またしてもヘッドホンを買っちゃいました。
Fortniteで使うお気に入りのヘッドホンになかなか出会えず探し求める日々。これまでのヘッドホン使用歴は下記。
→Razer BlackShark V2に回帰。
確か近所の家電屋さんで数千円で購入しであろうaudio-technicaからヘッドホンを探す旅がスタート。
「ゲーミング」という言葉に惹かれるがままに、初のゲーミングヘッドセットRazer BlackShark V2を購入しその性能に感激。
その後、より高価であれば音も良くなると信じてデザインも最高なGRADO SR225xを購入。長時間使用で耳が痛くなることが判明しRazer BlackShark V2に逆戻り。
Razer BlackShark V2はFortnite用としては申し分ないです。が、日頃目に付くヘッドホンのデザインにどうしても満足できず、再びヘッドホンを探す旅に出たのでした。
購入したいヘッドホンの条件
決して多くはない購入遍歴で得た経験と失敗から好みの条件を整理することに。下記の6つの条件に合うヘッドホンを探すことにしました。
開放型(オープンエアー型)
日頃の生活音を耳にしたかったり、キーボードの打鍵音が心地よかったりするので、開放型に限定することにしました。
GRADO SR225xを購入したきっかけも開放型ヘッドホンが欲しかったからです。
長時間使用できる着け心地
私の場合、開放型ヘッドホンのGRADO SR225xを長時間ゲームで使うと耳が痛くなった経験から、着け心地が良いことも条件に入れました。
ただ着け心地に至っては、店頭に出向き試聴しなければ判別は不可能。今回は着け心地に関する口コミが悪いヘッドホンを却下する程度にしました。
重さは300g以下
着け心地など気にしなくていいだろうと割り切っていたところで、耳が痛くなるGRADOに遭遇。ゲームで長時間使用する点では、着け心地には気を使うべきできと勉強になりました。
長時間使用で不快になる要素の1つになる重さも条件に入れておくことに。基準となったのは以前購入した、262gのRazer BlackShark V2。これより遥かに重いものも却下することにしました。
有線
ワイヤレスヘッドホンもありますが、価格の割に遅延と音質という面で有線には敵わない現状と理解しています。
今後の大幅な技術革新が起こらない限り有線一択かなと。
価格は3万円以下
GRADO SR225xの当時の購入価格は33,880円、初の3万円越えのヘッドホンでした。今回はこれ以上は貧乏性ゆえに出せません。。
他にも買いたいものはいっぱい、でも所持金はちょっと。贅沢はできない30半ばのおじさんなのです。
デザイン性
ゲーミングと名のつく大半のヘッドセットのデザインは、どうしてもデザイン性の主張が強く感じてしまいます。やけに光沢感があったり派手な色や形だったり。
今の私の嗜好は趣のある工芸品のようなヘッドホン。GRADOのデザインはかなり好みです。
購入候補のヘッドホン
これら6つの条件をもとに候補を挙げることに。調べてみるとやはり開放型という点でかなり候補は絞られました。
結果的に購入することになったのはbeyerdynamic (ベイヤーダイナミック) のDT990PRO。ここに行き着くまでに以下の3種類が購入候補に挙がりました。
候補1、audio-technica ATH-R70x
有名どころのメーカーで条件に合致したがこちら。ただ、価格面が条件を満たしておらず、2023年6月時点のAmazonで35,000円となっていました。
さらに頭に乗せる部分が独特な形で、着け心地という面で大丈夫かと気になります。
候補2、Sennheiser HD 560S
こちらも有名どころのメーカー。VGP2023で金賞を受賞、価格も2023年6月時点で27,200円と申し分なさそう。
ただ、口コミの中に側圧がやや強いという意見がちらほら。こればっかりは着けてみないと分かりません。
候補3、AKGの4製品
開放型ヘッドホンといえばAKG(アーカーゲー)。
K712PRO、K612PRO、K702、K701の4つの製品がいずれもデザインが印象的で目に留まりました。
どれもデザイン的に好みでしたが、口コミの中でとにかく多かったのは、断線。サウンドハウスや価格.comなどのサイトで必ず見かけます。
仮に断線があった場合でも修理や交換ができるAKGの製品もあるようですが、手間はかかることに違いはありません。音に関する評判はいいものの、耐久性という面で少し心配です。
以上の3種類の製品は結局購入を却下。
- audio-technica ATH-R70x→予算オーバー
- Sennheiser HD 560S→側圧が心配
- AKGの4製品→断線が心配
そこで、beyerdynamic DT990PROにたどり着きました。
最終的にbeyerdynamic DT990PROを購入
自分の求める条件に照らし合わせると以下のような感じ。
- 開放型→○
- 長時間使用できる着け心地→?
