2021年3月からガラケーからスマホに乗り換えました。
かつては電話だけの用途であればガラケーで十分であろうと割り切っていました。
スマホを買う意味を見出せずにいましたが昨年ついにスマホにする決心を。
スマホデビューはXiaomiのRedmi Note9S。
使用して1年以上経過したので感想をまとめておくことで、次のスマホの買い替えに役立てられればと思い書き残します。
1年使ってみて
スマホに変えて少しだけ生活が変わったと言えます。
ただこの変化は、Redmi Note9Sを使ったことよりもスマホに変えたことが要因です。
1つ目の生活の変化は、買い物の支払い方法。
QRコード決済が可能に。
d払い、楽天ペイ、PayPay、メルペイを試して使ってみて、現在はドコモユーザーであるためd払いを使うことが多くなっています。
店によってはd払いに対応していないこともあって他の決済方法を利用することもありますが、現金を利用する機会はほぼ無くなりました。現金は月1回の理容室ぐらい。
あとはポイント還元率が高くなるなどキャンペーンがある場合はd払い以外を使うことがあります。
2つ目の生活の変化は、隙間時間の使い方。
移動中などのわずかな時間は、自然とネットニュースやSNS、メールをチェックすることが多くなりました。
よく使うのがGoogleアプリ、Gmail、Line。
たまに使うのがTwitter、YouTube、Voicy。
ついつい使ってしまうのがTikTok。30半ばになるおじさんがだらだらと1、2時間平気で見続ける事態。
時間を溶かすTikTokは思考停止癖がつきそうで距離を置こうと思っています。
Androidスマホの場合、ホーム画面を右にスワイプするとGoogleアプリがすぐに見れるため、ついついパーソナライズされたニュースや情報ばかりに目にしてしまいます。
ちょっと暇があるとすぐにスマホの電源をつけて右にスワイプ。
惰性的な行動になりつつあり、得た情報からさらなる惰性的な行動を招くこともあります。
余計なものを欲しくなって調べたり、微々たるポイントが得られるキャンペーンを利用したくなったり、やらなくてもいいことで時間が溶けていきます。
自分自身のやりたいことは、パソコンでやった方が効率がいいので、スマホでは仕事のメールチェック程度でいいのかと考えています。
3つ目の変化は、会社の連絡手段。
これまで社内のやり取りは電話とメールを使っていましたが主にLINEに変更。
他の同僚全員がLINEを使って仕事のちょっとしたやり取りをしていたのに自分のみ蚊帳の外。
仕事で急な共有事項が生まれた時に、上司はLINEで私以外に共有し、さらに私のためだけにメールを送るという心苦しい状況が続いていました。
社内のメールを使えばいいものの、緊急の場合はLINEの方が手っ取り早いため数年前からLINEを使うことが定着。
コロナの影響で急な日程変更などの連絡が多くなり、上司に二度手間を取らせていることが申し訳なく感じたことが、スマホにする最後の一押しになりました。
集団生活で連絡手段や使用するデバイスの足並みが揃っていると、何かと生活しやすいんだなと。
4つ目の生活の変化は、メモの使い方。
メモとして主にGoogle Keepを使うことで仕事中ポケットに入れている小さなメモ帳を使うことがほぼなくなりました。
今まで使用していた紙のメモ帳は手書きの方がメモを取りやすい時のみになり、仕事や生活でのToDoリストはGoogle Keepを活用中。
メモとることは、買うべき生活必需品、数か月後に季節が変わったらすべきこと、時期が未定のやりたいこと、気になったネット記事など。
ラベル分けや色分け、画像の添付で整理でき短期的にも長期的にも使い勝手がいいです。
メモの使い方で大きな変化は、スマホの写真で残せることもあります。
画像として記録するのが手っ取り早い場合は写真を撮るだけでいい。
Redmi Note9Sの不満点
ここまでは、手軽に決済やメモができ時と場所を選ばず情報収集やメッセージ交換が可能になった、というRedmi Note9Sに限った話でないことを述べてしまいました。
ここからは極力Redmi Note9Sに限定した内容にしたいと思います。まず不満点。
対応していないアプリがある
