ラピッドトリガー対応Apex Proが買い時。SteelSeriesブラックフライデー。

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毎年11月の第4週目の金曜前後になると、ゲーミングデバイス関連もセールがかかります。割引が適用される多くが、型落ち製品であったりグレードの低い製品。個人的にも人気が乏しいものの在庫を一掃するイメージがあり、さほど期待せず冷ややかな目で見ていました。

ただSteelSeriesのブラックフライデーでラピッドトリガー対応のゲーミングキーボードApex Proのいくつかが対象になるとのこと。しかも旧版でなく新版のApex Pro (2023)。

目次

対象となるApex Proと割引率

Apex Proはサイズ展開や有線/無線、日本語/英語配列などいくつかの種類があり、全てがセールにかかるわけではないので、対象製品を挙げていきます。

なお、セール期間は2023年11月22日からを予定しており、終了期間は現時点では不明。推測ですがApex Proは早い段階で在庫がなくなる可能性が高いと思います。

まず、最も需要が多いであろうApex Pro TKL(2023)が20%オフ。

TKLサイズ(80%キーボード)は、フルサイズから数字部分のテンキーがないサイズで、多くのゲーマーに好まれるサイズ感。JIS配列(日本語配列)とUS配列(英語配列)ともに20%オフ、通常はUS配列の方が約2,000円ほど高い傾向があります。ちなみに、2023年11月中旬で日本語配列のAmazonの参考価格は32,980円ですので、20%オフとなると26,384円ほどになると予想されます。

今持っている旧版のApex Pro

旧版のApex Proは事前の告知ではセール対象になっていませんでしたが、現段階では性能面での違いはなくケーブルが細く取り回しが良くなった点や、キーキャップの質感が改善されている点などが新版を買うメリットと言えるでしょう。旧版もかなりの良品。→『Apex Proの旧版は未だに良すぎる。価格を抑えながらラピッドトリガーも実装

嬉しいのがTKLサイズのワイヤレスモデルもセール対象になっています。Apex Pro TKL Wirelessが15%オフ。注意したいのはUS配列(英語配列)のみ。

割引が適用されるのはUS配列のみのため、日本語配列にこだわりがある方は選択肢からは外れるのでしょうが、これを機にUS配列にキーボードを変更してみるのをお勧めします。私は完全にUS配列派です。海外キーボードの選択肢も広がる上に、日本独自のキー配置だとカスタイマイズ性の制約がでてきます。一度慣れれば何一つ不自由なし。

Apex Pro TKL WirelessはApex Proシリーズの中で最も高価格。人気のTKLサイズに加えてワイヤレス。2023年11月中旬でAmazonの価格は43,473円ですので、15%オフとなると36,952円ほどになると予想されます。いずれにしても超高級品、現状最高峰のゲーミングキーボードに手を出すは腹をくくる必要がありますね。

TKLサイズの次に需要が高いであろう60%キーボードも割引対象になっています。Apex Pro MiniがJIS配列US配列ともに20%オフ。

不思議なのがMiniであればJIS配列もUS配列もAmazonの通常価格は同じになっています。先ほどのTKLはUS配列がちょっとお高めですが。60%サイズのコンパクトキーボードは、何と言ってもローセンシにお勧め。マウスをブン回してキーボードの左側にぶつける不安要素が軽減されます。また、ミニマルなデザインでデスク周りを広く使える利点もあるため見栄えも良き。逆に言えば、ゲーム以外の作業も60%キーボードでやるとなるとショートカットを駆使する必要があったり、数字キーをキーボード上段で入力する必要があったり、何かと不便です。ゲーム特化型と見ていいかと。

”SteelSeries公式サイトより。

ちなみに、2023年11月中旬でJIS配列もUS配列もAmazonの価格は29,473円ですので、20%オフとなると23,578円ほどになると予想されます。TKLよりだいぶお買い得感があります。

Miniのワイヤレス版もセール対象になっていて、Apex Pro Mini Wirelessも20%オフ。ただし、こちらの場合はJIS配列(日本語配列)のみです。US配列がセール対象でないのは残念。

2.4GHz接続でバッテリー持続時間は30時間。最大1,000Hzのポーリングレートと遅延の心配はないでしょうが、結局ヘビーユーザーは3~4日に1回は、充電をしないといけないのは好みが別れるところです。個人的には、激しく動かくマウスはケーブルが煩わしく感じますが、ほぼ固定してい使用するキーボードは有線でもいいのかなと。デスク周りをシンプルにしたい人には断然ワイヤレスでしょうが。

ちなみに、2023年11月中旬でAmazonの価格は39,173円ですので、20%オフとなると31,338円ほどになると予想されます。有線との差は1万円ほどといったところ。

最後はフルサイズのApex Pro。こちらはJIS配列限定で10%オフとなっています。こちらもJIS配列のみが対象です。

テンキーやファンクションキーなどもあるキーボード従来のサイズ感。FPSやTPSといったゲームでは、マウスの動かす範囲が狭いハイセンシの人であればフルサイズでも問題なし。もしくは、ローセンシであってもキーボードをモニターに対して垂直に置いているような人であればキーボードのサイズは関係ないのかもしれません。フルサイズのゲーミングキーボードの利点は、タイピングを伴う作業や数値を扱う作業が容易になること。ゲームも作業もこれ1台でOK。やっぱりPC作業はなんだかんだフルサイズが最強なんです。

ちなみにJIS配列もUS配列もAmazonの価格は27,850円ですので、10%オフとなると25,065円ほどになると予想されます。割引率が最も低いのは、一定数の根強いフルサイズ愛好者がいることを見込んでいるからでしょうか。

Apex Proの性能と僅かに上回る製品

現状、最高峰のゲーミングキーボードに位置付けられるApex Proですが、ざっくりとした仕様は下記です。

スイッチOmniPoint 2.0 HyperMagneticスイッチ
アクチュエーションポイント0.1mm~4.0mm
押下圧45cN
レスポンスタイム0.7 ms
耐久性1億回
Nキーロールオーバー対応
アンチゴースト対応
LEDRGB

かつてApex Proのアクチュエーションポイントは最短0.4mmにとどまっていましたが、2023年8月のアップデートにより最短0.1mmに到達。さらにラピッドトリガーにも対応し申し分ない性能となりました。

ただし、ラピッドトリガーはキーごとのオン/オフは切り替えられるものの、現状キーごとの細かい距離の微調整ができません。新製品を発売することなく、既存の製品に対してアップデートでラピッドトリガーに対応したことを考えると、今後アップデートで改善される可能性もあるかもしれません。勝手に期待しています。

個別のキーごとにラピッドトリガーを調整できる点ではREALFORCE GX1の上をいっている捉えることもできます。ちなみに、現状GX1はサイズが現状TKLサイズのみであるため、サイズ展開の豊富さではApex Proに分があります。

加えて、個別のキーごとに設定できるがRazer Huntsman V3 Pro。しかも、サイズ展開はApex Proと同じ3種類。何を持って上か下かは、個人個人が何を求めるかによっても変わるため甲乙つけ難いのが正直なところ。絶対ワイヤレスがいい、といった人はApex Proになるでしょうし。


今年もブラックフライデーの時期になりまして、個人的にはマウスパッドに狙いを定めております。めぼしい物があったらこの時期を逃さぬと決意しております。

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