- 重さは300g以下→250g
- 有線→○
- 価格は3万円以下→購入価格は19,800円
- デザイン性→○
着け心地に関しては、着けてみないとわかりません。ただ、Fortniteでは有名なストリーマーのNinjaさんが使用していることで有名なヘッドホンということもあり、長時間ゲームしても問題ないだろうといいように推測しました。
強いて言うなら、ネットの画像で見るヘッドホンのデザインがそこまで魅力的でなかったことぐらい。実際手に取ってみると、変に派手でもなくシンプル、頭に置く部分のデザインがレザー調で何かいい感じでした。
主な仕様
型式 | ダイナミック、オープン型 |
周波数特性 | 5~35,000Hz |
感度 | 96dB |
インピーダンス | 250Ω |
歪み率 | 0.2%以下 |
プラグ | 3.5mm(ミニ)、6.3mm(標準)アダプター付属 |
質量 | 250g(ケーブル、コネクターを含まず) |
付属品 | キャリングポーチ、6.3mmステレオ標準変換アダプター |
ケーブル | 3m片出しケーブル |
購入したモデルはBLACK EDITION。通常版は、イヤーパッドの部分の色がグレーになっています。
開封すると、特にビニールに包装されておらず、ヘッドホンが厚手の紙の箱が挟むように入っていました。
イヤーパッドとヘッドバンドが交換できるようです。その説明書は英語表記になっていました。
Fortniteで長時間使用してみた感想
購入前の1つの不安点
購入前に1つ不安な点がありました。
インピーダンスが250Ωと高く、音量が小さいのではという点です。
インピーダンスの単位はΩなので電流の流れにくさである抵抗値です。
ハイインピーダンスのヘッドホンは、十分な音量を確保するために、場合によってはオーディオインターフェイスやヘッドホンアンプが必要とされます。スマホなどの出力が弱い機器だけだと大音量がでないこともあります。
私の場合は、Ag03があるので大丈夫だろうと割り切って購入しましたが、全く問題なく大音量で聴くことができました。
ちなみに、持っているスマホ(Redmi Note 9S)にDT990PROをさしてYoutubeを聴いたところ、こちらも全然大きい音で聴こえました。ただの心配しすぎだったようです。
一般に、インピーダンスが高いノイズが少なるメリットがあるとのことです。
ストレスフリーな着け心地
あくまで個人的な感想ですが、着け心地はノンストレスでした。長時間Fortniteやってもどこか痛みが出るとかはなかったです。
イヤーパッドはベロア素材で柔らかく肌に優しい印象。ここが沖縄ということもあり、どうしても高温多湿な日に長時間連続して使っていると熱が少しこもる感じはありました。
以前購入した製品と比較すると、GRADO SR225xより着け心地は遥かに良い。Razer BlackShark V2の方が極わずかにソフトな着け心地のように感じます。
着け心地に関しては頭の形状や大きさによって変わるので、やはり高いヘッドホンを買うときは試聴すべきです。
良音
Fortniteをやる上で問題があろうはずがありません。
音の広がり、音の遠近感、定位、音質、何をとってもゲームには十分すぎます。なんら文句はございません。
開放型であるがゆえに…
これはDT990PROに限ったことではなく、開放型ヘッドホン全般に言えることですが、外が異常に騒がしい場合は開放型ヘッドホンの価値が下がってしまいます。
現在、自宅アパートから目と鼻の先に新築マンションが建設中。けたたましい爆音が断続的に耳に入ってきています。あと1年は工事が続く模様。早く終わりたまえ。
地味に良かったのがコードが長いので取り回しが楽。置く場所とかの制約がない。
今後、使っていくうちに良い面も悪い面も見えてくると思いますが、しばらくはこのDT990PROでFortniteを楽しむことにします。