GR III HDFの抽選販売に応募しました。

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ここ1年で市場価格が高騰しているGR。2019年3月に発売したGR IIIは、2023年中には12万円ほどで購入できました。価格.comを見ると、2024年4月あたりに、ストアの最安値であっても20万円ほどに価格が上昇。これを書いている時点でも価格は下がることなく、20万円ほどで推移しています。

GR IIIは、109.4×61.9×33.2mmと、本当にポケットに入る大きさでありながら、APS-Cセンサーを搭載するコンデジです。自分の生活の中では最適なカメラだと思っています。

ほぼ毎日仕事で職場に向かい、カメラを持って出掛けるのは、せいぜい週1日の休日ぐらい。まとまった撮影時間があまり取れていません。そんな中でも写真を撮る時間ぐらい捻出できるだろ、と自分でも思いますが、他にもやりたいことが際限なくあって睡眠時間も削りたくない。

わがままな私が考えたのは、常にカメラを携帯して、自宅と職場の道中で気になった光景を瞬間的に撮影すればいいのではと。何日も前から予定を組んで、意気込んで写真を撮りに出歩くこともいいですが、日常の風景をスナップする程度なら時間をかけずに好きな写真を撮れると思いました。

休日の沖縄の海沿いで。

そこで、常に携帯できるほど超コンパクトでありながら、きれいな写真が撮れるGRに目をつけたのでした。今さらですが2023年中に買っときゃ良かった、と本当に後悔しております。

目次

GR III HDFの抽選販売に応募

通常版のGR IIIはメーカーが生産を一時停止しています。これを書いている時点でのGRシリーズの最新モデルは、2024年4月に発売されたGR III HDF/GR IIIx HDFです。HDF(Highlight Diffusion Filter)を搭載したモデルで、より柔らかい表現ができるようになりました。

このHDFをオンにすると、フィルム写真や映画のような風合いになり、ふんわりとした写りになるとのことです。正直なところ、普段FUJIFILMのX-S10でフィルムシミュレーションを使っていることもあり、HDFは無くてもいい…。どちらかというと GRらしいシャープな写りを味わいたいではあります。

”RICOH公式サイトより。

GR III HDF/GR IIIx HDFであっても、HDFをオフすれば本来のGRの色味が楽しめるので問題は無さそうです。通常のGRと比べてちょっと値段は高いようではあります。2024年7月時点のリコーイメージングストアでは、GR III HDFは146,600円、GR IIIx HDFは152,600円となっています。

この最新のGRであれば、今年の5月に抽選販売が行われ実際に購入できた方もいるようです。最近になってRICOHの最新Xに、2024年7月にも抽選販売を実施するポストを発見。ここを逃すわけにはいきません。申し込みます。

GR III HDFの抽選販売の受付期間は、7/5(金)午後6時~7/8(月)正午。

開始直後の午後6時にスタンバイ。サイトにアクセスするも全くつながりませんでした。恐ろしいほど人気の高さがうかがえます。ずっとブラウザを開いて待っていても、ブラウザを何度更新しても、一向にアクセスせず画面は真っ白。

説明によると先着順ではなく「厳正なる抽選」によって当選した人へメールが送られるとのことです。その言葉を信じ一旦申し込みを中止。時間を改めてサイトへアクセスしました。

日を改めてアクセスすると、下記の通りエントリーフォームが出現していました。

”RICOH公式サイトより。

早速ここから申し込むことに。詳細を読んでみると、結果は7/11(木)に、当選者のみにメールが送られるようです。

”RICOH公式サイトより。

入力フォームは下記の通りいたって簡素なものでした。

”RICOH公式サイトより。

これだけでいいのか不安になるぐらい簡単な入力内容でしたが、とりあえずこれで完了です。

”RICOH公式サイトより。

申し込んどいて気にかかっていること

絶好の機会なのですぐに申し込みましたが、今さら買って後悔しないか心配になってきています。

HDFに魅力をあまり感じない

先ほども少し書きましたが、HDFにそこまで魅力を感じません。使う前から素人があーだこーだ言うのも違うとは思いますが、GRの作例を見るとこの機能は使わなくてもいいかなと。次の写真はRICOHの公式サイトに掲載されていた例です。

”RICOH公式サイトより。

左がHDFがオフで、右がHDFがオンの写真。

確かに柔らかい写りに見えますが、個人的にははっきりとした写りを求めているので、左の方が好みです。撮るシチュエーションにもよるでしょうが、今の自分は解像感のある写真が撮りたい。あえてHDFでふんわりとした雰囲気にさせたいわけではありません。

GR IIIの通常版は12万円ほど発売、GR III HDFは146,600円。自分のそこまで求めていない機能がついて、購入価格が2万円以上高いのは少し複雑な気分です。ただ、何事も一見すると自分には不要と思える機能でも、実際に使ってみると良い面を感じることもあります。直感的にネガティブに感じたことでも、飛び込んでみると面白い発見があるのかもしれません。

NDフィルターが無い点

GR III HDFは、HDF(Highlight Diffusion Filter)というフィルターがついていて、従来のGRについていたNDフィルターがありません。

GR IIIには、約2段分の減光効果のあるNDフィルターが内蔵されています。ND(Neutral Density)フィルターは、レンズから入る光の量を減らすために使うフィルターです。まぶしさを抑えるサングラスに例えられるようです。

天気が良く明るい時に、F値を小さくして撮ると白飛びすることがあります。NDフィルターはこれを防ぎ、明るい環境であっても絞り開放で背景をぼかした表現が期待できます。またスローシャッターで、動く被写体をぶらす際にも有効です。

個人的には、HDFよりNDフィルターを使った写真をやってみたいので、わざわざHDFを選んで良いのか自問自答しています。

ECサイトで販売される?

貧乏性ゆえに少しでも安く手にしたいと考えております。リコーイメージングストアで購入するより、他のAmazonなどのECサイトで購入した方がお得なのではと思い始めています。

最有力はRICOH GRストア 楽天市場店。あくまで個人的な意見ですが。

次の画像の通り、サイト内で発売されるアナウンスがされています。

”楽天 RICOHストアより。

青字で7/8(月)正午に、次回の注文受付を予定しているとはっきり掲載しています。

もしかすると、こちらは抽選販売ではなく、先着順になるのではと勝手に予想しています。可能性は高くないでしょうが、抽選の文字もありませんし、定刻になったら販売が開始されるのではと期待しています。

直販で買うよりECサイトの方が安い場合が多いため、販売されたらこちらの方が良いのかもしれません。抽選結果は7/11(木)にメールが届くので、先に楽天市場の販売状況を観察して申し込みできればと思います。


通常版GR IIIが欲しいではありますが、しばらくは受注が一時停止のままでしょう。そうなるとGR III HDFをいくしかなさそうです。

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