沖縄で生きる万人が利用するサンエー。楽天Edy付きサンエーカードの利用が定番です。
そのため、サンエーに限らず買い物では楽天Edyカードで決済する機会がほとんどでした。
スマホを買ったことでカードではなく楽天Edyのアプリを使おうとダウンロードしたところ、使えない事態が発生。
お使いの端末は対応機種ではないとのメッセージを受けただけですが、私の心は傷つきました。
対応機種でないと告げられるとき、自分自身が顧客として相手にされていないような疎外感を感じるのは私だけでしょうか。
恐らく他にも対応していないアプリが存在し、今後、対応機種ではないお告げを下されると思うと切なくなります。
行政サービスを利用できないことがある
マイナポイント第2弾にスマホで申し込もうと試みるも、対応機種一覧にRedmi Note9Sの名前はなし。
マイナポイントのアプリはダウンロードすらできず。
対応機種でないと拒まれました。
残念ながら、こういった行政サービスは今後も利用できない可能性が出てきました。
3大キャリアで販売されているスマホが、行政サービスの対応機種となることがほとんどなのでしょう。
初めてのスマホはネットで購入しましたが、2台目以降はRedmi Note9Sのような海外メーカーを購入する時は慎重に判断したいです。勉強になりました。
ちなみにマイナポイント第2弾は別の方法で申請して7500×2=15000円相当のポイントは無事ゲットできました。
※スマホがマイナポイントの対応機種でない場合の申請方法
パソコンから申請を行いました。
ただしICカードライタなるものが必要だったため購入。1200円の出費です。
「マイキーID作成・登録準備ソフト」の設定と「マイナポータルAP」をChrome拡張機能に追加してマイナポイントを申請できました。
受け取るポイントが0円分よりも、15000円–1200円=13800円分得られるので、今後一生使わないであろうICカードライタの出費は仕方ないかなと。
Redmi Note9Sの不具合
購入して1年も経っていないある日、久しぶりに電話を使う機会があったものの相手の声が聞こえない事態が発生。
以前は問題なく使えていたのに。。
なぜかスピーカーにすると相手の声が聞こえるため、電話の際はスピーカーに設定し相手の声が周りに聞こえる状態で使用中。
急な電話で周囲に人いる場合は、スピーカーの音量を最小にして使用しますが、明らかに周囲に聞こえるので赤っ恥をかくことになっています。
当然どうにかしようと改善策を探ってみました。
相手の声が聞こえない不具合を改善するためにやったこと
まずは、ネットで同様の不具合を調べて手あたり次第やってみました。
- 不要なファイルとキャッシュの削除
- my楽天モバイルアプリを削除して再起動
- デュアルSIMをシングルに変え再起動
改善しませんでした。
当時は楽天モバイルが0円で利用できていたこともあり、ドコモと楽天のデュアルSIMでした。
これをSIMをドコモだけにしても事態は良くならず。
そこでXiaomiのサービスセンター(0120-300-521)に連絡してみることに。
状況を説明しいくつか聞き取りがあって、Rakuten Linkで通話する場合に同様の症状が見られるとのこと。
ただ、私の場合はRakuten Linkでの通話時だけでなく、通常の電話アプリでも相手の声が聞こえません。
勧められた方法は、Rakuten Linkのアンインストールと再起動でしたが改善せず。
初期化を提案されましたが、のちの再設定が面倒なのでやっていません。
また、Xiaomiは購入から1年未満であれば無料で修理に出せるとのことで、1年経過していなかったため提案されました。
しかし、代替機は用意されないとのことで修理には回しませんでした。
個人情報の塊であるスマホを修理に回すのには何か抵抗があり、いつ直るか分からないままスマホなしの生活を送るのに不安だったこともあります。
ドコモで機種を購入した場合、電話番号の同じ代替機を無料で貸してもらえるので、ネットで購入した際の不便さを実感。
Redmi Note9Sのおかしな挙動
タップしていないアプリが起動して勝手に画面が進むことがありました。
LINEが開き友達登録してあったお店に問い合わせていたことや、電話アプリから登録してあった人の電話番号が表示されたことなど。
