レオパレスの部屋に他社の光回線をひけなかった話

当ページのリンクには広告が含まれています。

30半ばのおじさんがFortniteをやり始め、大した稼ぎもないのにゲーム環境を整えるために散財する日々を送っています。ゲーミングPC、キーボード、マウス、マウスパッド、モニター、ヘッドセットと一通り買い揃えて分かったことは、安定した回線速度を確保しないと楽しめない、ということ。

回線が不安定な時間帯は、敵はワープし建築はまともに立たず、気がついたら負けているのが日常茶飯事。

いくらデバイスを揃えたとしても、回線が弱ければゲームはできないと確信したのです。

目次

住んでいたレオパレスのネット速度

ゲームを始めた当時、住んでいたのはレオパレスの1ルーム。

現在はレオパレスの物件には住んでいませんが、10年以上住み続け、約2年間はレオパレスでFortniteをやり続けていました。下記が時間帯による回線速度です。

レオパレスの部屋で最も遅くなる時間帯である夕方以降の計測結果です。
レオパレスの部屋で最も速くなる時間帯である午前中の計測結果です。

レオパレスの全ての物件が上記のような速度とは限らず、あくまで私の住んでいた物件の回線速度。

夕方以降はFortniteをまともにできなかったので、諦めてほぼやりませんでした。Ping値も100近くになりカクつき、楽しむはずのゲームでストレスがたまっていく一方。

レオパレスのネット環境では快適にFortniteができず、悩みに悩んだ末にレオパレスの部屋に他社の光回線をひくことを決断。光回線の導入に向けて動き出すことにしました。

レオパレス側に工事の許可どり

まず、レオパレス側に連絡して、他社の光回線をひくことができるか問い合わせました。

すると、条件付きで光回線の工事を申し込んで良いとの回答をもらいました。条件は下記の2点。

  • 建物に傷・穴等を開けるビス止めなどの工事はダメ。
  • 建物の美観を損ね、他の入居者の迷惑をかける工事はダメ。

この2点を守るようであればレオパレス以外の光回線をひいても良いとのこと。この先は入居者自身で契約手続きを進めるように言われました。

そこで、調べてみるとエアコンのダクト穴を利用することで、壁へのビス止めなしで回線を部屋に引き込めるとのことで、上記2点を頭に置いたうえで申し込むことに。

光回線の業者を選ぶことに

光回線の契約先として下記のような有名どころの候補がありました。

スマホをドコモで契約していることや、電電公社から歴史が長いため回線が安定しているのではないかと勝手に妄想しドコモ光に決定

ドコモ光の場合、プロバイダを複数の中から選べます。ドコモnet、plala、GMO、@nifty、BIGLOBEなど、いろいろとありましたが、ビッグローブ(BIGLOBE)にしました。

選んだ理由としては、IPv6接続(IPoE方式)に対応しているため回線がスムーズと謳っていたためです。ただし、IPv6に対応しているプロバイダは他にもあり、むしろ対応していないプロバイダの方が少ない。結局のところ、BIGLOBEを選んだ深い理由は特になく、個人的にBIGLOBEという名前を耳にしたことがあったから。

回線業者やプロバイダを選んでいる当時は、とにかく高速通信かつ低Pingを祈るばかりで不安でいっぱいでした。「契約しても回線が遅かったら…」と心配でたまりませんでしたが、のちに別の賃貸アパートで光回線にして結果的に光回線にして本当に良かったと実感しています。

今となっては、光回線を契約しようか悩んでいる時間がもったいなかったかなと。月額5,000円ほどでネットのストレスが軽減したので、すぐにでも光回線をひいとけば良かったです。ネット速度で困っているネットヘビーユーザーは、迷わず光回線をひくことをお勧めします。

光回線を契約を進めることに

ドコモ光への申し込みはネットから行いました。

電話でのやり取りのあとに「契約申込書」や「開通の案内」が送られてくる流れで、ドコモショップなどの店舗に出向くことはありませんでした。

最終的に、レオパレスの部屋に光回線をひくことができなくなるのですが、結論が出るのに申し込みから約半年かかることになりました。光回線の工事ができないと分かったときは「今までの時間を返してほしい」と心からへこみました。絶望。

ネットで申し込んだ後は、ドコモ光サービスセンターなる所との電話でやりとりが始まりました。

電話では、戸建て契約かマンション契約か、住所などの個人情報の確認などがありました。その中で戸惑ったことは、図面調査(事前調査)が必要かどうか聞かれたことでした。

図面調査(事前調査)が工事日を遅らせることに

申し込みの際に「図面調査(事前調査)が必要ですか」と聞かれるも、そんな言葉は生まれて初めて聞きどぎまぎ。事前に配線ルートの確認などのため現地調査をして、どんな工事をするか図面に表し、不動産管理会社に示すものらしいのです。

