心地よい打鍵感を求めKeychron Q3を購入しました。

当ページのリンクには広告が含まれています。

すっかりキーボードの魅力にとりつかれ、海外メーカーの公式サイトから輸入するまでになっている近頃です。

2022年に入りKeychron Q3を購入。

購入から商品が到着するまでの流れ、いろんなトラブル、ちょっとした感想をまとめておきます。

目次

購入する経緯

フォートナイトで主に使っているキーボードはApex Pro TKL

ただ、ブログを書くなどの作業では気分を変えるために、他の打鍵感や外観のキーボードを使いたい衝動に駆られていました。

というのも、以前Keychron K2 V2の赤軸を購入し、Keychronの打鍵感に心を奪われ、その感覚を味わいながら作業に没頭したかったからです。

ただ、Keychron K2はキー配列が原因で使わなくなっていました。

現在はUS配列を好む私ですが、Keychron K2購入当時は配列にこだわりはなく、JIS配列のKeychron K2を購入。

加えて、Keychron K2そのものが独特のキー配置。

これらがタイプミスを生み違和感が積み重なったことで、より心地よさを追い求めてキーボードを買うに至りました。

キーボードを選んだ基準

今回、Keychronのキーボードの中で選ぶ基準は以下の3つのみ。

  • Keychron K2のような打鍵感
  • Apex Pro TKLと同じキー配置
  • 配色などのデザイン

打鍵感はタイプしなければ分かりませんが、Keychron K2は赤軸だったため同じものを検討していました。

ただ、YouTubeで黄軸のやや高めの打鍵音と赤軸より押し心地があろう打鍵感に魅了され、黄軸も購入候補に。

キー配置は、ゲームで使用頻度の高いApex Pro TKLと同じであれば、普段と変わらないためタイプミスが減りストレスなく作業できると期待。

Apex Pro TKLと全く同じキー配置を探すことに。ちなみにApex Pro TKLはUS配列を使用しています。

US配列を普段使用している人は問題ないですが、Keychron Q3のJIS配列(日本語配列)は2022年時点で用意されていません。

デザイン性は、Keychronのキーボードの中でも比較的落ち着いた配色であればいいかと。

これらからをもとにKeychron Q3を選ぶことに。

ちなみに、Keychron Q3の中には、右上に音量調節などができるノブがついたバージョンもあります。

ただ、ノブがあることで、ファンクションキーの位置がApex Pro TKLと変わってしまうため、全く同じキー配置にこだわりノブなしバージョンを購入。

購入当時、軸はGateronの赤、茶、青、黄を選べました。

ところが黄軸は完売。

数日待っても完売のまま変化がなく、キーボードを早急に手にしたい欲望に負け赤軸を選ぶことに。

黄軸は需要が多いらしく、2022年10月時点でも完売状態。

機会があったらスイッチのみ購入して交換してみるのも思案中です。

キーボードの配色はカーボンブラック、シルバーグレー、ネイビーブルーの3つから選べました。

現在は、加えてシェルホワイトレトロが追加されています。

当時はシルバーグレーを選択。今だったらレトロを選んでいたかも。

というわけで、Keychron Q3赤軸シルバーグレーを購入に至りました。

購入当時に困ったこと

当時は公式サイトが英語

Keychron Q3を購入した2022年4月時点で、公式サイトが日本語対応していませんでした。

英語がままならない私は、ホームページと注文後に届くメールをわざわざ翻訳する手間が生まれました。

購入するときに入力する住所は、日本と異なり住所の末尾からローマ字で入力したり、部屋番号や電話番号の表記を変えたりと小さな手間が発生しました。

支払いはPayPal。

以前海外サイトから購入する際に、クレジットカードが使えずPayPalを登録してあったので利用しました。

なお、2022年10月時点では日本語サイトが用意されているので、今後は英語の心配はなくなったようです。

英語のメールのやり取りと追加料金

担当者から英語の長文で、配送料に関するメールが送られてきました。

国際宅配サービスのDHLのサイトに、私の住む沖縄が遠隔地と定義されているとのこと。

そのため、遠隔地でない配送先を再指定するか、追加の配送料33ドルを支払うか、いずれかにせよ、といった内容。

またもや、沖縄特有の配送料地獄か、、と思いつつ、片言の英語で追加の配送料33ドルを支払う旨を伝え、Keychronの公式サイトから無事に支払え手続きを終えました。

