今さらですが2023年のゴールデンウイークにG PRO X Superlightを買っちゃいました。
1年半以上はZYGEN NP-01を使っていましたが挙動がおかしな所が出てきたため、以前購入して使っていたG PROを使用していました。
ただ、どことなく重い、もっと軽いのがいい!と思い始め、より軽量な無線マウスを求めて探したのでした。
購入した経緯
購入にいたる発端は、ZYGEN NP-01を長く使用していて心境の変化があったことです。
まず、Fortniteを始めて3年ほどが経過して、下手なりにマウスを激しく振ることが増えたことが要因。やはりマウスのケーブルは煩わしいと結論づけ、ワイヤレスにしようと心変わりしたのでした。
Fortniteを練習していると30代半ばの腕は疲れることもあって、軽さが疲れを軽減してくれることを期待しより軽いマウスにしたかったのもあります。

さらに、決定的だったのはNP-01の挙動が怪しく不具合を疑い始めたことです。こちらで紹介しています。→あと少し軽くなって無線になれば最高なマウスZYGEN NP-01
そこでマウスを探すことに。とりあえずマウスに求める最低限の条件は下記。
- 接続→ワイヤレス
- 重さ→55g~70gほど
- サイズ→NP-01とほぼ同じ
- 形状→NP-01に似たもの
- 価格→1万5千円を切りたい
重さは、以前使っていたファイナルマウスのUltralight 2 Cape Townが47gと軽く、握った時にマウスがずれてエイムが定まらなかったので、それよりは少し重めを検討することにしました。
大きさと形状はNP-01に不満はなくむしろ気に入っているので、結局はNP-01をより軽量にしたワイヤレス版を探すことになったのでした。
ちなみに、2023年5月時点でマウス性能の高さはRazerが群を抜いて、最新マウスのDeathAdder V3 ProとRazer Viper V2 Proはかなり魅力を感じました。ただこの時点で2つとも2万円ほどしたため購入候補からは外しました。マウスに2万…とまだまだ価格を見て躊躇しています。それなりの体験価値はあるのでしょうが。。
Razerの製品以外で目に留まったのはGPRO Xを含め以下の5点でした。ちなみに価格は2023年5月時点のものを掲載しています。
Pulsar Xlite V2
まず1つ目。横から見たときにマウス中央部分が最も高くなる形状。できればマウスお尻の部分が高くなっていて欲しかった。高さは42mmとNP-01よりやや高めです。
また、完全に見た目の問題ですが穴の開いた表面が気になってしまいます。

重さ | 59g |
サイズ | 122.66×42×66.17mm |
形状 | エルゴノミクス形状 |
価格 | 9,780円 |
Ninjutso Sora
2つ目はNinjutsoの製品。横から見たときに、マウスのお尻の部分が膨らんだ形状はNP-01に通じるものがあり好印象でした。
一方で重さが軽すぎやしないかと心配。また、Youtubeである配信者がゲームで使用していたところ、マウスの動きと画面の動きが逆になる左右反転の現象が起きたことを指摘していました。

重さ | 45g±2g |
サイズ | 120.8×37.3×59.8mm |
形状 | 左右対称 |
価格 | 12,990円 |
Endgame Gear XM2w
3つ目は、Endgame GearのXM1のワイヤレスモデルです。
XM1と同じ形状で軽量化されています。Ninjutso Sora同様にお尻の部分が最も高くなり好きですが、マウスの幅が66mmと手に合うが気になります。
ただ、現時点で買えない。日本で取り扱いを待つしかないようです。

重さ | 63g |
サイズ | 122×38.5×66mm |
形状 | 左右対称 |
価格 | 未定($119.99) |
Lamzu Atlantis V1
4つ目はLamzuのAtlantis。形状は先ほどのXM2wに酷似しています。
パソコンショップアーク、HID-Labs OnlineShop、MaxGamingなどで購入でき、色などによって価格が異なります。また一回り小さいMiniサイズも発売されています。

重さ | 55g |
サイズ | 123×38×66mm |
形状 | 左右対称 |
価格 | 12,900~14,100円 |
G PRO X Superlight
で5つ目がG PRO X。定番中の定番。既に持っているGPROと形状はほぼ変わりません。

