Chrome リモート デスクトップを使ってみた。【WindowsPCとiPadの設定方法】

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2023年5月に思い切って50万円でWindowsPCを購入。ゲームしたり作業したり自宅のメインPCとして毎日愛用中です。CPUがCore i9-13900KFにグラボがRTX 4090と自分史上で最も強いPC。詳細はこちらです→『ついに到着!ゲーム目的でポチった50万円のクリエイターPCを開封して電源いれてみた。

自宅ではもっぱらこのPCを使っていますが、自宅にいない時はiPad Air 5を使いちょっとした空き時間でブログを書いたりネットを見たりしています。

そんな中、自宅のPCにしかないデータを使いたい場面や、気分転換に外で作業したいことがしばしばあるのです。そこで目をつけたのがChrome リモート デスクトップ。外出先でもPCを遠隔操作できるようでやってみることにしました。

ここでは自宅にあるWindowsPCを、外出先でiPadで操作する、といった状況での話になります。

目次

WindowsPC側の設定方法

まずブラウザのChromeを開き、アドレスバーに「remotedesktop.google.com/access」と入力しアクセスします。

「リモート アクセスの設定」 でダウンロードを選択。

Chrome ウェブストアが開き、拡張機能の「Chrome Remote Desktop」が表示されます。「Chromeに追加」を選択。

ページ上部に「Chrome Remote Desktop」を追加しますか?と出るので、「拡張機能を追加」を選択します。

画面がインストールの準備完了と表示され、「同意してインストール」を選択します。

すると、以下のように「インストーラを起動できませんでした。しばらくしてからもう一度お試しください。」と表示されました。とりあえず「OK」を選択。

同じ表示が何度かあった後、次のような画面に切り替わりました。

自動的に「chromeremotedesktophost.msi」というファイル名のものがダウンロードされ、ダウンロードフォルダが開きました。

chromeremotedesktophost.msi」を開くと、「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と出てきたので、「はい」を選択。

すると、次の画像のようにパソコンの名前を入力を求められます。

デフォルトでは自分のコンピューター名が入っていますが、適当な名前を入力し「次へ」を選択します。

するとPINの入力が求められます。6桁の数字を自分で設定します。

数字を自分で決めて同じものを2度入力し、「起動」を選択。

再び「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と出てきたので、「はい」を選択すると次の画面に移りました。

これで、WindowsPC側の設定方法は終わりです。

続いて、iPad側の設定方法です。

iPad側での設定方法

先ほど設定したWindowsPCには、アプリで操作する方法ブラウザChromeで操作する方法あるようです。

まずアプリで操作する方法から。

アプリで操作する方法

まずChrome リモート デスクトップ アプリをダウンロードします。

iPadでApp Storeを開き「Chrome リモート デスクトップ」と検索すると出てきます。

やたらと星の評価が低いのが気になりましたが、とりあえず「入手」を選択しダウンロードされたら「開く」を選択します。

開くと以下の画面が出てきました。

「Googleでは、Chrome リモート デスクトップアプリを、インストール可能な新しいウェブアプリに置き換える作業を進めています。…」もしかしたら、今後消えゆくアプリなのかもしれません。のちに出てくるアプリに期待したいです。

ここでは「閉じる」を選択しアプリを使います。ちなみに「今すぐ移行」を選択すると、ブラウザのSafariが立ち上がりブラウザでChrome リモート デスクトップを利用できます。ブラウザ版は後ほど。

「リモートのデバイス」にWindowsPCの設定で決めた自分の名前を選択。

するとPINの入力を求められるので、設定した6桁の数字を入力します。

これで完了です。

WindowsPC側のデスクトップには次のような画像が映し出されます。

WindowsPC側でもiPad側でも共有は停止できます。

ブラウザChromeで操作する方法

iPadからブラウザのChromeで「remotedesktop.google.com」にアクセスします。

パソコンにアクセス」を選択。

「リモートのデバイス」の欄にWindowsPCが表示されるので選択します。

接続すると次のようにPINの入力を求められます。

WindowsPCで設定した6桁の数字を入力します。接続されこれで完了です。

Chromeリモートデスクトップの使用感

総じて言えることは、操作しずらい。の一言です。

1日しか使っていないので、使い込んでいけばいろんな用途が出てくるでしょうが、現段階では用途は少なさそうです。個人的な使用感を書いてみます。

アプリで接続して操作する場合、次の画像のように確かに自宅のWindowsPCがiPadに表示され操作ができます。

外出先でも試しましたが、ネットが繋がっていれば問題なく自宅PCにアクセスでき、このことに関して驚きでしかないです。軽く感動しました。

自宅からWindowsのソフトウェアも起動できますし、画像や動画も開けます。

右クリックは、2本の指をタップするなど操作は戸惑うことが多いです。

試しに録画してあった動画を再生したところ、アプリ版では音はでず、ブラウザ版だと音は聞こえました。原因は不明。

また、「タップモード」と「トラックパッドモード」で切り替えられますが、トラックパッドモードで表示されるカーソルがやたらと小さく見にくい。どこに矢印があるか見失います。

加えて、カーソルとiPadの表面を触った箇所と大きくずれるため、大げさではありますが操作は至難の業と言えます。

動画を停止したり早送りしたりするのも、スムーズにはいきませんでした。

カーソルは4K27インチモニターはフルHDと比べてなおさら小さくなります。

リモートデスクトップを使いたかった理由の1つは、WordPressでブログを書く際に、自宅のWindowsPC内にある画像をアップロードしたかったからです。外出先で作業していて、あの画像をアップしたいと思った時に、不自由なくアップしたかった。そもそもクラウドに保存すれば済む話で、貧乏性の私はクラウドの月額料金をケチっているだけです。

外出先からであってもWordPressでブログを書いていて、自宅のPC内のデータはアップロードすることはできたのは1つ収穫かと思います。

とはいえ、外出するときであっても自宅のWindowsPCの電源をつけっぱなしにしておく必要はあります。

モニターの電源だけ落としても利用できますが、PC自体の電源は自動でスリープ状態にならないように設定してずっとつけっぱなし。外出中に電源つけっぱなしだと何か気になってしましますが、スリープになったら接続できません。

ちなみに、WindowsPCで「設定」→「システム」→「電源」→「画面とスリープ」を選択し、「電源接続時に、次の時間が経過した後に画面の電源を切る」という項目を「なし」とすればPCはつけっぱなしになります。

その他にも、サブモニターとメインモニターのサイズが異なっているため、アプリ版では2つのモニターをiPadでは非常に見にくい点もありました。HDMIケーブルを抜いてシングルモニターにしてから外出する必要もありそうです。ブラウザ版、モニターを切り替えたり全画面設定にすることもできました。

ただ、ブラウザ版では入力がスムーズにいきません。WordPressで入力作業をするとなると、直接画面内に入力できず、下のテキスト欄に入力して1つ1つ送信する必要があり不便でした。

テキストを送信という欄に入力する必要があります。

WordPressであればわざわざ自宅のWindowsPCに接続せず、iPadでログインすればいい話なので使うことはないでしょうが。


現段階ではWindowsPC内の画像をWordPressに挿入するだけの用途といったところです。これだったらクラウドで十分と思いつつ、外出先から家のPCを操作できただけで喜んでいるアラフォーなのです。

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