初めてミラーレス一眼を購入しました。【FUJIFILM X-S10と選んだレンズ】

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フォートナイトを始めてから、ゲーミングPCやらキーマウやら、躊躇なくガジェットを買ってしまう日々を送っている30半ばになったおじさんです。

ついにミラーレス一眼に手を出してしまいました。カメラ初心者の購入までの経緯とちょっとした感想をまとめておこうと思います。

目次

購入したカメラ

購入したのは富士フィルムのX-S10

購入価格は120,000円。1年前の自分であれば12万のカメラなど絶対買わないであろう代物です。しかも本体のみの価格で、別にレンズを購入する必要もあります。

これでもコスパの良いカメラを選んだつもり。ライカのように高額なカメラは100万円を超えるものもある中で、スペックを考えるとYoutubeでカメラに詳しいであろう方の評判は良さそうでした。

まっくろの箱が到着。
説明書や保証書、点検サービスの案内などが入っていました。
ビニールに包まれたカメラ本体登場。
ショルダーストラップもついてきます。

X-S10の主な仕様

FUJIFILMのX-S10の大まかな情報は下記になります。

重さ約465g
本体サイズ126.0×85.1×65.4mm
記録メディアSD/SDHC/SDXCメモリーカード
液晶モニター3.0型 約104万ドット

重さはバッテリーとメモリー含んだ値、含まない重さは約415g。

バッテリーは、充電式バッテリーNP-W126S。専用USBケーブルとヘッドホン用アダプターも付属しています。

バリアングル式液晶。180度反転できます。

ざっくりとした仕様です。

画素数約2610万画素
ISO感度ISO160~12800
シャッタースピード1/32000秒~15分
撮影可能枚数目安約325枚
連写約30コマ/秒が可能
動画4K撮影が可能

ミラーレス一眼カメラで初めて撮った写真

上記までのX-S10の写真はスマホのRedmi Note 9Sでとったものですが、人生で初めてミラーレス一眼で撮った1枚は下記です。

目の前にあったApex pro。つまらん写真です。

オートで撮った写真、スマホで撮った写真と比べるとどこか少し違うとカメラ初心者にも分かりました。引きこもりがちですが、外に出て写真を撮りたい欲求が少しばかり出てきたので、今住んでいる沖縄っぽさのある写真が撮れたらと。

カメラを購入した理由

そもそもカメラを購入したのは、綺麗な写真を撮りたい、これに尽きます。特に綺麗に物撮りをしたい。

ブログの中でガジェットについて書いていると、外観を文章だけで表現する力がないことにすぐに気がつきました。

スマホで写した画像を載せると何か物足りない。せっかく物撮りするなら綺麗な写真を撮りたい欲望が生まれ、ミラーレスカメラを購入することに。

X-S10を選んだ理由

物撮りをするためだけの目的でカメラを探すことに。調べてみると、カメラは下記のように分類できるようです。

  • コンパクトデジタルカメラ
  • デジタル一眼レフカメラ
  • ミラーレス一眼カメラ

どのカメラを買うか調べるためにYoutubeを見てみると、ミラーレス一眼カメラに関する動画が圧倒的に多いとすぐに判明。カメラそのものの紹介だけでなく、撮り方、レンズ、付属品など関連動画を探すのに困ることはないほど動画が多くあります。

動画を見ているといっそう物欲が増していき、ミラーレス一眼カメラを買うことに決定。

ミラーレス一眼を探してみると、センサーの大きさの違いで主にAPS-Cかフルサイズの2種類があると分かりました。ただ、下記のようにセンサーの種類は2種類だけではない模様。

イメージセンサーサイズ
中判サイズ43.8×32.9mm
フルサイズ36×24mm
APS-Cサイズ23.6×15.8mm
フォーサーズサイズ17.2×13mm
1サイズ13.2×8.8mm
1/1.7サイズ7.5×6.5mm
1/2.3サイズ6.2×4.2mm

センサーの大きさによって、画素や画角、ぼけ量、階調(グラデーション)、暗所での画質などが異なるようです。センサーのサイズが大きいと綺麗な写真が撮れるでしょうが、カメラ自体も大きくなる。そこで、カメラ初心者の自分が求めることを整理することに。

