部屋の埃よ、消えてくれ。ガジェットを守るためにSHARPの空気清浄機を買ってみた。

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恐ろしいぐらい狭いワンルームアパートの住人です。

狭い部屋に電動昇降式デスクFlexiSpotを置いて、その周りに好きなガジェットを適当に配置しています。天板サイズは横が160cm。寝るためにフローリングの上に敷布団を敷いていて、これで部屋の中はいっぱい。

1つに部屋に埃の発生源である寝具と、PC関連の機器を一緒に置いて生活すれば、自ずとあらゆるガジェットが埃に覆われます。毎日掃除するほどマメな性格でもなく、1か月以上掃除しなくても平気な体質でもないため、週一で掃除しています。

それでも、PCのケースファンには埃がびっしりつき、マウスパッドに埃が積もりマウスがおかしな挙動になることも。ワンルームの住人にとって埃は、ガジェットの寿命を縮める天敵なのです。

そこで、今年のブラックフライデーで安くなっていたSHARPの空気清浄機を購入することに。この部屋の救世主となってくれるのでしょうか。

目次

とりあえず開封

購入した空気清浄機の型番はFU-R50-W。Amazonのブラックフライデーで17,800円で購入。

空気清浄機は、いろいろあるんでしょうがあまり調べずにSHARPに決めました。SHARPの空気清浄機の中で少し迷ったのは、加湿機能がついているもの。

特に夏場は、ここ沖縄では常にクーラーをつける必要があって室内はけっこう乾燥します。どうせだったら、加湿機能があった方がいいとも思いました。クーラーを使う夏場以外にも、乾燥注意報も出されることもありますし。

ただ、高温多湿の地域ということもあり、梅雨時期はかなり湿気が強くなることも確か。乾燥する時のみ、洗濯物や濡らしたタオルなどを室内に干すことでいいかと思い始めました。また、加湿機能がついた空気清浄機は、その物のお手入れが大変そう。

加湿フィルターや加湿タンクを洗う必要があるので、新たな家事が増えて時間を奪われそうです。埃が少なくなることで、掃除が楽になり家事の労力を減らしたいのに、空気清浄機のお手入れという手間を生み出したくはないです。

ということで、今回は加湿機能のついていない空気清浄機を購入することになりました。

段ボールの中身は、取扱説明書と本体のみとシンプルでした。余計な部品とかもなく、稼働させる前に組み立てたりも必要ないのはグッドポイント。シンプルが一番。

取扱説明書はWebでも確認できます。

段ボールから出してビニールを剥がして本体登場。

何となく机の上に乗せて眺めてみるという奇行。机の上に乗せても心配ないぐらいの重さです。主な仕様な下記です。

電源100V 50-60Hz共用
外形寸法幅383×奥行209×高さ540mm
質量約4.9kg
運転モード静音
風量5.1㎥/分2.9㎥/分1.0㎥/分
消費電力49W13W2.6
運転音52dB40dB21dB
電源コード長約1.8m
待機時消費電力約0.3W
空気清浄
適用床面積
~23畳(38㎡)
清浄時間8畳を12分
プラズマクラスター
適用床面積
約14畳(約23㎡)

電源をつける前に、内部のフィルターのポリ袋を剥がす必要があるようです。

何のため貼ってあったのかよく分からん水色のテープを数か所剥がして、内部を見ることに。

取り外しは簡単で、背面の上部の穴に指を入れて手前に引くだけで外れました。

外側についてたパネルのプレフィルターはスッカスカな感じで、透けて奥の方がはっきり見えます。これで埃を吸ってくれるのか心配です。そもそも埃に最適化されている代物というより、空気よりも細かい花粉とか匂いとかに効果があるよう。あまり期待しすぎない方がいいのかもしれません。

お次は脱臭フィルターなるものが入っていました。固定されいるわけではなく、パネルの奥にただ置かれある状態。黒いフィルターを持つと何かカサカサ音が鳴ります。

このポリ袋を剥がします。

特に切り込みもなくしっかりと包装されていたので、ハサミで切り込みを入れて剥がしました。

集合恐怖症の方はお気を付けください。小さい部屋1つ1つに恐らく小さく細かい脱臭炭素なるものが入っているようです。

この脱臭フィルターは、約10年に1回交換すればいいようです。このフィルターが交換する前に、本体のメカニカル的な部分に異常が出るのが先のような気がします。

ちなみに10年というのは「1日にタバコの煙5本相当の臭気を吸った場合、脱臭能力が初期の50%になるまでの時間」を目安としているとのこと。タバコを吸わない人間にはよく分かりません。

