昨日、Razerのワイヤレスマウス5製品がポーリングレート8,000Hzに対応する話を書きました。他社の先を行くRazerすげぇなぁと感心しつつ、専用のドングルを別途購入せねばならないこともあって、私として高額な代物に感じました。
決して性能に対して価格が見合わないというわけではないですが、単純に値段の絶対量が大きい。5製品の中で最も推せるDeathAdder V3 Proは、Amazonでだいたい22,000円前後。これに専用のHyperPolling Wireless Dongleが5,000円前後。合わせて27,000円前後になるはず。庶民にはきつい。
そんな中Razerの同じDeathAdderシリーズで、有線のDeathAdder V3があることを知りました。専用ドングルなしでも8,000Hzに対応し、しかもワイヤレスよりさらに軽量。正直こっちでいいじゃんっ、と思ったわけです。
結局、有線が最高性能でありしかも価格も抑えられるのではないかと思い、今回高性能な有線マウスたちを探してまとめてみようと思います。ちなみに2023年11月初旬の時点の話です。
個人的な好きなマウスの条件
今Fortniteで使っているマウスはGPRO X Superlight。これよりも性能が高いであろうことと、好みの物理的な仕様として、以下3点を満たしてほしいところ。
- 60g前後
- エルゴノミクス形状
- マウス後方のお尻部分が最も高くなる形状
この3つの条件を望んでいる理由として、以前使っていた有線マウスZYGEN NP-01のグリップ感が好印象だったからです。個人的には左右非対称の形状があっているようで、しかも2023年11月時点で価格8,190円と1万円を切っています。ただ75gでちょっと重いので、欲を言えばもう少し軽い方が良い。有線だとどこか重く感じるのは私だけでしょうか。→『あと少し軽くなって無線になれば最高なマウスZYGEN NP-01』

では現状で高性能な有線マウスをまとめていきます。
選んだ4つの有線マウスたち
Razer DeathAdder V3
まずは先ほどお伝えしたRazer DeathAdder V3。主な仕様は下記です。

形状 | エルゴノミクス |
RGB | なし |
ポーリングレート | 8,000Hz |
センサー | FOCUS PRO 30K オプティカルセンサー |
最大感度 | 30,000DPI |
最大速度 | 750IPS |
最大加速度 | 70G |
プログラム可能なボタン | 6 |
スイッチ | 第3世代オプティカルマウススイッチ |
耐久性 | 9000万回 |
オンボードメモリプロファイル | 5 |
底面 | 100% PTFE |
サイズ | 128mm×68mm×44mm |
重量 | 59 g |
価格は公式サイトで10,880円と掲載されています。
申し分ないといったところです。あえて気になる点を挙げると、マウスが最も高くなる位置がマウス中央になっている点です。個人的な好みの形状は、マウスが最も高くなる位置が、マウス後方のお尻の部分であってもらいたいのです。
2023年2月に発売されたDeathAdder V3は、たった59gでありながらポーリングレート8,000Hzで最大速度が750IPSで性能は現状トップレベルと言えるでしょう。
ここから先は、このマウスを基準として他の有線マウスを見ていこうと思います。
Razer Viper 8KHz
同じくRazerからポーリングレート8,000Hzを実現しているのがViper 8KHz。主な仕様は下記です。

形状 | 左右対称 |
RGB | Razer Chroma RGB |
ポーリングレート | 8,000Hz |
センサー | Razer Focus+ 20Kオプティカルセンサー |
最大感度 | 20,000DPI |
最大速度 | 650IPS |
最大加速度 | 50G |
プログラム可能なボタン | 8 |
スイッチ | 第2世代オプティカルマウススイッチ |
耐久性 | 7,000万回 |
オンボードメモリプロファイル | 5 |
底面 | 100% PTFE |
サイズ | 126.73mm×57.6mm×37.81mm |
重量 | 71g |
価格は公式サイトで9,980円と掲載されています。
先ほどのDeathAdder V3と比べると価格は安いですが、スイッチが1世代前の第2世代となっているほか、センサーも異なり最大速度や最大加速度はわずかに劣る数値です。ポーリングレートは8,000Hzではありますが、重さも71gともう少し軽い方がいいですし、エイルゴ形状でもない。性能面でややDeathAdder V3が上回ってはいますが、大差はないためRGBを望む方にはむしろViper 8KHzがいいでしょう。
Endgame Gear XM1r
マウス後方のお尻部分が最も高くなる形状といえばEndgame GearのXM1r。主な仕様は下記です。

