ついにRICOH GR III HDFが抽選販売される模様。今さら買おうかなぁ…

当ページのリンクには広告が含まれています。

今カメラ持っていればなぁ…最近、撮りたい瞬間に出くわしてもスマホしか持っていないことがよくあります。だいぶ前に発売されたXiaomiのRedmi Note 9Sを使っていることもあって、きれいな写真と言えども物足りなさを感じます。やはりカメラで撮りたい。

また、待っている一眼ミラーレスカメラはFUJIFILMのX-S10。FUJIFILMのXシリーズはAPS-Cセンサーだけあって、コンパクトなサイズ感です。とはいえ小さいレンズをつけたとしても500g程度にはなります。さすがに常に携帯するわけにもいかず、ポケットに入るレベルではありません。

APS-Cはフルサイズより小さいセンサーではありますが、さすがに写りは今のスマホ以上に解像度が高かったり色の表現がきれいだったりします。この前も日没ごろにX-S10を持って散歩してきました。

日没後の沖縄の海沿い。X-S10で撮影。

これを書いている時点では、スマホでもAPS-Cセンサーとまではいかなくとも、スマホの中では比較的大きい1インチセンサーを搭載したXiaomi 14 Ultraなども登場しています。Leicaと共同開発されたカメラだけあって、かつてないほど一眼ミラーレスに肉薄している感じがします。今後スマホにさらに大きいセンサーが搭載し、一眼ミラーレスカメラと変わらない写りがくるのかもしれません。

ただ、現状ではAPS-Cサイズのセンサーを搭載したスマホは存在せず、このサイズのセンサーを積みながら、ポケットに入るほどコンパクトなカメラは、RICOHのGR一択ではないかと思います。

目次

RICOH GRの魅力

個人的にGRに魅力を感じている点は、APS-Cセンサーでありながら限りなくコンパクトなサイズである点です。

GR IIIであれば、総重量が257gで109.4×61.9×33.2 mmのサイズ感。先ほど挙げた超ハイエンドスマホXiaomi 14 Ultraは、約220gで約75.3×161.4×9.2 mm。厚みは大きくスマホに分がありますが、それ以外のサイズ感は大差がないようです。

GR IIIの価格は12万円ほどに対して、Xiaomi 14 Ultraの発売価格は約20万円。写真を撮ることに重きを置くなら、より高い性能でありながらサイズ的に大差がなく、価格的にも買いやすいGRの方が良さそうに思えています。

”RICOH公式サイトより。

GR IIIは、有効画素数が2424万画素、ISO100~102400、F2.8、焦点距離が28mmです。電源入れてから約0.8秒ですぐに起動し、すぐに解像感の高い描写が実現します。

普段は仕事をしていることもあって、写真を撮るまとまった時間が取れません。休日こそカメラを持ち出しますが、週1しか休みがなく14連勤とかざらにある職場です。写真にそこまで時間をさけないため、通勤途中などでちょっとした光景を瞬間的に撮りたい。常に携帯しておき、突発的に訪れた撮影チャンスに瞬時に対応するには、GRが最適な写真機ではないかと思っています。

RICOH GRの販売状況

2023年であればGR IIIもGR IIIxも12万円ほどで購入できと記憶しています。流通量が十分にあって中古でも販売されているのを見かけました。

これが2024年に入ると一変。中古のGRはネット上でほぼ見なくなり、新品の価格が急騰。20万円近い価格で推移しています。RICOHはGRの受注を一時停止することに至ります。計画を大幅に上回る注文があったとのこと。

”RICOH公式サイトより。

こんなことになるなら、さっさと買っとけば良かったとずっと後悔していました。探してもAPS-Cセンサーでこのコンパクトさは他にはないので。

受注が一時停止される中、2024年4月にGR III HDFGR IIIx HDFが発売。HDF(Highlight Diffusion Filter)は、光を強調したより柔らかい表現ができるようです。フィルム写真や映画のような情緒的な写真表現が可能になるとのこと。

正直なところ、普段FUJIFILMを使っていることもあり、こういった表現はX-S10で体感できると思い購入しませんでした。FUJIFILMの得意なところなのかなと。通常のGR IIIで十分に感じていました。むしろ通常版が欲しい。

このGR III HDFGR IIIx HDFも発売直後に注文が殺到。すぐに抽選販売という形に切り替わりました。5月あたりに抽選が行われたようです。

そこから待てど暮らせどGRを適正価格で販売されているのを見かけません。明らかに吊り上げられた価格で販売され、公式は依然として生産が停止されています。

よくよく調べると、このHDFバージョンは、HDFモードのオンオフをワンタッチで素早く選択でき、オフにすれば従来のシャープな描写も出来るとのこと。つまり通常版GRとして使うことも可能。

であれば、通常版GRよりやや価格は上がりますが、GR III HDFの抽選販売が行われれば飛びついてもいいと思えるようになってきました。

”RICOH公式サイトより。

そんな中、2024年7月4日にGRのXで抽選販売を行う情報を目にしました。

”GR Xより。

リコーイメージングストアでの抽選販売の受付期間は下記とのことです。

  • GR III HDF
    • →2024年7月5日(金)午後6時 ~7月8日(月)正午
  • GR IIIx HDF
    • →2024年7月12日(金)午後6時~7月15日(月・祝)正午

リコーイメージングストアでの表記価格は、GR III HDFが146,600円、GR IIIx HDFが152,600円となっています。楽天などのECサイトよりわずかに高い価格設定のようです。

このチャンスを逃せば次いつになるか分かりません。今のところ申し込む予定ではありますが、抽選なので誰しも購入できるわけではなく、あまり期待はできません。先着でもないようなので慌てる必要は無さそう。とりあえずRICOHのアカウントだけ作りました。

GRの気になる点

最終的には、次の3点を加味した上で購入に踏み切りたいと思います。

1点目は、ファインダーがないことです。

余計な機能がそぎ落とされたGRは、ファインダーもありません。最近になって写真の面白みを理解し始めて、ファインダーからのぞいた景色を見る楽しさを知りました。撮るスピード感は高まるでしょうが、1つ1つの撮影にじっくり時間をかけることはなくなるでしょう。

2点目は、バッテリー持ちが悪い点です。

GR IIIの撮影枚数は200枚。今使っているX-S10は325枚とやや多いですが、それでもあっという間に電池を消耗する印象があります。外に持ち出す時は、必ずモバイルバッテリーを持参しています。これより少ないとなると、使い勝手が悪いと言わざるを得ません。コンパクトであることの代償なんでしょう。

使っているモバイルバッテリーCIO SMARTCOBY TRIO

3点目は、新製品GR Ⅳがいつ出るかという点。

GR III HDFを買った直後に新製品GR Ⅳが出た場合、何かなぁ…と思っちゃいます。こればかりはいつ発売されるか分かりません。この先何年も出ないのであればさっさと買って正解ですし、買わずに新製品を待ち続け、GRに触れない日々が続くのも撮影機会を失っている気がします。


いよいよGRの抽選販売が始まります。リコーイメージングストアだけで販売されるのか、あるいは他のECサイトからも販売されるのでしょうか。楽天のRICOHストアには次の販売予定日が掲載されていて、抽選販売日とほぼ同じ時期になっています。状況がつかめていないこともありますが、GR販売状況を注視したいです。

  • URLをコピーしました!
目次