  • 綺麗な写真が撮れる。できれば動画も。
  • 比較的コンパクト
  • 価格が10万円前後

フルサイズはカメラは本体が小さくても、レンズが大きくなる恐れがあることや、価格が高くなることから除外しました。APS-Cのカメラに絞って探すことに。

候補で挙げたのは次の大手メーカーの4つカメラ。

SONY α6600

発売日2019年11月1日
価格200,000前後
重さ418g
本体サイズ120×66.9×69.3mm
画素数2420万画素

Canon EOS M6 Mark Ⅱ

発売日2019年9月27日
価格126,500円前後
重さ361g
本体サイズ119.6×70×49.2 mm
画素数3250万画素

Nikon Zfc

発売日2021年7月21日
価格117,000円前後
重さ390g
本体サイズ134.5×93.5×43.5mm
画素数2088万画素

FUJIFILM X-S10

発売日2020年11月19日
価格120,000円前後
重さ465g
本体サイズ126.0×85.1×65.4mm
画素数2610万画素


SONY α6600に関しては、値段が気になる、、故に却下。小心者の私としては、初めてのカメラに20万円近くは出せませんでした。

Canon EOS M6 Mark Ⅱは、チルト液晶の使い勝手が悪そう、またこのカメラに使えるレンズが限られるとの評判を聞き却下。

Nikon Zfcに関しては、紹介されている動画や画像を見るとレンズが大きく見えコンパクトさを感じませんでした。また、グリップがなく手持ちが心配なうえに、ボディ内手振れ補正がない。さらにレンズが少ないとのことで、却下することに。

どれがいいのか判別できず、消去法的にX-S10に決定。

メーカーによって色合いなどが若干異なるのは調べてわかりましたが、画質の良さには遜色ないだろうとあまりこだわりませんでした。

同時に購入したレンズ【VILTROX AF 23mm F1.4】

カメラ初心者としては、カメラ本体の高額さにビビりながらも、さらにレンズも買う必要があるとのことでなおのこと驚き。カメラの違いだけでなくレンズによっても撮れる写真が全く異なるらしく、とりあえず調べることに。

調べるとFUJIFILMのレンズではなく、他社(サードパーティ)のレンズの方が値段が抑えられ、写真の写りも悪くないとのことでサードパーティのレンズを探すことに。X-S10にはXマウントのレンズであれば装着できると分かり、その他は自分なりの条件を決めて調査することにしました。

カメラの知識がない私は、下記のような4点だけ注意し、聞きなれないカメラ用語を勝手に理解して自分の求める条件をさぐることに。

  • 焦点距離→小さければ広角
  • f値→小さければ明るい
  • 単焦点レンズかズームレンズか→単焦点はズームできないが、画質、明るさ、ボケ量の面で優れ、比較的コンパクトで安価。
  • AFレンズかMFレンズか→MF(マニュアルフォーカス)は手動で、AF(オートフォーカス)は自動でピントを合わせる。

1つ目の焦点距離は、物撮りがメインなので広角レンズに。30mm前後に。

2つ目のf値は、室内撮りがメインなので明るい方が良い。f2.0より低い値に。

3つ目のレンズは、こちらも室内で物撮りを考えるとズームはなくてもいい。あと持ち運ぶにしてもズームレンズはでかくなる恐れ。よって写真の見栄えを優先し単焦点レンズに。

4つ目のAFかMFかは、初心者なので手っ取り早く撮れればいいので、まずAFに。

以上のような条件に見合うサードパーティのレンズを探すと案外多くはありませんでした。探した結果購入したのはVILTROX AF 23mm F1.4

X-S10にVILTROX AF 23mm F1.4を装着した画像です。

VILTROX AF 23mm F1.4の主な仕様

購入価格は、35,060円

同じ焦点距離とf値のFUJIFILM純正のレンズと価格を比較すると、FUJIFILMのXF23mmF1.4 Rは124,000円前後、XF23mmF1.4 R LM WRは145,200円。

