あれっ…GPRO X Superlight 2がポーリングレート4,000Hzに対応!?

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先日、収まらない物欲を多少なりとも静めるためにも、GPRO X Superlight 2が前作のGPRO X Superlightに比べて変更された点をまとめました(内容はこちら)。こうやって情報を整理するとちょっとだけ冷静になれるのです。

目次

前作からGPRO X Superlight 2への変更点

個人的に調べる限り変更点は、超絶ざっくりまとめると次の10項目かなと。

  1. 3gの軽量化
  2. 最大DPIが32,000に向上
  3. 最大速度が500IPS以上に向上
  4. ポーリングレートが2,000Hzに向上
  5. リフトオフディスタンス調整が可能
  6. 光学式LIGHTFORCEスイッチ搭載とクリック感の変化
  7. バッテリー時間が95時間に向上
  8. ケーブルがUSB Type-Cに変更
  9. マウスソールの変更
  10. マウスホイールのスクロール感の変化

調べていた時期は2023年11月の1週目あたり。

これをまとめ終わった数日後に、にわかには信じがたい知らせが飛び込んできました。

10項目のうち4つ目のポーリングレート。これが2,000Hzではなく4,000Hzにさらに向上するという情報です。

情報の信憑性は?

最初に調べていた2023年11月の1週目あたりの時点では、確実にポーリングレートは2,000Hzと表記されていたはずです。

例えば、AmazonでLogicoolの公式ストアを見ると次のように書かれています。

”2023年11月10日時点のAmazon G PRO X 2のページから引用したものです。

これを書いている時点でも確かに「…改良し、ポーリングレート2,000Hz…」とあります。

さらに同じページをさらに見ていくと、下の方にも次のような紹介もされています。

”2023年11月10日時点のAmazon G PRO X 2のページから引用したものです。

やはり「…1000Hzから2000Hzに倍増し…」とあるではないですか。

デマ?と思う反面、X(Twitter)やYouTubeなどを見てみると4,000Hzに対応すると述べている方もいらっしゃいます。そもそも私のこのポーリングレート4,000Hzの情報源はX(Twitter)でした。

そこで、Logicoolの公式サイトを見みると次の画像を発見。

”2023年11月10日時点のLogicool G PRO X 2のページから引用したものです。

少し見にくいですが、画像の右側に「最大レポートレート:4000Hz0.25ms」とはっきり記載してあります。公式サイトに、です。公式です。

私的には確定情報でいいのではないかと思っていて、信憑性は高いとみています。

現段階では、AmazonのLogicool公式ストアでは2,000Hz、Logicool公式サイトでは4,000Hzと矛盾が生じており事実は定かではありません。当然、メーカー側の何らかのミスということも考えられます。

LogicoolマウスのDPIやポーリングレートを変更できるソフトウェアG HUBでも、下記の画像を見る限り2,000Hzが上限のようです。

”YouTube Kova Techより抜粋したものです。

現状はポーリングレートは2,000Hzで、今後は4,000Hzに対応するアップデートや専用ドングルの提供など、メーカーから何らかの対応があるのではないでしょうか。

専用ドングルで対応する場合の不安と希望

GPRO X 2の購入者にとって、既存のドングルのみで4,000Hzに対応できるのであれば、それで越したことはありません。

一方、ポーリングレート4,000Hz以上のマウスを取り扱うメーカーのほとんどは、専用ドングルを使うことで高ポーリングレートを実現しています。4,000Hz以上のマウスは後ほど紹介します。

GPRO X 2が今後4,000Hzに対応するために、Logicoolが購入者に向けて無償で新たに専用のドングルを提供する可能性はほぼないでしょう。既に買った全員の追跡は困難。

つまり、新たにLogicoolから専用のドングルを発売せざるを得ないのかなと思っています。そうなれば新たな出費は免れません。24,000円前後のGPRO X 2にさらに専用ドングルでいくばくかの出費。値段は分かりませんが、私のような財を成さない平民にはきつい。。と自分勝手に不安を感じています。