まぁ長持ちするということなんでしょう。水洗いしてはならないのは注意です。

この脱臭フィルターによって、以下のニオイが取れると表記がありました。

  • タバコの煙(ニオイ)
  • トイレのニオイ
  • 生ゴミのニオイ
  • ペットのニオイ

タバコの一酸化炭素などの有毒なガス成分は除去できないとのことです。どうでもいい事ではありますが、ニオイとカタカナで表記されていてふと疑問に思い調べましたが、いいニオイは『匂い』、不快なニホイは『臭い』だそうです。いいか不快かは人それぞれなので、『ニオイ』としている模様。

続いて、脱臭フィルターの奥に置かれていたのが集じんフィルター。こちらもポリ袋を剥がします。

この集じんフィルターも約10年に1回交換すればいいようです。こちらも水洗い厳禁。表面を掃除機で吸い取る程度のみ。しかもタグが付いている面だけしかやってはいけないとのことで、裏面を掃除するとフィルターの機能を失うようです。

この集じんフィルターによって取れると表記があったのは下記です。

  • PM2.5
  • 花粉やアレル物質(ダニのふん・死がい)
  • カビ菌
  • ホコリやチリ
  • タバコの煙(粒子)
  • ペットの毛

しっかりとホコリと表記しています。頼んだぞっ。吸い込んでくれ!集じんフィルターにこの部屋のガジェットたちの運命がかかっている。

脱臭フィルターと集じんフィルターのポリ袋を剥がして、いざ運転へ。

運転開始

スイッチを入れると手前が光り、自動運転が開始しました。

左側の青い光は、プラズマクラスターイオンのオン状態のサイン。

右側の緑の光は、部屋の空気がきれいであることを表しています。下記の色で空気の汚れを知らせてくるとのこと。

  • 緑→きれい
  • 橙→中間
  • 赤→汚れている

これは暖を取っているわけではなく、風量を確認してる画像。自動運転にすると風はかなり弱く感じました。自動運転以外で風量は3段階。静音・中・強。ボタンを押すだけなので切り替え操作は楽。

静音は本当に静かで風もかなり穏やかです。中は、はっきりと風の音が聴こえ、足元にも風が流れるの分かります。

強にすると、しっかりとした音が聴こえ、私にとっては騒音とも呼べるレベル。余程のことが無い限り使うことはなさそう。

本体上部から流れる風は、上空やや奥の方向に流れる設計のようです。空気清浄機を置く場所には気をつけないといけないかと思います。メーカーによると、上は60cm以上はスペースをあけ、周囲は少なくとも3cmあければ良いとのこと。ただし、周辺の壁などが汚れるおそれがあるので出来るだけスペースをあけた方が良いようです。

その他の機能として、

  • パワフル吸じん運転
  • 花粉運転
  • おやすみ運転

があります。

パワフル吸じん運転を試しましたが、風量が強のモードとの違いはよく分かりませんでした。掃除機をかけるときや細かい埃を素早く除去したいときに有効とのこと。

花粉運転は、風量を強めた自動運転で花粉やホコリなどを素早くきれいするモード。風量は自動より強めとのこと。ホコリと聞くと何やら良さげですので、しばらくこのモードで使おうかと思います。

おやすみ運転は、表示ランプを暗くして、静かに自動運転するモード。寝る時には良さそうですが、音に敏感な私としては、安眠できるかちょっと心配なので、しばらく試してみます。


まだ開封して使って1日なので、空気清浄機が有効に働いているのか分かりません。今後継続的に使ってその効果を確かめたいと思います。今気にしているのは、埃を吸ったことで空気清浄機のお手入れがどの程度面倒なのかという点。空気清浄機用の使い捨てプレフィルターもあるようなので、あまりにもお手入れが大変であればこちらも検討したいです。

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