形状 | 左右対称 |
RGB | なし |
ポーリングレート | 1000Hz |
センサー | PixArt PAW3370 |
最大感度 | 19,000DPI |
最大速度 | 400IPS |
最大加速度 | 50G |
ボタン | 5 |
メインスイッチ | Kailh GM 8.0スイッチ |
耐久性 | 7,000万回 |
オンボードメモリプロファイル | 1 |
底面 | PTFE |
サイズ | 122.14mm×65.81mm×38.26mm |
重量 | 約70g |
価格はAmazonで8,000円程度で推移しています。
形状は好きですが、こうやって性能を見るとRazer製品に見劣りしているのが否めないかと。ポーリングレートは1,000Hzまで、最大速度400IPS。ほんの少しでも高い性能の有線マウスを選ぶならやはり前述したRazer。性能面よりグリップ感を重視し形状で選ぶのであればXM1rといったところです。
BenQ ZOWIE ZA13-C
マウス後方のお尻部分が最も高くなる形状でもう1つ、BenQのZOWIE ZA13-C。主な仕様は下記です。

形状 | 左右対称 |
RGB | なし |
ポーリングレート | 1000Hz |
センサー | PixArt PAW3360 |
最大感度 | 3,200DPI |
最大速度 | 450IPS |
最大加速度 | – |
ボタン | 5 |
メインスイッチ | – |
耐久性 | – |
オンボードメモリプロファイル | – |
底面 | PTFE |
サイズ | 121mm×63mm×40mm |
重量 | 65g |
掲載していない情報が多いようです。価格はAmazonで9,000円程度で推移しています。
こちらも形状は好きですが、ポーリングレートにしても最大速度にしても、Razerの性能と比較するとどうしても存在感が薄れてしまいます。
良い面に目を向けると、ドライバーなしで使用できるのはNP-01同様使い勝手がいいかもしれません。ZA13-CはSサイズという位置付けですが、同じ形状のMサイズ(ZA12-C)とLサイズ(ZA11-C)もあり手の大きさを選ばず選択できるのはさすがのBenQです。私の場合は購入するのであれば、手が大きくないことや軽さを求めてZA13-Cかと。どうしてもサイズが大きくなると重くもなるので。
Razer強し。有線を買う意味は
有線マウス4製品をピックアップしましたが、ポーリングレートや最大速度に焦点を当てると完全にRazerの一人勝ち状態でした。もしかしたら見つけ切れていない有線マウスもあるかもしれませんが、有名どころのマウスを見る限り太刀打ちできるものはないようです。
今回簡単に調べてみて改めてDeathAdder V3が有線マウス最強ではないかと思えました。
また、現状では、ワイヤレスマウスのDeathAdder V3 Proと有線マウスのDeathAdder V3を比較すると、最大速度・加速度、最大解像度といった性能面は数値上全く同じ。専用のドングルを使用すればDeathAdder V3 Proも8,000Hzで有線に並びます。
有線とワイヤレスが同じ性能であれば、取り回しの良さから完全にワイヤレスの方が良いでしょうが、価格はどうでしょうか。
DeathAdder V3 Proと専用のドングルを買うと約27,000円にもなります。一方有線のDeathAdder V3であれば11,000円ほど。
価格を抑えて最高性能のマウスを手にできるメリットが有線マウスにはあると言えるでしょう。
Amazonの価格推移を見ていると、ワイヤレスマウスはなかなか値段が落ちません。それほど人気なのでしょう。いっそのこと手頃で高性能の有線マウスにした方がいいかもしれません。