30代になって体調が良くないとはっきり感じることが増えてきました。
目が痛み、歯が欠け、頭痛や腹痛も。
今年になって眼科に行って20年近く続けたコンタクトレンズを辞めて眼鏡に。人生初の虫歯で歯に穴をあけて銀歯に。
気落ちする日々が続きました。
年齢を重ねやや真剣に体調と向き合う必要があると感じ始めております。
原因不明の頭痛
体調の変化の1つに、原因のよく分からない頭痛が度々起きていました。
頭の目の上あたりが痛み眼をしかめたくなります。
仕事中は、手の親指でこめかみを強く押しマッサージをして紛らわせてきましたが、頭がガンガンして仕事どころではなくなってきます。
考えることも行動することも鈍くなり、仕事が進ない上に酷い時は軽い吐き気も。ただでさえ苦手な人とのコミュニケーションもより億劫になり人間に近寄りたくない。食事もとりたくない。
どうにかせねばと思い、それらしい原因を1つ1つ探ってみることに。原因として考えたのは、
- 眼精疲労
- コンタクトレンズ
- 寝不足
- 低気圧の影響
- 仕事のストレス
- 食生活
Fortniteをやる時間が多く目の疲れを疑ったものの、仕事で忙しくてゲームをやらなくなった時にも頭痛が発生。眼精疲労の可能性は低いと判断しました。
コンタクトレンズをやめても、しっかり睡眠をとっても、天気が良い日でも頭痛が起きることがありました。
仕事のストレスかどうかは、仕事を辞めて頭痛がなくなるか検証しなければならず、確かめようがありません。心身に精神的な負荷がかかっているは間違いないですが。
アルコールや煙草といった嗜好品には縁遠く、お酒は体質に合わず煙草は吸ったことさえありません。
ただ、食生活に目を向けたときに改善の余地があると。野菜や果物を取らなかったり暴飲暴食をしたりはないですが、毎日飲んでいる缶コーヒーが最大の原因なのではと疑ったのでした。
缶コーヒーと頭痛の関係を自分なりに調べてみることに
私の場合、毎日缶コーヒーを飲み続けていると、徐々に体のだるさを感じるようになってきます。
そこで、飲み続けている缶コーヒーをやめてみると、やめた日から数日間はだるさや頭痛、眠気などに襲われ、徐々に体調が回復することが分かってきました。
どうやら缶コーヒーが頭痛の原因で、つまりカフェインが頭痛に関係していることは間違いないようです。
果たして、何日間カフェインをとり続けると体調が悪くなり、何日間カフェインをぬけば体調に影響がないのか。
すぐにでも解明して平穏な生活を送りたい。どういった状況で体調が変化するのか検証してみました。
Day0(毎日カフェインを取り続ける)
これまで通り10日間連続して1日1本の缶コーヒーを飲みました。
体のだるさを感じるようになった日以降、缶コーヒーを飲むのをやめてみます。
カフェインを取らずにどう体調が変化するのか記録しました。
Day1(カフェインなし1日目)
仕事が休みの日の午前中、頭痛は感じずブログを書くなどの作業や家事をしつつ、お昼になったので昼食。
午後だらだらと過ごし夕方になると急にぼーっとし始めます。
少し横になると頭痛が発生。
今回は後頭部あたりがズンズンします。
だるさと頭の痛みに何もかもはかどらず、何かする気は消え失せ、夕食をとって風呂に入り、体の熱を冷まし寝ようとしました。
案の定眠れず。
今回は頭痛よりも体のだるさを感じ、目をつぶっても心地いい姿勢が延々と見つからずなかなか寝れませんでした。
Day2(カフェインなし2日目)
朝、階下の住人の足音が身体に響き始め、外の人の活動する音とカーテンの隙間から漏れる光でぼんやりと目が覚めました。
立ち上がると、、凄まじくだるい。加えて後頭部の頭痛。。
この日は午後からは仕事。
午前中は何も手につかないであろうと思いつつ少しブログを書こうとするも、眠ることはできない眠気に襲われます。
何となく気になったYouTubeを目と耳に入れつつ、時折横になったりしていると出社時間が迫ってきました。
慌てて食事をとって家を出ました。
会社についても力がでず挨拶するにも膨大なエネルギーを消費している感覚。