図面調査(事前調査)を希望しなければ、工事日を予約するだけなので、より早く光回線の開通が見込めます。こちらとしては、すぐにでも工事をやって光回線をひいてほしい。というわけで図面調査(事前調査)なしで真っ先に申し込むことに

工事日を予約しようとすると、最短で約2ヶ月後にしか工事できないことが判明。

私が申し込んだ時期は、コロナの自粛期間が強まっていた時期。在宅ワークのために光回線工事を申し込む人が増えたことが主な要因でした。また、引っ越しシーズン中だったこともあり工事日の予約がすぐにとれない状況でもありました。

期待に胸を膨らませながら待つこと約2ヶ月。工事日の前日、ドコモから委託された業者から電話がきました。

業者の方から、工事の前日に下見に行ったところ、やはり図面調査(事前調査)が必要なため、ドコモを通して図面調査(事前調査)を申し込むようにと言われたのです。つまり工事はできないと。

約2ヶ月間待った時間はいったい何だったのか…苛立ちながらも、再度ドコモに連絡し図面調査(事前調査)を依頼。

すると、この図面調査(事前調査)するにも予約が必要で、最短でもさらに約3ヶ月後だと。

この時点で、ネットから申し込みドコモからの連絡を待つ期間があったりと、すでに申し込みから約3ヶ月が経過していました。つまり申し込みから図面調査の日までに6ヶ月が経過することに。。

光回線の導入をお考えの方は、時間の経過は覚悟しておくべきです。特に引っ越しシーズンは、すぐに開通できるわけではなく工事日は大幅に遅れます。

図面調査(事前調査)を実施

さらに約3ヶ月が経過、いざ図面調査(事前調査)へ。ちなみに、前日に実施する旨の確認の電話とメールがくる流れになっています。

業者の方が確認したのは、LANケーブルが出ているコンセントカバーを外し、何やらドライバーでコンセントの中身を外して奥の状況を確認していました。

そこでまず言われたことは「配管が通っていない」と。光回線を通す配管が無い、ということなのでしょう。別の方法を確かめ始めました。

さらに、電柱の位置が玄関から離れていて、アパートの外壁へのビス止めなしでは不可能とのこと。

最後に、エアコンのダクトを通す手段は、エアコンのある壁側の外が、崖で専用車両を停められず作業が不可能とのこと。

結論、光回線の工事は不可能。詰みました。6ヶ月待ちに待ったあげく開通できず。

まとめ【賃貸アパートに独自の光回線をひけず】

レオパレスの部屋に独自の光回線がひけなかった経験から、自分なりに勉強になったことをまとめておこうと思います。引っ越す場合の備忘録として残しておきます。

まず、光回線の工事前の注意点。

  • 引っ越しシーズンは光回線の工事は遅れる。
  • 契約はゆっくりしか進まないので、焦らず気長に待つ。
  • 賃貸アパートでは図面調査(事前調査)は必須と考えておく。

失敗したこととして、契約が進まないことにかなりイラだっていたことです。なかなか工事へ進まないことにストレスを勝手に感じていました。

これは私のスケジュール感では、1~2か月程度で結論がでると想定していたので、思いのほか待ち時間が長すぎると感じたことが原因です。光回線の契約は時間がかかると割り切っておくことが、精神を健康的に保つことができます。

続いて、光回線の工事ができない可能性をまとめておきます。

  • 建物内に配管が通っていないと配線できない可能性大。
  • エアコン側に専用車両が入れないとエアコンダクトからの配線はできない。
  • 配管もなく、外壁にビス止め許可がないと実質不可能。
  • 玄関と電柱との位置が離れすぎていると配線できない可能性大。

図面調査(事前調査)に来た業者の方は、レオパレスの物件でも他社の光回線工事を請け負ったケースはあったとのこと。

配管などの建物の構造上の問題、あるいは電柱からの配線ルートの問題をクリアできればレオパレスでも光回線の工事はできるようです。一概にレオパレスは光回線工事は不可能ではなく、結局、図面調査(事前調査)をしてから判明する、といった感じです。


独自の光回線はひけなかったことから、他の賃貸アパートに引っ越すことにしました。

引っ越し先の賃貸アパートでは無事に光回線の工事は完了。こちら「賃貸アパートに戸建契約で光回線を引いた話【引っ越しの注意点】」で紹介しています。

  • URLをコピーしました!
目次