iPad Air 5を購入し使い続けています。主に職場で業務の効率化を目的でいくつかのアクセサリと合わせて使用中です。
使い続けて1年以上経過、もはや職場では欠かせない仕事道具になった現在のiPadの用途や使用感をまとめておきます。
GoodNotesでスケジュール管理
iPadの用途で7割近くはスケジュール管理として使用しています。
ノートアプリとして定番のGoodNotesを980円で購入。職場の同僚が既に使用していたのを真似することにしました。
2022年のスケジュール管理はKotaLog Diaryという手書き手帳テンプレートを使用。かなり使い勝手がよくお勧めです。
ただ2023年になると1,200円と有料になったため、貧乏性の私は他の無料版を探すことに。
富士通がクアデルノという電子ペーパーで使える様々なテンプレートを提供しているのを発見。その中にスケジュール帳のPDFがあったためダウンロードして使用しています。
スケジュール帳は、手書きでもメモできるうえに、ページの追加も可能です。月別、週別、その日、と表示ができ、リンク機能がついているため月・週・日の表示をすぐに切り替えられるようになっています。
かつて仕事では10年以上使っていた本のスケジュール帳をなくすことに成功。
iPadをスケジュール帳にしたことで紙の手帳より遥かに効率的です。書き加えたり消したり、目立たせたり、メモをコピーしたり移動させたり。できることが増えて効率的になりました。
GoodNotesでペーパーレス化
スケジュールなどをGoodNotesで管理することでスケジュール帳だけでなくメモ帳も無くすことにも成功。また、できる限り職場で生まれる無数の書類もGoodNotesで管理しています。
やり方は、新たに配布された書類をAdobe ScanでスキャンしてPDF化。GoodNotesで業務の種類に分けてフォルダ分けしています。
最近は、スキャンせずに写真を撮ってフォルダに分類することも多くなっています。秘匿性の高い書類は自重しています。
かつては紙が増えるにしたがってクリアファイルがどんどん分厚くなって、何がどこにあるかも分からない状態になっていました。目当ての書類をすぐに出すこともできず、毎日分類したり破棄したり、仕事の多くの時間を紙を整理することに費やしていました。整理整頓の時間を短縮できたことで本来の仕事に時間を割くことができています。
ただ、このスキャンまた写真を撮って分類する作業が思いのほか面倒です。もはや職場で紙を禁止してもらうしかないかもしれません。
AirDropが思った以上に強力
普段スマホはiPhoneではなくアンドロイドのRedmi Note 9Sを使用しています。
iPhoneの使用者なら当たり前のことでしょうが、AirDropが死ぬほど便利ということに今さら気づかされました。
世界中の人がApple製品だけ使うようであれば、やり取りはAirDropだけで十分。Lightningが廃止されたらiPhoneに変えようか検討します。
ブログを書く
わずかな時間でブログを書くこともiPadの用途の1つになっています。
基本は自宅のメインPCで作業しますが、ずっと狭い部屋にいると悶々と過ごし作業がはかどらないこともしばしば。
Smart Keyboard Folioを装着したiPad1つ持っていれば、自宅以外のカフェとか図書館とかでも作業できます。Smart Keyboard Folioの購入価格は26,800円と少し高く感じましたが、どこでも作業ができる点では買って良かったものの1つです。
打鍵音も静かで周囲に迷惑がかからない点もGood。
安価なBluetooth接続のキーボードもありますが、接続が途切れることを恐れSmart Connector対応のSmart Keyboard Folioにしました。純正キーボードというのもありiPadとの一体感も素晴らしく1年以上使用してもノートラブル、iPadのカバーとしての役割もあり最高です。本当に買って良かった。
メール・SNS・ブラウザの利用
スマホでも十分でしょうが、Wi-Fiが繋がる環境では何かとiPadを使うことが多くなりました。
理由の1つはキーボード入力に慣れていて入力がしやすいためです。
私のようにスマホのフリック入力が苦手な人にはiPadはお勧め。時間をかけずにすぐに入力して調べ物ができるがいい。スマホでもキーボードのように入力できますが私には小さ過ぎます。
スマホの入力を難なく出来る方は不要かもしれませんが、スマホより画面が広いこともiPadでメールやブラウザを利用を自然としてしまう要因かもしれません。
Googleカレンダーで人員の配置管理
職場でGoogleカレンダーで人員調整をしていますが、画面の小さいスマホより見やすくてiPadで見ることばかりになりました。
GoogleカレンダーをiPadに付属のカレンダーアプリと簡単に同期できます。iPadのカレンダーアプリを開くだけで確認できるの便利。仕事では欠かせなくなりました。
メモ帳・備忘録
仕事でのちょっとしたアイディアやタスクをメモしなければならない場面でiPadを使うことが多くなっています。