このレシーバーだけで4,000Hzに対応してくれればいいのですが…まぁ無理でしょう。

ただ、可能性が極端に低い希望として、仮に新たに専用ドングルが発売され、そのドングルさえあれば前作のGPRO X Superlightがまさかの4,000Hzに対応、という幻想を抱いております。

何はともあれLogicoolからの正式な発表を首を長くして待ちたいと思います。

Logicool以外のメーカーから、既にポーリングレート4kHz(4,000)に対応しているゲーミングマウスは存在しています。最後にGPRO X 2の対抗馬になるであろう製品をまとめておきます。

ポーリングレート4,000Hzに対応しているマウスたち

Lamzu Atlantis Mini Pro 4K

”HID-Labs OnlineShopより。

左右対称の形状でわずか51g。サイズは117(D)mm×63(W)mm×37(H)mm。

Lamzu Atlantis Mini Pro 4Kの価格は16,000円前後で購入できます。専用のレシーバーLamzu 4K Dongleは約3,000円程度。2万円いかないぐらいで4,000Hzが体感できるので、GPRO X 2より価格を抑えて、より小ぶりなゲーミングマウスを求める人にはお勧めできます。

Darmoshark M3 4K

”Darmoshark公式サイトより。

左右対称の形状で65g±3g。サイズは130(D)mm×66(W)mm×39(H)mm。

Darmoshark M3 4Kは、PixArt PAW3395のセンサーを搭載し、公式サイト8,480円とぶっ壊れ価格。低価格のポーリングレート4,000Hzマウスの筆頭です。

GPRO X 2よりわずかに重く大き目なゲーミングマウスです。小さめのM3s Pro 4Kの方が53g±2gで123(D)mm×63(W)mm×38(H)mmとGPRO X 2により近いサイズ感。価格はドングルとセットで9,580円(2023年11月時点)。疑ってしまうレベルで安い。

Glorious Model O 2 PRO Wireless

”株式会社アスクより。

左右対称の形状で約59g。サイズは128.4(D)mm×67.1(W)mm×37.5(H)mm。

Glorious Model O 2 PROは、ワイヤレスで4000Hz、有線接続で8000Hzのポーリングレートに対応します。価格はAmazon で24,000円前後(2023年11月時点)。GPRO X 2単体とほぼ同じ価格で高ポーリングレートを実現。またエルゴノミクス形状のMODEL D 2 PROも同じポーリングレートを実現しています。

G-WOLVES HTS Plus (HTS+) 4K

”G-WOLVES公式サイトより。

左右対称の形状でわずか49±2グラム。サイズは117(D)mm×61(W)mm×40(H)mm。

G-WOLVES HTS Plus (HTS+) 4Kは、RGBに対応しカラー展開が豊富なゲーミングマウス。一方で価格はカラーによって異なるが、ブラックであってもAmazonの価格で35,000円とちょっとお高め(2023年11月時点)。

Ninjutso Sora 4K

”Ninjutso公式サイトより。

左右対称の形状でわずか49±2グラム。サイズは120.8(D)mm×59(W)mm×37.3(H)mm。

Ninjutso Sora 4Kは、Pixart PAW3395センサーを搭載した超軽量のゲーミングマウス。価格は4,000Hzに対応する専用レシーバーがついて約18,000円とGPRO X 2より遥かに安価に手に入れることができます。

Razerのゲーミングマウス

”Razer公式サイトより。

言わずもがなRazerのゲーミングマウスは高ポーリングレートに対応しています。現状ワイヤレスマウスでは以下の5製品が8,000Hzにまで対応しています。

ネックになるのは価格、上記の製品はHyperPolling Wireless Dongleが必要で別途購入する必要があります。


GPRO X 2のポーリングレート4,000Hzへの更新は定かではないですが、公式サイトがミスでなければ、今後何らかの動きがあるはずです。LogicoolがRazerを追いかけ始めているのでしょうか、今後の動向が楽しみです。

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