睡眠時間は7時間は確保できたはずなのに明らかに疲れ切っています。
おまけに近寄りたくない同僚が視界に入ると疲労度が増したように感じます。
勤務時間の終盤になると、こめかみや目の周りを中心に頭痛が増し仕事がままならず、気持ち悪さも伴い吐き気が出てきました。
自宅に戻って夕食をとっても目の周りの頭痛がひどく、寝る準備を整え布団の中へ。
目を閉じても寝付けることはなく、頭の痛みを感じながら意識がなくなるのを待ちました。
Day3(カフェインなし3日目)
午前2時に暑さでクーラーの設定温度を調整し午前7時に起き上がりました。
夜中に睡眠の中断があったものの、すぐに体調が良くなっていると分かりました。
目の奥の方から頭痛をわずかに感じるほどで、昨日の尋常でない気だるさも吐き気もありません。
もしかしたら今日は仕事がないことが精神的に楽になっていることも影響しているのでしょうか。
パソコンでブログを書き、書くことが止まったら動画を見て過ごしていると、午後に軽い頭痛を感じました。
缶コーヒーを連日飲み続けた後に、飲むことをやめた日から3日間は体調が優れないと検証できました。
Day4(カフェインなし4日目)
目が覚めると身体のだるさを全く感じません。
夜中に起きることがなく、6時間半ほど連続して睡眠がとれたことも影響しているのでしょう。
沖縄にしては普段より涼しい気温と、クーラーの温度、タイマーの設定がいい具合で、夜中に意識が戻ることがありませんでした。
日中は沖縄の青い空に覆われ、程よい島風が部屋の中にも見計らったかのようにタイミングよく流れてきます。
天候が良かったこともあってか、1日を通してひどく疲れを感じることも憂鬱さも皆無でした。
自分の体質上、缶コーヒーを飲み続けて体調の異変が起こったら3日間はカフェインをとらなければ回復すると判明。
今後、検証したいのは、コーヒーを継続して何日飲んでも何日飲まなければ、体調を崩すことなく過ごせるのか。例えば、5日間飲み続けても2日間あければ頭痛はこない、といった検証結果を得たい。
Day5~7(カフェインなし5~7日目)
体調は良好。
やはり缶コーヒーを3日間飲まなければ、体調が回復すると確信。カフェインをとらずに4日間が過ぎ、徐々に缶コーヒーに手を伸ばしたくなる欲求が出てきました。
Day8(カフェインあり)
眼の奥の頭痛も身動きさえできないだるさもすっかり忘れ、欲求にかられ1週間ぶりに缶コーヒーを口にすることに。
味において最も信頼しているサントリーのPREMIUM BOSS。
あれほど欲していたのに、ついつい口にしてしまう缶コーヒーの一口目は、なぜかそこまで美味しいと思えず、こんなものかと物足りなさを感じてしまいます。
もしかしたら、そのうち豆から購入して数万円もする全自動コーヒーメーカーに手を出す日がくるのかも。
今日のように体調が悪くない日に缶コーヒーを口にすると、頭痛やだるさはないものの、独特の体調の変化があります。
缶コーヒーを飲んだ後、食事をとらないで4時間ほどすると、身体がソワソワしだし小さな震えがでてきます。
自分の手を見ると明らかで、指先が小刻みに震え落ち着けない。この症状は数年前からはっきりと自覚し始めました。
軽食をとると収まることが多く、この日も仕事の合間に、たいして食べたくもないパンを食べると震えはなくなりました。
夜になると眠気はあるものの、眠りに落ちるのに時間がかかりました。
強烈な頭痛やだるさは何としても避けたいので、明日は缶コーヒーを飲まないつもり。様子見です。
Day9(カフェインなし1日目)
夜中にクーラーの肌寒さに気がつき温度を調整、そこからまた眠れず。
布団や枕にどう体を預ければいいのかも忘れていて、体の置き所をさぐり続けて朝が来ました。
朝の気だるさは、カフェインによる症状ではなく寝不足によるものだと決めつけて、今日眠れば快調になると割り切り気にしないことに。
Day10(カフェインなし2日目)
10日間缶コーヒーを飲み続けた後、カフェイン抜きで過ごした2日目は最悪でしたが、今回はひどい頭痛もだるさもなし。