重さ | 63g未満 |
サイズ | 125.0×40.0×63.5mm |
形状 | 左右対称 |
価格 | 17,100円 |
最も欲しかったのはXM2w。ただ購入できないため断念せざるを得ませんでした。
次にXM2wとほぼ同じ形状やサイズであるのLamzu AtlantisをHID-Labs OnlineShopで購入しようと動きました。
色はブラック、製品のコンディションを選ぶ欄で通常版は完売の状態で、パッケージに傷みがあるものであれば13,200円で在庫がありました。
沖縄への送料は1,500円ほど、合計は約14,700円。
ただ製品の到着は、沖縄ゆえにいつになるか不透明です。
ゴールデンウイークのうちにすぐにでもマウスが欲しいぃ…という物欲がピークの状態。
ちなみに、自宅から車で数十分の店舗に行けば、大手メーカーであるロジクールの製品は常に置いていて、GPRO X Superlightが16,930円で売っています。
そこでLamzu AtlantisとGPRO X Superlightを天秤にかけることに。
結論。安いですがいつ届くか分からない新興メーカーのLamzu Atlantisを待つより、新しい軽量ワイヤレスマウスをすぐにでも手にしたい欲望が勝りGPRO Xを買うことにしました。LogicoolやRazerはAmazonと変わらない値段で実店舗で購入できすぐ手にできるという良さを実感する機会になりました。
こうして、お店に向かいGPRO X Superlightを購入したのでした。
正直、マウスの形状という点では妥協しました。GPRO Xはエルゴノミクスでもないですし、最も高い部分はマウスの中央でお尻の部分ではありません。NP-01と形状が異なります。手にしっくりこない場合は、まだ使ったことのないグリップテープを貼ってみるのも検討したいです。
主な仕様【G PRO X Superlight】
先ほどの大きさと重さ以外の主な仕様は以下のようになっています。
センサー | HERO 25K |
最大加速度 | 40G |
レポートレート | 1000Hz |
接続 | 2.4GHzワイヤレス |
ボタン数 | 5つ |
解像度 | 100~25,400DPI |
最大速度 | 400IPS |
バッテリー | 最大70時間 |
ケーブル | ビニール/Micro-USB |

GPROとGPRO Xの違い
GPROとGPRO X Superlightとの異なる点を感じたことを交えて挙げていきます。
重さ
SuperlightとうたっているわけですからGPRO Xの方が軽いわけです。
GPROは80g、GPRO Xは63g、その差17g。
形状の大きな違いはない2つの製品の一番の違いはここでしょう。

お店に向かう車中で運転しながら、年収300万程度のおじさんがマウスを17g軽くするために1万7千円支払う人生に一人で笑ってしまいました。
17g軽くなることで好きなゲームがより好きなる体験を1万7千円で買うだ。そう言い聞かせ商品を手に取りスマホのバーコードを店員さんに読み取ってもらいました。
自宅に戻りさっそく使用してみると17gの差は想像以上にありました。今まで尻高のエルゴノミクス形状を求めていたものの、軽くなっただけで使いやすく感じます。形状を妥協して買った自分を納得させるために、無意識に肯定的に捉えているのかもしれません。

ロゴ部分が光らない
個人的に不満だった点が解消されていました。
GPROは充電中にロジクールのロゴが煌々と光り入眠を妨げていました。PCと寝る場所が同じワンルームに住む睡眠難民にとって、その光は夜には邪魔でしかなく、マウスパッドをマウスにかぶせてから眠る日々を送っていました。G HUBの設定でもどうにも変えることができず地味に嫌な点だったのです。
一方GPRO Xはロゴは光らず申し訳程度の光の点が緑色に光る程度。最高です。マウスは光らなくていいんです。

外観の違い
ぱっと見ですぐに分かる外観の違いはホイールの色とサイドボタン、「SUPERLIGHT」という印字です。
GPRO Xホイールの両脇は黒でない色が装飾されています。
また、GPROは左利きでも使えるように再度ボタンが左側にも取り付けられるようになっていました。GPRO Xはそれが無くなり完全に右利き専用マウスになっています。

クリックの違い
GPRO Xの方がわずかながら大きい音に感じますが、耳障りには感じません。

重心
GPRO Xはややマウス中央によった感覚があります。

GPROを購入するときに、軽過ぎを懸念して一度は敬遠したGPRO X Superlightを結局買うことになりました。こうなるんだったら最初から買っとけば良かったと後悔。買い物は後悔の連続なのは私だけでしょうか。。
細かい違いはあるものの、同じ形状で17g軽いだけのマウスに1万7千円を使う日が来るとは思いもしませんでした。この買い物がこの後に幸せな体験をもたらしてくれることを期待することとします。