再び英語のメールで住所の訂正依頼

また、メールが届きました。

配送業者から、住所が英語でなかったため、もう一度指定した定型書式に英語で入力し返信するように求められました。

どうやらPayPalで支払ったため、PayPalに登録してある住所が日本語だったことが原因のようです。

Shipping Province/stateやらShipping Zipやらその他諸々を翻訳して入力し返信、事なきを得ました。

身分証明書の提出

注文から約2週間後、別の担当者からまたまた英語の長文メールが届きました。

内容を翻訳サイトに突っ込むと、

『荷物の受取人の名前が、国連や欧州連合などの国際機関や一部の国の政府機関から制裁を受けている個人情報や企業情報に一致するためです。そこで、受取人の身分証明書またはパスポートのスキャンコピーをご提供いただくよう、ご協力をお願いいたします。 小包は数日後に私たちに返送されますので、早急にご返信いただけると幸いです。』

と。

ややおかしな日本語だと思いつつ、私は国際指名手配犯ではないため身分証明書を提出することに。

調べてみると、DHLは飛行機テロ対策の1つとして、荷物の受取人に対して本人確認証の提示を求めるとのこと。

注文してなかなかスムーズに荷物が届かず、若干の不安を抱きつつも免許書を提出。

数分後すぐにKeychronの担当者から、DHLに免許証を送信したとの返信がありました。

ようやくKeychron Q3が到着。いざ開封。

購入価格

注文から約3週間後、ついにKeychron Q3が自宅に到着。

かかった費用は202ドルと追加配送料33ドル、しめて237ドル。

当時の為替レートで実際に支払われた額は、27,112円+4,408円=31,520円なり。

ちなみに、2022年10月のKeychronの日本版サイトを見ると、Q3は商品だけで26,840円とやや安くなっていて全品送料無料となっていました。

ただ、沖縄は遠隔地となっていることから、配送料は別に必要になるのでしょう。

あらためて、海外から直接購入するときに、円安と物価上昇は貧乏人にとっては痛手になることが勉強になりました。

開封

海外発送サービスを行うDHLから、国内の佐川急便に引き継がれ、無事到着。

側面。DHLの外装のビニールでガチガチに包まれていました。
裏面。受け取って真っ先にキーボード1つにしては重く感じました。
若干の汚れが気になりますが、頑丈に梱包されている印象。
外装をとると、キーボードの入った箱が弾力ある梱包材に包まれていました。
海外輸入は毎回心配ですが、きっちり保護されています。
黒い箱でさえも綺麗で捨てられません。
開封。ビニールに丁寧に包まれています。

キーボード本体の情報

13.7cm
36.5cm
前の高さ2cm(キーキャップなし)
後ろの高さ3.2cm(キーキャップなし)
重さ約2kg
角度5.2°
ボディ素材フルCNC機械加工アルミニウム
プレート素材
ポーリングレート1000Hz
キーキャップダブルショットABS
スイッチGateron G Pro 赤軸
  • ホットスワップ対応でスイッチを交換が可能
  • 接続は有線のみ、スイッチ1つでmacOSとWindowsとのレイアウトを切り替えが可能
  • VIAと呼ばれるソフトウェアでキーボードレイアウトやショートカットなど再マッピング可能
  • RGB LED バックライトあり。

スイッチ交換をやったことはないため、黄軸の在庫が復活したら購入し交換作業を挑戦したいです。

同様にキーキャップやケーブルの交換もできたらいいかと。

個人的には、バックライトは全く使用していませんが、下記のようにショートカットを駆使することで点灯させたり輝度の調整ができたりします。

バックライトに関するショートカット

バックライトのON/OFFfn+tab
バックライトのエフェクト変更fn+Q
明るさ+fn+W
明るさ-fn+S
点灯スピード+fn+T
点灯スピード-fn+G
色合い+fn+E
色合い-fn+D