今後、自動的に誰かに電話したり意図していないものを購入したり、トラブルが起こらないか少し不安です。
誤作動のような現象は頻繁には起こらないため放置している現状。
Redmi Note9Sのサイズ感
大きいスマホに慣れている人は何とも思わないでしょうが、最初Redmi Note9Sを手にした時はそのでかさに思わず笑ってしまいました。
初めてのスマホとはいえ、スマホの形をしたiPod touchは事前に持っていました。
昔は音楽を聞いたりネットとアプリを使ったり日常で使用。
使い慣れてたiPod touchとRedmi Note9Sのサイズ感はまったく違い、当初は人前でRedmi Note9Sを出すのがかなり恥ずかしかったのを覚えています。
大きさや重さなどの概要は次にまとめます。
購入したRedmi Note9Sの概要
Redmi Note9Sのスペックは至る所で知ることができるため概要のみ。
- 購入価格 23,360円
- 幅 76.68mm
- 高さ 165.75mm
- 厚み 8.8mm
- 重量 209g
- 画面サイズ 6.67インチ
- バッテリー容量 5020mAh
- ROM 64GB
- CPU Snapdragon 720G
- 背面カメラ メイン4800万画素
- 前面カメラ 1600万画素
付属品は充電器、USB Type-C ケーブル、保護ケース、SIMピン、ユーザーガイド、保証書。既に保護フィルムも貼られていました。
背面のリングはセリアで110円で買ったものです。
今後スマホに求めること
利用するアプリとサービスに対応するスマホ
生活しているとどうして電話を使わざるを得ない場面があり、当初は電話だけ使えれば携帯電話にこだわりはありませんでした。
自分自身、引きこもりがちでパソコンを触れることが多くスマホがなくても生きていける人間。
ただ、スマホを購入してみると生活が変わりより便利さを求めています。
今後スマホを買い替える場合、先ほど書いた不満点を解消できればと。
1つが、生活で使うアプリやサービスに対応しているスマホであることです。
おそらく国内3大キャリアが販売するスマホが無難なのかと考えています。
カメラ性能~体験価値が価格を上回るスマホ~
購入した当初はコスパが良いスマホを自分なりに調べて、結果としてRedmi Note9Sの購入に至りました。コスパというか「とにかく安く」みたいな選び方でした。
まともにコスパを判断できないドケチ体質。少しずつ変わってきているとは思いますが。
スマホの価格も気になってしまいます。
2022年9月時点でAmazonでRedmi Note9Sの価格を調べると33,000円ほどに。
いろんな経済状況の変化があってか、購入した2021年3月と比べると1万円ほどの値上がり。
今現在、日常を撮りたいと思っていてカメラ性能を重視したスマホを携帯したいです。
スマホのカメラであれば、とっさに取り出せ気軽に撮れる。ただ価格を抑えたい。。
ものの値段を気にせずに購入する、経済的な自由を欲しっていると改めて感じています。
買ったものから得られる体験が、価格以上の価値であるかが購入の判断基準になると思います。
ご機嫌になるガジェット
さらに、スマホは日ごろ携帯し手にすることが多いため、コンパクトで持っていて自分のご機嫌が良くなる持ち物であることを望んでいます。
機能性だけはなくて、サイズ感とデザインも少しはこだわってスマホ選びをしてみたいです。
身につけるだけで気分が上がり日常が楽しくなるガジェットを追い求めたいです。
最後に2022年9月の現時点で気になっているスマホを書き残しておこうと思います。
気になっているスマホ
Google Pixel 6a
- 価格 53,900円(128GB)
- 幅 71.8mm
- 高さ 152.2mm
- 厚み 8.9mm
- 重量 179g
iPhone 14
- 購入価格 119,800円(128GB)
- 幅 71.5mm
- 高さ 146.7mm
- 厚み 7.8mm
- 重量 172g
Xperia 5 III (SO-53B)
- 価格 113,256円(128GB)
- 幅 68mm
- 高さ 157mm
- 厚み 8.2mm
- 重量 168g