9年前に発売されたFUJIFILMの神レンズを今更購入しました。

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2022年に、今さら2012年2月に発売されたXF35mmF1.4 Rを購入しました。

カメラにはそこまでお金をかけないつもりが、またしても散財してしまいました。

目次

レンズの主な仕様と購入価格

購入価格は65,160円でした。主な仕様は下記。

レンズタイプ単焦点
フォーカスAF
レンズ構成6群8枚
絞り羽根7枚
焦点距離35mm
f値f1.4
最短撮影距離0.28m
画角44.2 度
最大径×長さ65×50.4mm
重量187g

いつもの漆黒の箱が到着、いざ開封。

海外メーカーより丁寧に梱包されている印象です。
定番の黒い箱。
同封物です。
レンズフード1つにも袋に入っていました。
奥にの右がレンズフード、左はフードカバー。
かなりコンパクトな印象。
とりあえず目の前にあるKeychron Q3を撮ってみることに。

また、人生で最初に購入したレンズVILTROX AF 23mm F1.4と外観を比較すると下記のような感じ。

左がVILTROX AF 23mm F1.4、右がXF35mmF1.4 R。
レンズフードをつけた状態の比較。

VILTROX AF 23mm F1.4もそれほど大きくないですが、XF35mmF1.4 Rはさらに小さく軽いです。

購入した経緯

カメラの購入を機にレンズを探していると、YouTubeなどで神レンズなる存在を知ることになりました。カメラ初心者の身としては「神」と呼ばれる言葉に惹かれ、どれほど優秀なレンズなのか期待が膨らむばかり。

神レンズを知った当初は購入を見合わせていました。カメラを購入した目的があくまで綺麗に物撮りするためだったので、お金はそこまでかけないつもりでした。広角レンズで手ごろなVILTROX AF 23mm F1.4が1つあれば十分かなと。

ただ、日が経つにつれ「神」という言葉とFUJIFILM純正レンズへの憧れが日に日に強くなっていきます。物欲に追い打ちをかけたのが、2022年11月からFUJIFILMの製品の値上げ

のちに欲しくなって買うことになるなら安いうちに、と値上げに背中を押され購入するに至りました。

購入して良かった点

当初は物撮りのために購入したカメラ。綺麗な写真を撮りたい欲求が高まり、XF35mmF1.4 RをX-S10につけて出不精の自分が外にでて沖縄の風景を撮ってみました。

写真はのちほど掲載していきますが、撮ってみて良かった点を挙げていきます。この手のレビューは、腐るほどネット上にありますが、生まれて初めて外で撮影したど素人の感想として参考になるかと思います。

コンパクト

サイズ感が良い。

物撮りをきっかけに生まれた外に出て写真を撮りたい衝動。ただ、小心者の私は街中でいかついカメラを取り出して、至る所にカメラを向けるのに躊躇してしまうのです。

ゴツいカメラを手に持っていると人目が気になるので、できるだけコンパクトで街中で持っていても違和感をもたれたくありません。街に溶け込みたいのです。

不自然さを少なくするためにも、XF35mmF1.4 Rは小型・軽量で小心者にうってつけなのです。

散歩しながら気軽に写真を撮りたい方にはお勧めです。

何となく写真が綺麗

最初に購入したVILTROX AF 23mm F1.4も、写真が初心者であっても十分綺麗な写真が撮れます。素人にはどちらのレンズで撮ったかは判別できませんが、XF35mmF1.4 Rで撮った写真を参考までに載せておきます。

F値とかシャッタースピードとかISO感度とか、よく分からないまま気ままに撮影。とりあえず沖縄の海を撮ってみることに。撮影した時は日が出たり曇ったりの天気でした。

初めて外に出て撮ったにしては、個人的に大満足でした。

X-S10にXF35mmF1.4 Rをつけてお散歩。構図やら露出やら現時点でよく分かりませんが、個人的にはなかなかの出来栄え。どうやら素人であっても、詳しい方が勧めるレンズとカメラであればそこそこの画が撮れるようです。

結局のところ、レンズの良し悪しでなく写真の撮り方次第でいい写真が撮れるのかなと。

レンズをあれこれ買い漁らずに、撮り方を試行錯誤しながら撮る機会を増やすことで上達できそうです。そもそもガジェットの物撮り目的で購入したカメラ。あまり難しく考えずに気ままに撮ろうと思っています。

沖縄の正体不明の植物。
調べてみると、どうやらタコノキ科のアダンの実らしいです。
捨てられるであろう怪しい椅子。

事前に分かっていた悪い点の検証

XF35mmF1.4 Rの良い点以外にも、購入前に悪い点を指摘する声を耳にしていました。ネットであがっていた点を検証してみました。

オートフォーカス性能

やはりカメラが迷う時があります。白い物を写すときにフォーカスが合わないことがありました。

ただ、外に持ち出して使う時は、今の所困ることはありません。カメラそのものの性能も関係しているのかもしれません。オートフォーカスに定評のあるSonyのカメラを一度は触って違いをみたいものです。

オートフォーカスの駆動音

最初にをX-S10に装着した際に、駆動音が思っていた以上はっきりと聞こえることに驚きました。やはり、カメラで音を拾いながら動画を撮るには駆動音がはっきり入いるため向いていないようです。ピントが調整されるたびに駆動が入るので。

写真を撮ることのみであれば駆動音は関係ないですし、音を拾う必要がない動画撮影であれば問題ないです。

単焦点レンズの入れ替えが面倒

今回のレンズに限った話ではないです。物撮りメインで買ったカメラですが、思わず神レンズを買ってしまったことで、レンズの入れ替え作業が増えてしまいました。

物撮りのときは距離をとる必要があり広角レンズの方が撮りやすい。外では神レンズを使いたい。その度に交換することがやや面倒に感じるズボラ人間。

広角から標準を撮れるズームレンズがあればもっと便利になるなぁと、またもや物欲が湧いてくるのでした。


購入した神レンズXF35mmF1.4 Rは、人が目で見る画角と同じくらいと言われています。APS-Cを35mm換算に直すと約53mm。

そのため広角レンズと比較して写す画がより自然に見えました。レンズ1つ違うと写真も変わること実感。世に販売されているFujifilmの数あるレンズにも興味が出始めました。

特に今回は、単焦点レンズのボケ感を優先するか、ズームレンズの利便性を優先するか、考えるきっかけになりました。今までは単焦点にこだわっていましたが、ズームレンズ一本あった方が便利かなと。

何よりも、普段は引きこもりがちですが、綺麗な写真を撮るという目的が生まれたことで、外出する機会ができました。散歩しながら写真を撮ってみると、いつもと違う気分を味わえメンタル的にも健全のようです。今後も気軽に撮りに外にでてみます。

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