仰向けで作業すると決めた。分割キーボード7sProをポチった。

当ページのリンクには広告が含まれています。

またもや散財してしまいました。人生初の分割キーボード7sProを購入することにしました。

1日中PCの前に座る生活を続けて姿勢が悪化。良い姿勢の状態でPC操作ができるように寝転んで仰向けで作業することを思いつきました。

そのため寝転んで仰向けになり、腰あたりの左右に分割キーボードを置いて操作しようと目論み購入に至ったのでした。

目次

ポチった分割キーボード

購入したのは7sPro。遊舎工房で23,100円に送料550円で23,650円でした。

”遊舎工房 公式サイトより。

分割キーボードを探すために、自作キーボードの専門店である遊舎工房Shirogane Lab、個人でも出品できるBOOTHなどを調べていました。Amazonで販売されている分割キーボードも良さそうでしたが、見栄え的にあまり惹かれませんでした。

これらの専門店で販売されている自作キーボードは、はんだ付けが必要なものが多く、すぐに分割キーボードを使いたい身としてはちょっとハードルが高く感じられました。以前フルサイズのキーボードにスタビライザーを取り付ける程度で悪戦苦闘したこともあり、出来れば完成品に近い形がいい。

そもそも「自作」キーボードというのが、はんだ付けありきのことすら分かっていなかった私は、スタビライザーを取り付けて、スイッチとキーキャップを取り付けたぐらいで「自作」だと思っていました。はんだごても購入して、じっくり時間をかけて作り上げたい気持ちもありますが、今回は分割キーボードを最小限の労力で手にしたい気持ちが強いです。

いかに労力をかけずに、いい感じの分割キーボードが手にできるか、ネットを彷徨っていたところ、遊舎工房に既にはんだ付けが済んでいる自作キットが存在することが判明。これに目をつけたのでした。

”遊舎工房 公式サイトより。

はんだ付けなどの作業を要する7sProは17,600円ですが、7sProのはんだ付け済み簡単キットは23,100円。5,500円ほど高くなりますが、個人的に許容範囲。一刻も早く分割キーボードを触りたい。

7sProのはんだ付け済み簡単キットは、ドライバー1本で組み立てが可能な自作キーボードとのこと。はんだ付けやファームウェアの書き込み、その他ニッパー等の工具が必要な部分をあらかじめ処理済み。今の私のような人間ための代物ではないですか。

他にも分割キーボードの購入候補はあったものの、見栄え・労力・費用の点から7sProが最高の選択と判断し購入することにしました。

他に買わなければならないもの

遊舎工房の7sProの販売ページの説明によると、本体以外に次の4点が必要になるとのこと。

  • USBケーブル Micro B
  • TRRSケーブル
  • キースイッチ×63個
  • キーキャップ×63個

これらは遊舎工房でも販売していますが、価格面やデザイン面を考えて他の購入先を考えることにしました。

注文したケーブル類

USBケーブル Micro Bは、キーボードとPCを繋ぐケーブル。ちなみに遊舎工房では、次のようなUSBケーブル Micro Bが0.8mで440円とかなり安い。ただ見た目がいかにもケーブルといった質感と、0.8mという短さが気になります。

”遊舎工房 公式サイトより。

寝転んで仰向けになった状態で分割キーボードを使用したいので、少なくともPCから1m以上は離れることになる。これを想定してもう少し長めのUSBケーブル Micro BをAmazonで探すことに。そこでRampow Micro USBケーブル(2M/黒)が目に留まりました。

ナイロン二重編みで耐久性に優れ布っぽい質感が良さげ。価格もセールで599円と遊舎工房のものと価格差はさほどありません。

お次はTRRSケーブル。分割キーボードの左右を繋ぐケーブルとのこと。こちらも遊舎工房では、次のようなTRRSケーブルが1mで330円とかなり安い。

”遊舎工房 公式サイトより。

先ほどと同様にAmazonで別のものを探すことに。難しいことは考えずすぐに目に入ったUGREEN 3.5mm オーディオケーブル 4極 ミニプラグにしました。1mでセールで629円。ナイロン編み構造で、一般的なケーブルより耐久性と柔軟性があるとのこと。仰向けになった状態で、左右のキーボードを繋ぐこのケーブルは、お腹の上にのっかる形になるでしょう。

