Apex Pro TKLからWooting 60HEに変えて感じたこと【Fortniteをやるアラフォー】

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おっさんでありながらFortniteに没頭することに後ろめたさを感じ、現実世界では誰にも打ち明けていない人間です。

ゲームをやるおっさん達は古参勢でなかなかの腕前のイメージですが、私はまだ3年ぐらいしかやっておらず全く上手くないのです。

練習で上達を望む以上に、高機能デバイスで何とかしてやろうともくろみキーボードにお金をかけてきました。

ここでは、使用デバイス一軍から二軍に降格したApex Pro TKLから今最も使用しているWooting 60HEに変えて感じたことを身勝手まとめてみます。

目次

アクチュエーションポイントの0.3mmの差

最も速く反応する設定で比べると、2019年発売のApex Pro TKLは0.4mm、Wooting 60HEは0.1mm。

確かにWooting 60HEの方が軽く触れるだけで反応するのを感じました。

Fortnite以外の作業は主にKeychron Q3を使用するので、Wootingに埃がかぶらないように付属していたプラスチックケースをのせています。その際、モニターのコードが軽くプラスチックケースを押していただけで、11111…と特定のキーが押され続けていることがありました。それほどアクチュエーションポイントを浅くできる。

こういう付属のプラケースは何となく好きです。

ただ、Fortniteのランクマッチでゴールド帯にいる程度の私レベルでは正直どちらでも良い。新しいApex Pro TKL(2023)は0.2mmにもできるのでなおさらどちらでも良いでしょう。

以前、Ducky One 2 Miniの銀軸からApex Proに変えた時の方が衝撃が遥かに大きく感じました。Apex ProからWootingに変えた時はわずかに速いかなと感じる程度。

Wootingはアクチュエーションポイントよりラピッドトリガーの方が驚きが大きかったです。

ラピッドトリガーの有無

Apex Proにはラピッドトリガーが無くWootingにはある機能。2023年7月時点でRazerなどの他社もラピッドトリガーを搭載し始めていますが、Wooting最大の強みと言えます。

やはり連打が速いためFortniteで連続編集などは高速にできる、ような気がします。。練習不足ゆえになかなか上達してません。

ラピッドトリガーを最も浅い設定にしていますが、1点調整が必要な点がありました。Wキーです。

FortniteではWキーを押した状態で前進しながら編集するなど珍しくありません。

ラピッドトリガーを最も浅く設定すると、キーを押した後にわずかにキーが上に上がると入力が無効になります。Wキーを押した状態で他の操作をすると、Wキーがわずかに上に上がってしまい、キャラクターが止まってしまう自体に。

このため、Wキーのみラピッドトリガーを無効にしています。キーごとにラピッドトリガーを有効/無効にできるのはありがたい。

キーボードのサイズの違い

Apex Pro TKLはその名の通りテンキーレスキーボードでフルサイズからテンキーを取り除いた80%キーボード。一方Wooting 60HEはさらにコンパクトな60%キーボードです。

やはり、私としてはFortniteでは絶対60%がいい。幅に関しては7cmほど小さくなるだけですが、マウスをブン回すことでキーボードにぶつける心配を軽減できる。

とはいえ、2023年になってApex Pro Miniが発売されたことで、60%キーボードだからWooting 60HEを選ぶ理由はなくなったかなと。アクチュエーションポイントも0.2mmで申し分ない。かつApex Pro Mini Wirelessはワイヤレスという点ではWooting 60HEにはない強みで取り回しがかなり楽。

ラピッドトリガーにこだわりがなければ十分すぎます。

打鍵感と質感の違い

あくまで2019年に発売されたApex ProとWootingを比較した感想ですが、圧倒的にWootingの方が好きです。

Apex Proは嫌いではないですが少し安っぽい感じ。

右のApex Proはスイッチが外からでも少し見える感じ。

また、Apex Proは長く使用すると表面がややテカテカして油が付着したような質感になってしまい見栄えがよろしくない。味があっていいという見方もありますが。

一方Wooting 60HEの打鍵感は悪くないものの、見た目の質感はプラスチック感があり工芸品のような美しさはあまり感じません。もしかしたら、ゲーム性能もあって見た目を追及するならZENAIMキーボードの方が良いのかもしれません。

私が購入した時の購入価格を比較すると、Apex Pro TKLが26,000円、Wooting 60HEは送料や税金込みで30,228円。ZENAIMは現時点で48,180円。

価格に応じて見た目の質感は比例する模様。

使用するUSBポートの違い

Apex Proは2つのUSBポートを使用、Wooting 60HEは1つ。大きな問題は感じません。

1つでもUSBポートを節約したいという人は、2019年発売のApex Pro TKLは避けた方がいいでしょう。

ただし、2023年に新型のApex ProTKL 2023が発売されケーブルが一新されました。

使用するUSBポートは1つだけになり、しかも取り外しが可能になっています。ケーブルは依然として固めのようですが、旧型と比べるとケーブルは細くなり改善されているようです。

ケーブルの取り付けと位置の違い

2019年に発売されたApex Pro TKLのケーブルは、キーボードに固定されていてキーボードから取り外すことができません。一方、Wooting 60HEのケーブルはUSB Type-C端子で接続され取り外すことができます。

ケーブルを好みのものに交換したい人にとってはWootingの方が自由度が高く良いでしょう。

またキーボードに接続されたケーブルの位置についてですが、Apex Pro TKLはキーボード上の左側、右側、中央からケーブルをはわせることができます。一方、Wooting 60HEはキーボード上の左側に接続する形です。

ケーブルが出る位置を3か所に変えられるのはPCとの位置関係で案外あると便利でした。

キーボードのケーブル位置は地味に変えたい時があります。今は使用頻度の減ったApex Proはその地味なニーズに答えてくれていました。

キーボードの角度調整の違い

Apex Pro TKLは2段階で調整ができますが、Wooting 60HEは角度調整できず固定。ゲーム最強とうたわれるWooting 60HEですが、角度を高くしたい人にとっては唯一物足りなく感じるかもしれません。私は角度調整はなくても気になりません

2019年発売のApex Pro TKLを最も低い状態とWooting 60HEのキートップまでの高さはほぼ同じようです。角度も同じ。

スペースバーのある列は右のApex Pro TKLの方が高いです。他はほぼ同じ高さ。

Apex Pro TKLの角度調整ができて良かったことは、タイピング作業の時に気分転換ができるぐらい。一般に角度をつけることでキーボードの印字が見やすい利点はありますが、そこまで見ないので気分を変えるぐらいの用途でした。

また、Apex Pro TKLには磁石で脱着できるリストレスト(パームレスト)が付属、これもあまり使いませんでした。

押下圧の違い

Apex Pro TKLは45cN、Wooting 60HEは押し始めが40cNで底で60cN。

キーを底まで押した時に、Wooting 60HEの方が押し返す力がわずかに強く感じます。押し返してくれる感覚は好きです。


Wooting 60HEは手に入れにくい面があるため、最新のApex Pro Mini Wirelessはどんなゲーマーにも勧められる選択肢であることを再認識しました。

当初Apex Proには60%キーボードはありませんでした。が、それが実現しさらにアクチュエーションポイントも0.2%に向上。かつワイヤレス。気になるのは価格ですかね。

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