ラピッドトリガー対応の現行最強キーボードREALFORCE GX1がセール対象に!

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毎年11月第4週の金曜日の前後にブラックフライデーがスタート。東プレのキーボードブランドREALFORCEの製品もセールにかかるようです。

2023年12月1日までの期間、カラーキーキャップが全種類15%オフ、REALFORCEキーボード が全機種10%オフ。当然ゲーマーにとって見逃せないREALFORCE GX1も対象です。

目次

REALFORCE GX1とは

REALFORCE GX1は、2023年11月下旬の時点で間違いなくゲーミングキーボードの最高峰と言えます。FPSやTPSなどで連打やストッピングで有利に働くラピッドトリガーに対応。さらにキー入力を検知する深さを調整できる可変アクチュエーションポイントに対応しています。主な仕様は下記です。

インターフェイスUSB
サイズ143.1mm×365mm×38.2mm
重量1.3Kg
キーキャップ素材ABS
キーストローク4.0mm
キー印刷2色成形
かな印字かな無し
キー構造ステップスカルプチャー
NキーロールオーバーフルNキーロールオーバー
スイッチ東プレスイッチ
静電容量無接点方式
スイッチ寿命1億回以上
ケーブル長1.6m
”公式サイトより。

REALFORCEといえば、静電容量無接点方式のスイッチ構造です。タイピングではいわゆるスコスコ感の独特な打鍵感を味わうことができます。静電容量無接点方式を採用する有名どころのキーボードとしてはHHKB(Professional)が挙げられ、そのミニマルな外観と使い勝手の良さもあって熱狂的なユーザーも多いです。キーを押し一定レベルに近づけば回路が接続されて、入力を感知する仕組みのため、物理的な接点が無く耐久性が高いのも特徴。

特に、タイピング作業を伴う仕事現場での使用が想定され、軽さ、静かさ、二重入力を防ぐ正確さ、壊れにくさ、といったキー入力に特化したキーボードと言われています。長時間のタイピングでも疲労感を感じさせないように、キー荷重の種類も選べるようになっており、REALFORCE GX1も以下のキー荷重を選べます。

  • 45g
  • 30g

一般に45gでも軽い部類ですが、30gともなると指を軽く落としただけで、キーが沈むような感覚になるでしょう。ゲーミングキーボードでキー荷重が選べるものは、ほとんど見たことがないのでGX1の特徴と言えます。

また、キーストロークは多くのゲーミングキーボードと同様に4mmとなっていますが、これも変更できます。別売りで2,000円前後かかりますが、GX1 キースペーサーセットを使えばキーストロークをより短い2mmや3mmに変えることができます。これも珍しい。キーストロークが2mmはロープロファイルの薄型キーボードのようにかなりキーの戻りが速く感じ、ゲームでの操作感も大きく変わるでしょう。

”公式サイトより。

現状、最強キーボードである性能

REALFORCE GX1が現時点で最強たる理由は、まずラピッドトリガーの調整機能です。

ラピッドトリガーは、キーを下に押し込んだ後に、キーが上に戻り入力が無効になるまでの距離を調整できる機能です。

この機能に対応するゲーミングキーボードは今や少なくありません。→『ラピッドトリガーのゲーミングキーボードをまとめました』ただし、多くのラピッドトリガー対応のキーボードは、キーごとにその距離の調整ができません。全てのキーに対して距離を変更することはできても、1つ1つのキーを調整できない。例えば、Wキーは0.1mm、Sキーは0.5mm、などのようにできないキーボードが多い現状。個別のキーのみラピッドトリガーを無効にはできたり、常にラピッドトリガーが有効で無効にできなかったり、細かい制約があるのです。

この細かい調整もできるのがGX1です。ラピッドトリガー対応のゲーミングキーボードの中でも最強と言えるでしょう。ちなみに、このラピッドトリガーの細かい微調整が可能な製品は、Razer Huntsman V3 ProがGX1登場後しばらくしてから発売されています。→『ついにRazerからHuntsman V3 Pro登場。Wooting 60HEに並ぶ性能。

”公式サイトより。

次に挙げられる点は、やはり可変アクチュエーションポイントです。

アクチュエーションポイントは、キーを何mm押し込んだら反応するかを表しています。

GX1は、0.1mm〜3.0mmで0.1mm刻みの30段階で調整でき、最も浅く設定する場合は0.1mm押しただけでも反応することになります。感覚的には、キーに触れただけで反応してしまうような感じ。個人的にもこの浅いアクチュエーションポイントは、Fortniteをやっていて感動が大きかった機能。銀軸のアクチュエーションポイント1.2mmのDuckyから、0.1mm(当時0.4mm)のApex Proに買い替えたときは衝撃でした。

また、0.1mm刻みの30段階で調整できる点は、他の可変アクチュエーションポイント対応のキーボードにあまり見られません。0.4mm刻みであるとか制限があり、ゲームプレイでキーの細かい調整を求める人には痒い所に手が届くありがたい性能。なんの制約もなしに自由に微調整できます。

GX1だけじゃない。REALFORCEは作業用キーボードがお勧め。

GX1はゲーマー特化の代物ですが、REALFORCEと言えばタイピングなどを伴う作業用として重宝されています。今回のブラックフライデーでは、キーボード全製品が10%オフのため作業用キーボードで静電容量無接点方式デビューをしてもいいかと思いました。これを機会にスコスコ感を味わいながら作業するのも良さそうです。

代表的な静電容量無接点方式を採用したREALFORCEのキーボードは、REALFORCE R3。作業用であれば、次の画像のようなテンキーもあるフルサイズが圧倒的にお勧めです。作業用途にもよりますが。

”公式サイトより。

REALFORCEの打鍵感を体感できることはもちろん、ワイヤレス接続も可能になっており、Bluetoothで最大5台の機器と接続可能です。個人的にめちゃくちゃ好きな点は、単3乾電池で使える点です。HHKBも同様に乾電池ですね。

乾電池は、充電式のリチウムイオン充電池と違いバッテリー持続時間が少なくなる心配がありません。乾電池を取り換えればいいだけです。

スマホやタブレットなどではバッテリーの持ちが悪くなると買い替える必要があります。リチウムイオン電池は充電することで繰り返し使えますが、バッテリーの劣化は避けられず、使っていくうちに充電する頻度は増え使い勝手が悪くなってしまいます。乾電池はどこかチープさを感じてしまいますが、案外秀逸だったりします。

また、REALFORCE R3は、GX1ほど細かい設定は出来ませんが、アクチュエーションポイントの調整も可能で、キーオン位置を0.8mm、1.5mm、2.2mm、3mmの4 段階で調節できます。0.1mmのような浅さはタイピングの際には、誤入力になることが間違いないのでこの4段階で十分でしょう。


REALFORCEには、キーボードだけでなく数は多くないですがキーキャップの別カラーも用意されていることは初めて知りました。キーキャップは15%オフとのことなので、これを機にキーボードの模様替えをしても面白そうです。

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