドファンディングサイトKickstarterで先行発売されるようです。発送は12月から開始し、2024年1月までに完了予定とのこと。
今後、正式に発売され、仮に購入先が公式サイトのみとなると、個人輸入扱いになる可能性があります。そうなると少し手間がかかるのではと懸念しています。
以前、国内から購入できなかったKeychron Q3を公式サイトから購入した際は、商品到着まで約3週間かかりました。Amazonのように注文から数日で到着とはいかないでしょう。
さらに、国際宅配サービスのDHLによる配送でしたが、ここ沖縄には追加の配送料を請求されました。注文後、英語のメールで案内が届き、英語で返信する必要もありました。
これだけでなく、注文して約2週間後に身分証の送信も求められ送ることにもなりました。これも英語でのやりとり。
DeepLに突っ込めば何とかなりますが、英語の苦手な私には荷が重すぎました。
どうせならKeychronの全ての製品が、日本国内でも手に入りやすいようになってほしいものです。
Keychronの外観や打鍵感にゲーム性能が加われば、作業とゲームで2台を使い分ける必要がなくなりそうです。まだ不確かなアクチュエーションポイントの設定など詳細が明らかになればKeychron Q1 HEの購入を考えようと企んでおります。