今さらMeta Quest 3を買っちゃった。購入した経緯と開封。

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今となってはだいぶ熱は冷めつつありますが、Apple Vison Proがアメリカで発売直後、今後空間コンピューティングなるものが生活を変えるのではといっとき話題になりました。国内で発売は未定なため、一部のお金に余裕があって熱心な方が、わざわざ渡米して買っている様子を指を咥えて見ていました。

Vison Pro本体だけで50万円以上払う経済的な余裕も、デバイスを買うためだけにアメリカに向かう行動力もない私は、VR/MRゴーグルに心をときめかせ物欲が高まる一方でした。どうにかして似た体験が出来ないか調べてみると、Vison ProとMeta Questを比較するレビュアーを見かけました。両方とも体験した方のYouTubeを見ると、Vison Proのような高解像度はないものの、Meta Quest 3で似た体験ができるという意見も目にします。ポジショントークの方もいるとは思いますが。

いつものようにMeta Quest 3を買うか買わないか悶々と時間が過ぎ去っていたことから、悩んでいるならいっそのこと買ってしまえと。結局また買っちゃいました。

目次

Meta Quest 3で何をしたいか。

寝転んで作業をしたい。以前にも書きましたがこれがVR/MRゴーグルを買う理由です。


VR/MRゴーグルがあれば寝転んで仰向けの状態でも、ゴーグルをつけることで目の前に複数の画面を表示させて、バーチャル空間で自分の作業に没頭できるのではと期待しました。

会社にいる時間を除けば1日中ずっとPCモニター前に座りっぱなしの生活。姿勢は年々悪くなり自分で引くほどのストレートネックになっています。座り続けることによる疲労感を軽減させ、姿勢を改善するには寝転んで仰向けの状態で作業すればいいのでは、と閃いたのでした。仰向けになってタイピングするために、わざわざ分割キーボード7sProも購入し既に組み立て済みです。寝転んで仰向けの状態で、腰あたりの両サイドに分割キーボードを左右に分けて置くことで、キーボード操作も可能になると想定。これで座り続けることによる疲れを感じず、寝転んで無限に作業ができる。はず。

Meta Quest 3を開封

今更感がすごいですが1つ1つ開封していきます。

片手で持てるぐらいコンパクトな箱で到着。両サイドの紙を剥がしていきます。

Meta Quest 3の128GBモデルを74,800円で購入しました。512GBモデルもあり、2024年5月時点で公式サイトの販売価格は96,400円。

想定している用途はPC作業をMeta Quest 3でやるため。容量の大きいゲームをダウンロードするわけでも、動画を保存するわけでもないので128GBで十分かと。内側の箱のビジュアルは何かいい感じでずっと見てられます。

蓋を開けると本体とコントローラー。箱の蓋の裏面にはQRコードと装着方法が印字してありました。

左コントローラーにはX/Y/メニューボタンとスティック、右コントローラーにはA/B/Metaボタンとスティック、各コントローラーの前面にはトリガー、側面にはグリップボタンがあります。手首に固定するストラップ付きで、単3電池が既に入っており絶縁シートを剥がしてから使用します。

普段ゲームはキーマウでFortniteをやることが多く、コントローラーは子供の頃にやったプレステ2以来。スティックはプレステ2のスティックを小さくした感じで懐かしさを感じます。アラフォーになって数万円もはたいて遊び道具のようなものを買う日がくるとは。ちょっとわくわくします。

続いて本体。初見としてはそこまで大きくない感じがしました。

本体下側には、音量調整ダイヤル、レンズ間隔ダイヤル、ワイヤレス充電パッドがあります。

最初は紙でストラップが収納されていました。内側の側面にあるボタンで、自分の目とゴーグル内のレンズとの距離を4段階に調整できます。

後頭部と頭の上部を布製ストラップで固定して装着することになります。

レンズにはご丁寧にシートが貼られています。

本体の左側には電源ボタンとUSB-TypeC接続、反対側にはオーディオジャック、環境光センサーがあります。

本体以外では充電器とType-Cケーブルが付属します。18Wなので頻繁に充電するようであれば、他の充電器を使った方が良さそうです。

普段充電しながら置く場所からするとType-Cケーブルが短いので、別の長い充電ケーブルを使う必要がありそう。

内容物は取扱説明書を含め以上です。

Meta Quest3の初期設定

とりあえず第一にゴーグル本体を充電。その後の初期設定は、スマホとゴーグル本体、PCの3つを行ったり来たりしながら進める結果になりました。

まず、スマホにアプリのインストールが必要らしいので、この時点で星1.7と評価がやたらと低い「Meta Quest」をスマホにダウンロードしました。1つ戸惑ったことは、Facebookアカウントを持っておらずアカウントの作成を迷うことになりました。Facebookは本名で登録する必要があったため、気が引けてずっと避けて生きてきたもののこれを機に登録しないとならないかと。ただ、登録方法は下記の3種類ありました。

  • メールアドレスを使用して登録
  • Facebookアカウント連携による登録
  • Instagramアカウント連携による登録

なのでメールアドレスでMetaアカウントを作りました。あとはスマホ画面に従ってアプリの設定を進めます。

アカウントの作成以外で戸惑うことはほとんどなく、途中で確認事項が出てきますが基本的に推奨設定で登録していきました。

すぐにゴーグル本体とのペアリングが必要になるため、ゴーグル本体の電源ボタンを2秒長押しして電源を入れます。

いよいよゴーグルを着用。着用した自分自身の姿は見るに耐えないため載せませんし、ゴーグルから見える映像の録画方法も知らないので文章で概要だけ書き残します。

ゴーグル本体を着用して、Metaアカウントにログイン、Wi-Fiの設定をしました。

自宅のWi-Fiを探して登録することになるので、自分のWi-Fi名とパスワードを事前に把握しておく必要があります。自宅Wi-Fiのパスワードは忘れがちなので注意が必要。コントローラーでパスワードを入力するのは不慣れなためけっこう大変です。キーボードと違ってコントローラーでの入力作業はめちゃめちゃやりにくい。

次にスマホをWi-Fi(Quest 3と同一ネットワーク)に接続しBluetoothを有効化し、QuestモバイルアプリとQuest 3をペアリングします。

途中でジェスチャーコントロールを登録するかなど問われましたが、登録するものは一通り登録や有効にしてすぐに完了。

このアプリは口コミによると、今回の初期設定以外で使わず意味をなさないというネガティブな意見も。今後使うことはないのかもしれません。

ペアリングはすぐに終わりましたが、ゴーグル自体にアップデートが適用されるので終えるまでけっこう時間がかかりました。

また、Meta Quest 3はPC作業を目的に購入したのでPC側の設定もやりました。PCにOculusのソフトウェアを導入。

インストール後、作成したMetaアカウントでログインすれば、Quest LinkでPCと接続が可能になります。

初期設定の難易度は低いものの、この後の床の設定や境界線の設定など、最初は何が何だかよく分からず手探りで進めていきました。ただ利用していくうちに、コントローラーの使い方、指の使い方、ソフトウェアの言葉の意味することなど徐々に慣れていきました。使ってみた感想などは、また別の所で書きたいと思います。


ここではMeta Quest 3を開けて電源入れるだけの内容でしたが、実際すでに少し使っていますがゴーグルの着脱がけっこう面倒に感じることが多く、着け心地はあんまり良くない印象です。長時間の利用は難しいのでは、というのが今思うところです。他の利用者からVR酔いのような症状は今のところ一切なく、ジェスチャー機能はムズいと感じています。買って良かったかはまだ分かりません。使い勝手はまたどこかで書きます。

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