Sprime PM1が到着。ゲーミングマウスにおいてエルゴと軽さは正義。

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2023年12月にポチってしまったゲーミングマウスSprime PM1が、2024年2月上旬に予定通り自宅に到着しました。

正直なところ、注文から2ヶ月以上間があくと、ポチった時の熱量がちょっと薄れています。とはいえ、念願のエルゴで軽量なゲーミングマウスはやっぱり嬉しい。ふもっふのおみせ様、Sprime Gaming Gear様には感謝です。

開封して普段やっているFortniteで使用してみましたので、触れてみた個人的な感想を書き残します。

目次

いざ開封

予約販売での購入価格は、ふもっふのおみせで15,980円でした。2024年2月時点で公式サイトには18,500円と表記されています。

外装はシンプルでいい感じです。

どんなガジェットでも開封時は高揚感があります。綺麗にマウスとケーブル類の入った箱が収納されていました。

ぱっと見マウス本体の質感はかなり良さそうです。

続いてケーブル類の入った箱を開封。

上の画像で、左上が英語表記の説明書、左下がステッカー、右上がケーブルとドングル、右下がグリップテープ、中央が替えのマウスソール。

グリップテープは、初回予約した場合に限定で付属されたものです。ありがたい。しばらくは貼り付けないで使用してみて、グリップ感が物足りない場合は貼り付けたいと思います。

付属のドングルは1,000Hzに対応、スケルトンで中の構造が見えるのは何かいい。

柔らかいパラコードなのもいい点。埃がつきやすいのはデメリットですが。

主な仕様

Sprime PM1のざっくりとした仕様は下記です。

重量44±2g
寸法120×60×40mm
素材繊維複合素材
バッテリー寿命80時間
スイッチOmron製光学スイッチ
耐久性5,000万回
センサーPixart PAW3395
最大ポーリングレート8000Hz
ソフトウェア対応

重さを実際に測ったところ、45gでした。

また発表当初と変わった点としては、側面のロゴの色。白から赤に変更されています。

もう1点の変更点は、マウスの底の素材。黒からスケルトンブラックに変更。

底面は少しチープな感じもしますがそこまで気にはなりません。マウスソールは四隅とセンサー周りにある程度と設置面積は少な目です。

個人的な使用感

Fortniteはこれを書いているチャプター5シーズン1の時点でダイヤモンドⅢ。大した実力もない身ですが僭越ながら使用感を書いておきます。

また、今までは長らくGPro X Superlightを使っていたので、GPro Xから乗り換えての感じ方になっています。GPro Xは数箇所に付属のグリップテープやPulsar Supergripをつけていますが、PM1にグリップテープはつけていません

重さ

軽い。ただ変な違和感はなく好意的な印象です。GPro Xはグリップテープを貼った状態で計測すると62g、PM1は45gその差は17gほど。

2020年に買ったFinalmouse Ultralight 2 Cape Townは約47gで、当時はあまりに軽く小さかったため、すぐにGProに乗り換えたことがありました。ただ、しっくりこなかった原因は、軽さではなく大きさだったのかもしれません。

Finalmouseより軽い45gのPM1ですが、軽すぎて操作しにくいといったことは感じません。むしろ扱いやすくなっているので、個人的には重量は軽い方が良く、大きさは小さすぎない方が良いこと分かりました。

PM1は、LogicoolのG403/G703の形状に似通った作りですが、持っているG703hは95gとPM1の倍以上の重さ。私にとっては重すぎたため速攻買い替えることになりました。

エルゴノミクス形状

左右対称のGPro Xから乗り換えて、思った以上に形状の変化を手のひらから感じませんでした。PM1のエルゴノミクス形状は、大きく左右に異なる形状ではなく控え目な印象です。

マウス側面は、上部から下部にかけてほぼ真っ直ぐで、親指を置く場所がわずかにくぼんでいる程度、正面から見た時に逆ハの字にはなっていません。マウス左右を握っている感覚は薄く手のひらを置くような感じです。

マウスを正面から見た時、右クリックから左クリックにかけて上がるように、なだらかに傾斜しています。GPro Xと異なる形状で、手をマウスに被せた時に手の小指側がやや下がるような持ち方になります。少し感覚が変わりますが、今のところ悪くない感じです。

大きさ

Gpro Xは、125×63.5×40mm。

PM1は、120×60×40mm。

最も高い位置で40mmで同じ。Gpro Xの横幅で最も長い部分は63.5mmですが、グリップ部分は58mmほどとPM1とほぼ変わりません。

違いを感じられたのは長さ。PM1はGPro Xよりもマウスの長さが5mm短く、はっきりと短いことが感じられます。5mmだけの違いですが、マウスの最も高い位置が後方よりのPM1は、Gpro Xよりマウス上下を自分の手で掴んでいる感覚があります。

マウス後方が高くなっている形状

個人的な好みですが、以前使用してたNP-01の形状がかなり好きです。マウスの最も高くなる位置が中央ではなく、やや後方より。GPro Xと比べると、マウスお尻部分が少し高くなり膨らんでいるような感じ。

手のひらにマウスがしっかり当たるような感触で、マウスをホールドしている感覚が得られていました。ただ、70gと少し重く、有線ということで使う機会は少なくなっています。2024年2月に4,000Hz対応のワイヤレス版が登場しました。軽すぎるマウスがダメな人には朗報ですね。

Sprime PM1は、GPro Xと比べてマウスの最も高い位置が後方によっています。ただNP-01のように後方部分が膨らんでいることもないため、手のひらをしっかり押してくれるような感覚はさほどありませんでした。個人的にはもう少し尻高マウスがいいかもしれません。

表面のコーティング

マットコーティングで滑りにくさはありますが、手のひらの状態によってはいずれグリップテープを貼ることになるかと思っています。

表面はGpro Xと大きな違いは感じませんが、G703hとは大きく違います。G703hはマウス側面だけ材質が異なり、ゴムのような表面で滑り止めが効いています。この点はG703h優れていると言えるでしょう。

クリック感

Gpro XとPM1を比べて、左右クリックの硬さはほぼ同じぐらいに感じました。わずかにPM1が軽いかなと感じるぐらい。クリック音はPM1の方が、やや小さくこもっているような音に感じます。

PM1でFortniteを数日やっていても誤操作も少なく、左クリックにかけてなだらかに高くなる傾斜は自分に合っているのかもしれません。

サイドボタンは、PM1の方がわずかに大きく押しやすさを感じました。下の画像で一番上がG703h、真ん中がPM1、一番下がGpro Xです。

ポーリングレート

付属するドングルでは1,000Hz、今後8,000Hz対応ドングルが発売される見込みです。

この違いが体感できるレベルでないことは、多くのゲーマーやデバイスのレビュアーが言及している通りなのでしょう。

さらに、問題点がもう1つ。ゲーム側の対応状況です。

普段Fortniteをやっていますが、Fortnite内で8,000Hzに対応していない恐れがあり、何かしら正常に動作しなくなるか心配です。一応専用のドングルが発売されたら購入する予定です。


ポーリングレート8,000Hzの軽くて控え目なエルゴ形状といった感想です。当然、マウスを変えたところでゲームの腕前が急激に良くはなりませんでしたが、慣れていくうちに、どうプレイに影響が出るか楽しみです。しばし使い込みます。

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