GR III HDFが到着。開封して物撮りしてみる。

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今更感強めではありますが2024年の今になってGR IIIを購入しました。買ったのは2024年発売のGR III HDFではありますが、GR III自体は2019年に発売されたカメラです。細かいデザインや機能の変更はあるものの、NDフィルターがHDF(Highlight Diffusion Filter)に変更されている点を除けば特段大きな違いはないようです。

最新カメラとは言えないGRの購入を決断した理由は、APS-Cセンサーでありながら嘘みたいに小さいから。小さければ携帯しやすく撮影する機会が増えると期待しています。これまでは、この光景をカメラで写したいと思った瞬間にカメラを持っていないことばかりでした。

スマホよりきれいに撮りたい、かといって一眼ミラーレスカメラは常に持ち運ぶにはデカくて重い。スマホとミラーレスの間ぐらいの手軽さのカメラであれば、常に携帯して手軽に撮る回数が増えることで、自ずときれいな写真が撮れるようになるんじゃないかと。写真初心者がこう安易に考えてGRを買ってみました。

目次

開封

購入したのはGR III HDF。8月初旬に抽選販売に申し込んでありがたいことに当選。すぐに注文して8月21日に発送されて、その4日後に無事沖縄の自宅に届きました。

購入価格は146,600円。リコーイメージングストアの正規の価格とあって、楽天RICOH公式ストアで買うよりやや高かったようです。ただ、楽天RICOH公式ストアでは予告された日時に待ち構えても、一瞬で売り切れて買える状態ではありませんでした。

1pt=1円分のポイントが14,660ptもらえたものの、次回以降の購入で使えるためすぐに適用できず。しかも、このポイントは取得日から365日経過すると失効することもあって、貧乏性の私としてはちょっと不満です。予備のバッテリーとか純正ストラップとか買おうか検討中。

到着した箱を開けると、恐らく今後ほとんど読むことは無いであろうぶ厚い使用説明書が入っています。今後使っていくにつれて不明確な点は出てくるはずですが、RICOHの公式サイトからPDFで確認できるので開くことは無さそうです。

カメラ本体は白い袋に、その他のケーブルなどはビニールに入っています。カメラ本体はさらにビニールで覆われていました。

開封して手に取ると、やはり小さく軽い。約109.4×61.9×33.2mmで本体のみで約227g。

縦横の長さはスマホより遥かに小さく、本体のみ重量は少し重いスマホぐらいです。

気になっていた厚みですが、そこまで気にならないレベルかもしれません。本当にポケットに入るサイズ感で、実際に肌身離さず過ごしてみようと思います。ポケットが膨らむことは間違いないので、日常生活を違和感なく過ごせるか試そうと思います。

外観の作りはとにかく美しく、余計な装飾がそぎ落とされている印象です。シンプルな作りが操作性にどう影響するかも使い続けてみます。

上から見ると電源ボタン、シャッターボタン、モードダイヤル、F値を変更するダイヤルがあるのみ。これまでFUJIFILMのX-S10を使っているため、モードダイヤルは見慣れない感じがします。下記に自分用としてまとめておきます。

  • P:プログラムモード(ISOを自分で設定する)
  • Av(A):絞り優先モード(F値とISOを自分で設定する)
  • Tv(S):シャッタースピード優先モード(シャッタースピードとISOを自分で設定する)
  • M:マニュアルモード(すべて自分で設定する)
  • U1~3:USERモード(自分好みの設定を登録できる)

モードダイヤルの切り替えで、手前のロックボタンを押しながらダイヤルを回す点は新鮮です。フジにはロックボタンがなかったので。カメラの扱いに慣れていない身としては、Av(A)モードで使うことが多くなりそうです。

背面のディスプレイは思った以上にきれいで見やすい感じがします。外の太陽光が強い状況でどう見えるか気になります。あまりにディスプレイがきれいなので触れるのを躊躇するほど。ポケットに入れて擦れて傷つくのが心配です。急遽、保護フィルムをAmazonでポチることにしました。

背面のボタン操作は徐々に覚えていきます。まぁ小難しいことは考えずシャッターを切ることさえできれば十分です。

控え目なグリップ部分の質感が良くて、小さいわりにしっかりホールドできる感じがします。手首にかけるストラップが付属しているので、落下防止で基本は付けておこうと思います。内容物は以下。

  • 使用説明書など
  • 充電式バッテリー
  • ストラップ
  • USBケーブル
  • 電源アダプター

充電して電源オン

USBケーブルは片方がUSB Type-A、もう片方はUSB Type-C。Type-A側を電源アダプターに差し込み、Type-C側をカメラ本体に接続して充電します。

充電式バッテリー(DB-110)をカメラ下から挿入。このバッテリーは、フル充電で撮影可能枚数は約200枚とのこと。200枚となるとバッテリー持ちはいいとは言えません。普段使っているFUJIFILM X-S10を使っていると充電がすぐに減る感覚ですが、それでも撮影可能枚数は約325枚。これより持ちが悪いとなると長時間の撮影は難しいでしょう。

充電が心配な場合は、以前購入したCIOのモバイルバッテリーでも持ち歩こうと思いますが、せっかくカメラは軽量コンパクトなのに、別途モバイルバッテリーを持つのはなんかなぁ…。モバイルバッテリーは重いので、やはり予備バッテリーはあった方がいいかもしれません。

充電する前に、以前購入したSDカードも入れておきます。SDカードはSanDisk 64GB。今のところ動画を撮るつもりはなく、写真もJPGのみでいいかと思うのでそんなに容量は要りません。

さっそく充電。ケーブルのUSB Type-C側をカメラに差し込み、約2.5時間でフル充電できます。

ちなみに、バッテリーとSDカード、付属したストラップをつけると255.4gでした。ポケットに入れるとずっしり感じるでしょうが、スマホより数十gほど重いだけと思えば問題ないかもしれません。

充電が完了し電源を入れると、カメラが起動し以下の画面の通りまず言語を選択します。

次に日時を登録します。

これであとは撮るだけです。

目の前を撮ってみる。

これまでのGR III HDFの写真はFUJIFILM X-S10で撮ったもの。これからは、GR III HDFで撮った写真を載せます。

初めてGRで撮った写真がこちら。ただ目の前にあるものを撮っただけです。

F8.0 1/5秒 ISO200
F2.8 1/200秒 ISO800
F8.0 1/200秒 ISO6400 ポジフィルム調
F8.0 1/200秒 ISO6400 ハイコントラスト白黒

つまらないデスク上ではありますが、小さいカメラなのによくきれいに撮れるなぁと。また、ファインダーがないのは新鮮です。カメラのモニターを見ながら撮るので、どんな写真になるか詳細がつかめず、PCに転送して確認してようやく分かる感じです。

GRのイメージコントロールもいくつか試してみましたが、ポジフィルム調の写りが面白いかなと。「GRといえばモノクロの美しさ」らしいので、カメラの設定を色々いじりながら試そうと思います。


15万円近いデジカメを買うに至りましたが、値段以上の楽しい体験が待っていると期待しています。今後、常にポッケにでも入れて、通勤途中や散歩でもしながらGR IIIで日常を写してみます。

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