こうやってケーブルをAmazonで購入していきながら、やっぱり分割キーボードは出来ることなら完全ワイヤレス状態で使用したい欲求が強くなっていくのでした。はんだ付け済み簡単キットの7sProは、無線にできるんでしょうか。今後ちょっと調べてみます。

注文したキースイッチ

7sProを使うにあたって別途購入が必要なのがキースイッチ。

7sProはCherryMX互換スイッチに対応し、合計63個必要です。

CherryMX互換スイッチと言われても、、正直なところよく分かりません。調べる限り十字の軸受が特徴的なメカニカルキースイッチとのことですが、逆に十字以外のスイッチの実物は見たことありません。ほとんど十字になっているのでは。。

次の画像は数か月前にAliexpressで購入した、AKKO V3 Cream Yellow PROも十字になっています。十字の周りの四角い囲みは、防塵やスイッチ押下時のブレを軽減させるものと思われます。

十字でないものなんてあるのか、と思いつつ調べてみると、Kailh Chocスイッチと呼ばれる、Kailh社のロープロファイルのメカニカルキースイッチがあるとのこと。これは次の画像のような形状でCherry MX互換スイッチとの互換性は当然ありません。

”Amazon Mechkeebストアより。

とりあえず、十字になっているキースイッチを探してみることに。打鍵音や打鍵感にこだわりたい気持ちもありますが、キーボート本体の値段も安くはないので出来るだけ出費を抑えるために価格を調べました。思いつた購入先で、CherryMX互換スイッチの最安値は下記のような感じでした(2024年3月時点)。

販売サイトスイッチタイプ価格1個あたり
Amazon赤軸10個入り1,499円149.9円
遊舎工房赤/青/茶/黒/ピンク35個入り3,080円88円
AliExpress赤/青/茶/銀110個入り4,449円40.8円
TALPKEYBOARD赤/黄/緑/白/黒5個入り200円40円
SUPER KOPEK赤/青/黄/茶/銀110個入り2,420円22円

結果的に私はAliExpressで銀軸を注文することになりました。これを書いた後にSUPER KOPEKがやたらと安いことに気づき、今更こっちにすれば良かったと後悔してます。SUPER KOPEKのKeychron K Proスイッチセットが7sProにちゃんと装着できるのか定かではないですが。

注文後さらに安くなっていました。個数はいろいろ選べます。

AliExpressでの購入ということで、すぐには届かない上に品質に少し不安はありますが、無事装着できることを祈るしかありません。銀軸を選んだ理由としては、普段ゲームでWooting 60HEを使っているのでアクチュエーションポイントが短い方が慣れていて、入力しやすいと思ったからです。

キーキャップは前に買ったやつ

7sProを使うにあたってキーキャップも購入する必要があります。が、とりあえずこちらは新しく購入しないことにしました。

だいぶ前に購入したAKKOのキーキャップがあるので代用します。ただ、7sProは特殊配列なのでキーのサイズが合わない箇所が出てくる場合、のちに別で購入しようと思います。

7sProを使うまでにかかった総額

分割キーボート7sProを使うためにかかった総額をまとめると、

  • 7sProが送料込みで23,650円
  • USBケーブル Micro Bが599円
  • TRRSケーブルが629円
  • キースイッチが4,449円
  • キーキャップが7,666円

総額36,993円なり。今のところ。

キースイッチもキーキャップも必要な個数以上に購入したのもあって高くなりましたが、3万円以内に抑えたい希望はかないませんでした。自作キーボードは、必要なものをあれこれ買っていくと大出費になることを学びました。完全無線化するなど分割キーボートはこだわればもっと高額になるんでしょう。


注文した商品が到着次第、組み立てていきます。首を長くして商品の到着をお待ちしております。

  • URLをコピーしました!
目次