Razer BlackShark V2は2023年でも使えるヘッドセット

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今から2年以上前に購入したゲーミングヘッドセットRazer BlackShark V2を未だに使っています。他のヘッドホンにも手を出しましたが結局これが生き残っています。

主な仕様や購入経緯、個人的な使用感をまとめておきます。

BlackShark V2とWooting 60HE
目次

主な仕様

まずはヘッドホンの技術仕様です。

重さ262g
ケーブル長1.8m
接続方式有線(3.5mmアナログ)
USB
周波数特性12Hz~28KHz
ドライバーTriForceチタン50mm
インピーダンス32Ω
イヤーカップ内径65×40mm

262gと軽量な部類に入るのではないかと。接続はイヤホンプラグは一般的な3.5mmとUSBサウンドカードでUSB接続ができます。Windows、Mac、PlayStation、Switch、モバイルデバイスでも使えます。

インピーダンスが32Ωとそれほど高くないので、PCなどに直挿しでも十分な音量が確保できます。また、ヘッドの部分に音量調整のノブがついています。

音量調整はPC側で十分なのでノブはあまり変えていません。

イヤーカップは耳を完全に覆う密閉型です。

続いてマイクの技術仕様です。

指向性単一指向性
周波数特性100Hz〜10KHz
入力感度-42dB V/Pa
S/N 比60dB
ミュート機能

他のよりスペックの高いマイクを使う人にとっては、マイクは取り外しが可能なため便利です。私の場合もaudio technicaのAT2020があるので基本は取り外しています。

普段は使わないマイク。

購入した経緯

中年がゲームの世界へ

YouTubeのゲーム実況でFortniteにどハマり。最初は見るだけだったゲームですが、自分自身でやると決意したが32,3歳あたりだったと記憶しています。

高額なゲーミングPCを購入するよりも、まず手頃なマウスやキーボードといったパソコン周辺機器を買うことにしました。

当時、ヘッドホンは何でも良いかと思い近所のエディオンで買ってきた1,000円ほどのものを使っていました。やってみると、ゲーム配信者のようには上手くできずビクロイもほど遠い現実。

負けるたびに、その原因を自分のゲームの腕でなく、周辺機器のせいではないかと安易に疑い始めたのでした。プロや配信者が使用している周辺機器を使っていないから負けるのだと。

そこで、PCの周辺機器の1つであるヘッドホンを、いわゆる「ゲーミング」ヘッドセットに買い替えることを決断。ゲーミングヘッドセットで強くなれると信じて探してみることに。

手頃なヘッドセット探し

2020年8月当時、ゲームにお金をかけることにかなり躊躇していました。30過ぎのおっさんが今更ゲームで勝つためにいくばくかのお金を投下するなんて…と後ろめたさがあったのです。今となっては随分と散財しています。

ゲームには勝ちたいがあまりお金をかけたくない貧乏性おじさんは、10,000円を大幅にきるRazer Krakenに目星をつけました。YouTubeで配信者が使っていたり、ゲーマーのデバイス共有サイトのGeartics(ギアテックス)で最も使用されていたり、これを使っておけば間違いなし感をかもし出していたからです。Razer Krakenの価格は、当時Amazonで8,980円、2023年現在は6,980円になってました。

結局「最新」に飛びつくことに

他にもLogicoolのG PRO XSteelSeriesのゲーミングヘッドセットもかなり悩みました。がRazerのサイトを調べていくと、何やらRazerから数日後の2020年8月18日に新製品のBlackShark V2が出るとのこと。調べてみることに。

ゲームのガジェットを紹介している有名YouTuber数名が、既にBlackShark V2を紹介していました。どうやら、メーカーから宣伝目的で発売前にBlackShark V2を提供され、製品の解説をしているようでした。

YouTuber達がBlackShark V2をベタ褒めしていることや、どうせ買うなら最新のものがいいというのもあり、購入することに決めたのでした。

布コードなのも個人的には好きです。

2年以上使ったBlackShark V2の利点

私の場合、BlackShark V2に関しては、ゲーミングらしいデザインと密閉型である点を除けば不満は特にありません。2年以上使うことになった理由は、下記の利点があったからだと思っています。

はっきりとした音

FPSやTPSで重要な定位感。どこからどんな音が聞こえるか、これがはっきりと聞こえるようになりました。少なくとも以前使っていた1,000円のヘッドホンよりは。

Fortniteをやっていると足音で敵の位置を予測する場面は多々あります。左右の位置だけでなく音の大小で遠近も分かり、低い足音であれば階下に、高い音であれば階上にいることも分かります。

足音の判別は格段に良くなったと言えます。サウンドエフェクトを視覚化をオンにしてはいますが、目だけでとらえられない敵の位置を音が示してくれるようになりました。

違った見方をすると、音楽鑑賞でBlackShark V2を使う場合は、曲の原音通りに聴こえるわけではないので、原音を忠実に再現するモニターヘッドホンとは異なっています。

サウンドカードはUSB接続で使用できます。
Razer特有の緑色。

マイク性能が悪くない

超高性能というわけではないですが十分使えます。さすがにそれ相応のマイク単体をAG03などのオーディオインターフェースを経由して使用した方が音質は良いですが。

別途マイクを準備して、マイク位置や音量の調整する手間も最小限に抑えられる点でヘッドセットは楽です。生まれて初めてのヘッドセットでしたが申し分ない性能でした。

着け心地が良い

着け心地に関して、個人的にはかなり良い。

自分の頭の形状や大きさに合っているのかもしれません。ちなみに、メジャーでおでこを通るように自分の頭の周りを測ったら約56cmでした。何の参考にもなりませんが。。

後にこのヘッドホンより高額なヘッドホンを購入することになりましたが、着け心地はBlackShark V2が良すぎて話になりませんでした。他のヘッドホンでは、頭や耳を強く押されるような側圧を感じることもありましたが、それもありません。仕事の無い休日、1日中ゲームで長時間着けていても耳などに痛みはでていません。

日頃、眼鏡をかけながらゲームをしますがそれも問題なし。

これは、イヤーパッドの素材が何とも耳に優しくかなりソフトであることが一役買っているようです。かといって、2年以上使っていても型崩れしておらず耐久性に関しても問題ありません。蒸し暑くもなる沖縄での生活ですが、嫌な蒸れを感じることもなく、メーカーがうたっているように通気性も良い。

この着け心地の良さがBlackShark V2を使い続けた最大の理由です。


のちに、デザイン性を求めて他のヘッドホンを購入することになりましたので、別でまとめたいと思います。Fortniteで少しでも有利に戦いたい反面、「ゲーミング」的なデザインが好まなくなったことと、開放型を求めたことが要因です。

これをきっかけにヘッドホンを調べてみると数十万円もする代物があるよう。一度は手にしたいですが、破産寸前までばかすか買い物し続ける勇気もなく、物で溢れかえる部屋にも魅力を感じません。

物を買う目的を明確にする意味で、ブログでまとめてから購入していこうかとも思った機会になりました。

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