1日飲んで2日間カフェインなしでも問題ないことが判明。
Day11(カフェインなし3日目)
午前中は年に一度の健康診断へ、午後は仕事。
健康診断の前夜からは水以外の飲食は禁止で、健康診断を終えるまでは頭が回らず何の作業も出来ませんでした。
仕事もいつも以上に動き回らなければならず、何かと慌ただしい1日でしたが、体調が悪くなることはありませんでした。
Day12(カフェインあり1日目)
次の検証は、缶コーヒーを2日連続飲んだ次の日からカフェイン抜きで連日過ごし、体調の変化を見てみることにしてみます。
30個入りの段ボールから冷やしておいたPREMIUM BOSS1本を飲んだ後に仕事へ。勤務時間の終盤に空腹を感じても、なぜか身体の震えはすることなく、ソワソワする感覚も感じず1日が終了。
Day13(カフェインあり2日目)
この日は休日。
昨日と同様、午前中に缶コーヒーを飲みつつ好きなことをして過ごすことに。
ネットで秋物の部屋着やFUJIFILMのX-S10を持ち運ぶためのカメラバックを探していると正午に、昼食をとってFortniteでビクロイをとってブログを書きました。
明日からまたカフェインなしの生活を3日間ほど過ごします。
Day14(カフェインなし1日目)
カフェインはとらずにいると、ついつい甘いものに手が伸びお菓子を大量消費。
頭痛もだるさも感じず夜になり、目を閉じ寝ようとするとお腹の調子がよろしくない。
2~3週間に1回ほどのペースで起こるお腹の不調。カフェインとの関係はなさそうです。睡眠時間が削られる煩わしさを感じながら、布団とトイレを3度行ったり来たり。
10月中旬のこの日はクーラーをつけずに寝ることにしました。
Day15(カフェインなし2日目)
暑さを感じることはなく、クーラーをつけずに一晩過ごしたことは正解でした。
朝、空気を入れ替えるために窓を開けると、流れ込んでくる風に肌寒ささえ感じます。
気温は25℃だというのに、沖縄で夏を越すと、このくらいの気温でも涼しいのです。
心地よい気候にも関わらず、午前中はブログを数行しか書くことしかできず、何か気力が出ず。
この日になって気がついたのは、昨日も同じような体調で、だらだらとお菓子を食べていたような。。カフェインを2日連続とった次の日以降は、だるさまではいかないものの、気力が出にくくなるのではないかと疑っています。
2日以上連続して缶コーヒーを飲むことは、私の体調に異常をきたすと結論づけることにします。
Day16(カフェインなし3日目)
体調はいたって良好。良く寝れたこともあり活動的に。とりあえず、今回の検証は終えたいと思います。
結論として
缶コーヒーは2日連続で飲まない、という健康マイルールができました。検証し続けたわりに、簡素すぎる結論で自分で若干あきれていますが。2日連続してコーヒーを飲むだけで体調が変わる虚弱体質だったとは。
今までは、なんとなく体調が悪くなったらコーヒーをやめていましたが、自分なりの検証を経て出した結論なので曖昧さがなくなっただけでも良しとします。
今後検証したいこととして、
- 体調を崩す原因がカフェインなのか、あるいは缶コーヒーに含まれる他の成分なのか。
- 缶コーヒーと他のコーヒーで違いがあるか。
- 缶コーヒーを飲まない間隔は何日間が適当か。
頭痛がくるのが怖くて、今すぐは検証したくないので時間をおいて体調と相談して試したいです。
缶コーヒーを飲まない日は、AGFブレンディスティックカフェオレのカフェインレスコーヒーを飲んでいます。「カフェインレス」は「ノンカフェイン」と違ってカフェインわずかに入っているとのこと。知りませんでした。体調に異変はないのでこの程度(4mg)の含有量であれば問題ないようです。
スーパーなどでお湯に溶かして手軽に飲めるカフェインレスコーヒーを探すも、思いのほか少なくブラックコーヒー以外ではネスカフェのカフェインレススティックコーヒーぐらいしか見当たりません。値段も気になるので、今後カフェインレスコーヒーを手軽に飲める方法も探っていこうと考えています。