貧乏性のカメラ初心者としては、カメラ本体の10万円以上の出費に加え、レンズでも10万円越えは苦しい。。一方VILTROXは半額以下に抑えられ、ネットで調べる限り評判も悪くないので購入することにしました。下記は大まかな仕様です。

レンズタイプ単焦点
フォーカスAF
レンズ構成10群11枚
絞り羽根9 枚
焦点距離23 mm
f値f1.4
最短撮影距離0.3m
画角63.4 度
最大径×長さ65×72 mm
重量260g
2009年に設立された中国のレンズブランド。2018年からレンズを展開しているようです。
説明書の他に、レンズフード、ポーチが付属しています。
大きさは思っていたより長い印象を受けました。

このレンズに対応するFUJIFILMの機種は下記。

X-A7/X-A10/X-A20/X-E3/X-E4/X-H1/X-M1/X-Pro1/X-Pro2/X-Pro3/X-S10/X-T2/X-T3/X-T4/X-T20/X-T30/XT30II/X-T200。

X-S10とVILTROXを使用した感想

初めてミラーレス一眼を購入して感じたことをまとめますが、素人ゆえの的外れな感想はご了承ください。直感的な感想です。

画質が綺麗

カメラのモニターを見た時には全く気づきませんでしたが、適当に撮った写真がパソコンで見ると感動するぐらい綺麗に感じました。初心者でもスマホカメラと違う画質と一目で分かります。

ただの抹茶ラテですが。

肉眼で見るよりもレンズを通すと味わいみたいなものがでるのでしょうか、自分が撮ったとは思えません。今まで、何かとすぐに写真を撮りたがる人には共感できずにいましたが、あらゆるものを撮りたくなってきました。

オートフォーカスの駆動音が静か

FUJIFILMのレンズを調べていると、詳しい方の意見として純正レンズでも駆動音が大きいものがある指摘を目にしていました。

サードパーティのレンズならなおさら駆動音がうるさくなることを気にしていましたが、全く気になりませんでした。録音しながらの動画撮影も問題なさそうです。

意外とでかく感じる

レンズの話です。VILTROX AF 23mm F1.4を付けると、カメラ初心者の私にとっては思った以上に大きく感じました。このぐらいのサイズ感が一般的なのかなと思いつつ、レンズフードを付けるとさらにでかさを感じます。

カメラ購入を機に、次第に写真を撮りたい欲望が生まれ、外を散歩でもしながら撮りたいと思い始めました。ただ、いかついカメラを持ち歩くのはちょっと気が引けます。

ズームレンズが欲しいかも

初めてのレンズに、広角の単焦点レンズを選びましたが、撮影場面を選ぶ必要があるかと感じました。

意図していた通りに物撮りには申し分ないですが、やはり遠くのものを撮るには被写体に近寄らなければなりません。今後撮るものが変化するに場合は、ズームレンズを購入するのもありかと思っています。まずは色んなもの撮ってから判断したいです。

バッテリーの持ちが悪い

バッテリーの持ちは、写真のみ撮っていて不便さは感じませんが、試しに動画を撮るとすぐに電池が減ることが判明。長回しをする際は、給電しながら撮影できるとのことで今後試そうと思います。自宅ならコンセントから給電すればいいですが、外出先はモバイルバッテリーが必須です。

他のX-S10の所有者も口をそろえてバッテリーのもちの悪さを指摘することが多いようで、中には手放す方もいるようです。今後、使っていく上でストレスを感じるようであれば、買い替える羽目になるのか…10万円越えなので細く長く使いたいのもです。

充電するのに時間がかかる

充電時間の目安は約5時間とのこと(入力5V/500mAの場合)。長い。長すぎる。。

カメラ初心者の私は、スマホの充電時間を想像していました。数十分で充電されるだろうと思っていたのは間違いでした。仕方ないのでこまめに充電していきます。予備バッテリーを購入するのも検討中。


今回は初めてミラーレス一眼を購入したど素人の感想をまとめましたが、ネット上に氾濫するありきたりな情報を垂れ流してしまいました。より詳細な情報は以前から検索すれば至る所に出回っています。

今更感がある内容でしょうが、今後も自分の好きなことを好きなように書き綴りたいと割り切っております。

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