GoodNotesのスケジュール帳の週別の表示に書き込むことがほとんど。iPad上で書き込めるので一度書いたメモ編集が容易。今までの手間は何だったろうと思るほど、メモのデジタル化はもっと早くやった方が良かったです。
とっさにメモするときはApple Pencilを、長い文章はキーボード入力と使い分けています。
またApple純正アプリのメモ帳もかなり優秀。同期でき他のApple製品でも編集できたり連携が良い。iPhoneやMacなどのApple製品で身の回りをかためれば、相当便利なのが分かります。
オンラインミーティング
職場ではオンラインMTや社外のZOOMウェビナーの参加が稀にあり、iPadを利用しています。
カメラの性能は高くはないですがミーティングレベルでは何ら問題なく使用できます。普段使っているiPadですぐにZOOMができ、オンラインMTの度に他のデバイスの設定をしなくてもよくなりました。
社内のNASへ接続
社内のいわゆる共有フォルダに接続し、主にファイル閲覧にiPadを使っています。
iPadからNASへの接続方法は簡単で、下記のような手順です。
- iPadの「ファイル」を開き、中央から左側に上部にある3点リーダー(…)を選択。
- 「サーバーへ接続」を選択し、smb://〇〇と入力。〇〇にはNASのIPアドレス入力。
- 「ゲスト」か「登録ユーザ」を選択し、NASに接続ができます。私の場合は「ゲスト」で利用可能でした。
わざわざ会社のPCを開かなくともiPad上で社内のファイルが確認できて、PCのある別の部屋で威力を発揮します。
ただ、このNASへの接続で少し不満点があります。のちほど。
このNASへの接続だけでなく、長期間iPadを使用して今の不満点も見えてきました。
現状の不満点
些細な事で私個人にしか当てはまらないことが多いのはご了承ください。
ショートカット機能を正確に使いたい
iPhoneとiPadで利用できるショートカット。1回タップするだけで登録した作業を完了してくれ機能です。
複数の工程を経る作業を登録すれば一発で完了できるようですが、なかなか上手くいきません。NASにある特定のフォルダを一発で開くように登録できたりできなかったり。今一つ登録方法が分からず試行錯誤中。
NASへの接続が切れる
先ほどの社内のNASへの接続ですが、なぜか接続できなくなるのです。
そのたびに、一度iPadを再起動しなければなりません。再起動すれば接続できるようになりますが、現在のところ原因と対策は不明。
画面が小さい
仕事の作業が煩雑になるほど、iPadのみの作業では効率が悪くなるケースがあります。
複数のソフトウェアを利用したり、画面に膨大な数値を一挙に表示させたり、こういった場合はPCの方が効率的です。
持ち運べるPCとしてのiPadは最高ですが作業内容を選びます。
紙も悪くない
ペーパーレス化がiPadを購入した目的の1つ。
ただ、資料の校正などは印刷して紙でチェックした方が何かと気づきやすいと感じます。
画面の小ささともつながるところですが、資料の内容が細かければ細かいほど結局紙で印刷した資料を使うことが多くなっています。これも資料の内容によります。
Microsoft Officeの利用
仕事ではWordとExcelで資料作成することが圧倒的に多いため、iPadで使えた方が便利です。
無料版Microsoft Officeのアプリをインストールしたものの、閲覧だけ可能で編集などは当然できません。
iPadで操作しなくても社内PCで済むことなので、有料課金に踏み切れていません。iPadは本体価格もなかなかの価格ですが、購入後のアプリ代が馬鹿になりません。年収300万円程度の会社勤めの私は本当に必要なことだけに課金したいと思います。
第三者に共有されているか不安
これは誰の共感も得られないですが、Googleのメモとかドキュメントとか勝手に誰かに共有されていないか心配になっています。
普段PCはWindowsでスマホはAndroidだとApple製品に関する知識がなさ過ぎて、何が何だかわからないのです。
AirDropで秒速で画像などもやり取りできたり、Google カレンダーが同期できたり、その仕組みを分かっていないからこそ、個人用に使っているものがiPad経由で第三者に見られていないか不安でたまりません。
マウスが欲しい
画面タッチは何かと便利です。iPadの操作に慣れると、Macbook Airをたまに使った時に咄嗟に画面を触れてしまいます。
とはいえ、マウスがあったあれば…と思うこともしばしば。コピーしたい箇所を選択したいなどの微妙な調整はマウスの方が優れているのでは思います。
ペーパーライクフィルムが見にくい
紙のような質感を得るためにペーパーライクフィルムを貼りましたが、やや曇ったような見え方になっています。
貼らないときはツルツルして書きにくさがあり、貼った後は書きやすさと引き換えに、画面がもやっています。んん…どっちをとるか。貼ることで使い勝手が悪くなるレベルでないので、ずっと張ったままにしています。
iPadだけでなくApple製品は初心者レベルなので、ネットにいらっしゃるApple達人の方々を参考にしつつ使い方を試行錯誤していこうと思います。