バックライトの種類を下記のYoutubeで確認できるようにしてみました。

同封物

キーボード本体以外に同封されていたものは下記。

  • ユーザーマニュアル(英語と中国語)
  • 注意書き
  • Type-C to Type-C ケーブル
  • Type-A to Type-C アダプター
  • 予備の滑り止めとクッションのようなもの(恐らく吸音材)、ネジ類
  • キーキャップ(Windowsキーとaltキー)

キーキャップ交換用のキーキャッププラー、スイッチ交換用のスイッチプラーが同封されていると説明書きがありますが、なぜ入っていませんでした。

キーキャップはついてあったMacのコマンドキーとoptionキーをWindowsキーとaltキーに付け替えて使用しています。

ユーザーマニュアルは英語と中国語のみの表記。右のオレンジは注意書き。
ケーブルに右端についているのはアダプター。
予備の滑り止めとクッション、ネジ類。
Macのキーキャップがつけられていましたが、Windowsに入れ替えました。
赤軸。

打鍵音

心地よい打鍵音を求めて購入したKeychron Q3。

実際の音ですが、所有している他の3つのキーボードと比較する動画を作ってみました。

Keychron Q3とKeychron K2は同じ赤軸ですが、音はかなり異なることが分かりました。

買ってみて感じたこと

打鍵音の物足りなさ

もともと、以前購入したKeychron K2のような打鍵音を求めてQ3を買いました。

いざ使ってみると打鍵音が違う。

同じKeychronの赤軸でもQ3の方がより静かで穏やかな印象。

耳障りな打鍵音のするキーボードは避けていますが、使っていると少し物足りなさを感じ、茶軸にしても良かったとも思っています。

一段と黄軸に交換したい思いが強まっていて、ずっと続いている黄軸の完売状態が解消されてほしいものです。

テンキーが欲しい

Q3で作業をすることが多くなると、結局テンキーがあっても良かったと思い始めています。

マウスを振り回すフォートナイトをやるときは、テンキーは邪魔でしかなく、今まで60%キーボードのDucky One 2 Miniや、テンキーレスの80%キーボードであるApex Pro TKLを主に使ってきました。

テンキーレスキーボードを使用して作業する際は、以前購入していたMicrosoft Number Padをテンキーとして使っていますが、ペタペタした打ち心地がいまいち。

ブログを書くなどの作業したりするときは、テンキーつきの100%キーボードであるKeychron Q6でも良かったと思っています。

外観には概ね満足

重さ2kgの重厚感のあるボディを見てニヤニヤしています。

ボディに触れた時のひんやりとした金属の感触は、安っぽいプラスチックとは異なって触れるだけで所有欲を満たしてくれます。

シルバーグレーは悪くないですがややポップな印象。

個人的に、もう少しシックなカラーがあったら良かったです。

充電が不要の無線接続がいい

接続が有線のみですが、今のところ何不自由なく使用しています。

欲を言えば、無線接続で机周辺に散らばるケーブル類を最少化できればと。

ただ、断続的に接続が途切れるような不快感は味わいたくないので、快適に使用できる確証があれば無線接続のキーボードにも手を出したいです。

ケーブルレスのキーボードの懸念点は接続面だけでなく、充電の手間も考えられます。

充電の際にケーブルに繋ぐとなると抜き差しの手間がかかり、結局のところ優先で接続したままの方が良かったりします。

テンキーはないもののHHKBのように単三電池で使用できるのは秀逸なのかもしれません。これを書きながらHHKBに手を出したくなっています。。


何十個もキーボードを所有しているエキスパートでもない未熟者ですが、Keychronの魅力に惹かれて公式サイトから購入した流れや感想をまとめてみました。

時間が流れれば、またキーボードの物欲が湧いてくるはずなので、自分で書いたこの文章を読み直して、自分の求めるキーボードが何であるか吟味したいと思います。

  • URLをコピーしました!
目次