安くていいフルサイズのカメラが欲しい。物欲の限界です。

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6月中旬、梅雨真っ最中の沖縄では、外にカメラを持ち出すのがはばかれる天気が続いています。この日にいたっては大雨の警戒レベル4で、職場では同僚のスマホから一斉に緊急速報のアラームが鳴り響くほど。室内にいても、大量の雨が強い風で窓ガラスをたたき、雷の音が断続的に鳴り響いているのが分かります。カメラを外で使うなど到底できない天候です。

外に出られず、唯一持っている一眼ミラーレスカメラFUJIFILM X-S10で、室内を何となく撮っています。相変わらず高まるのがフルサイズセンサーを搭載したカメラへの物欲。富士フイルムのXシリーズはAPS-Cセンサーのみのため、フルサイズと比べてどれほど違いがあるか実感したい。ひたすらフルサイズカメラをネットで探す日々が続いています。

探す中でやはり気になるのは価格。カメラは特権階級のみに許された趣味なのか、がくぜんとするほど高価格が並んでいます。年収300万円ほどのわびしい生活をしている身にとって、安くていいフルサイズのカメラが欲しいのです。前はSONYに絞って購入候補を3つ挙げました。α7CⅡα7CRα7Ⅳの3つです。今回はメーカーを絞らず価格を抑えたフルサイズのカメラをピックアップして、個人的な考えをまとめて、物欲をしっかり整理したいです。

目次

安くていいフルサイズカメラを探す

購入を検討していく中で、価格を抑えるために新品にこだわらなくてもいいかと思い始めています。中古でもコンディションが悪くなければ購入の選択肢として考えてみます。FUJIFILMのXマウントから新しいマウントに切り替えるため、カメラのボディだけでなくレンズも一新する必要があり出費は避けられません。ボディもレンズも中古で多少価格を抑えてもいいかと。

CANON EOS RP

2024年6月時点で、CANON EOS RPの価格は、新品で12万円前後、中古で安い物は9万円前後で推移しています。現時点では最も安く手にできるフルサイズのカメラです。FUJIFILMのX-S10の12万円でしたので、同じ価格帯でフルサイズも買えたんですね。知りませんでした。

”Canon公式サイトより。

ざっくりとした仕様は下記です。

  • 約2620万画素
  • 最高約5コマ/秒
  • ISO 100-40000
  • デュアルピクセル CMOS AF 4779点
  • 電子ビューファインダー 約0.39型 約236万ドット
  • バリオスピードロータリー液晶モニター 約3.0型 約104万ドット
  • 4K UHD (3840×2160) 24p
  • 約132.8×85.0×76.8 mm
  • 約485g

正直のこういったスペックを見ても素人にはピンときません。頼りになるのは使用者の口コミ。その中で目にとまった複数の意見としてあったのが、装備しているLP-E17のバッテリー持ちが悪いこと。X-S10を使用していて、バッテリーがいかに重要か、思い知らされているので、バッテリー持ちが悪いカメラはなしかと。また、ケーブルを差し込んで給電しながら使えない点も私にとっては致命的。この安さでフルサイズを体感できるのは魅力なんですが。

SIGMA fp

2024年6月時点で、SIGMA fpの価格は、新品で18万円前後、中古で安い物は17万円前後で推移しています。現時点で、フルサイズカメラ最小のコンパクトさが魅力です。

”SIGMA公式サイトより。

ざっくりとした仕様は下記です。

  • 約2460万画素
  • 最高約18コマ/秒
  • ISO 100-25600
  • コントラストAF + 像面位相差AF 425点
  • 3.2型 約144万ドット チルト式タッチパネル液晶
  • 4K UHD/24fps
  • 約112.6×69.9×45.3 mm
  • 約370g

個人的に心配なのはボディ内手ブレ補正が非搭載である点です。X-S10には手ブレ補正が搭載されていて、非搭載のカメラを手にしたことがないので、どう影響が出るか。また、ファインダーがないのも気になります。さきほどのEOS RP同様バッテリー持ちの評判は良くありません。

Nikon Z 5

2024年6月時点で、Nikon Z 5の価格は、新品で15万円前後、中古で安い物は13万円前後で推移しています。こちらもフルサイズでありながら20万円を下回るNikonのエントリーモデルのカメラ。個人的にレトロな外観が好きです。

”Nikon公式サイトより。

ざっくりとした仕様は下記です。

  • 約2432万画素
  • 最高約4.5コマ/秒
  • ISO 100-51200
  • ハイブリッドAF(位相差AF/コントラストAF)
  • 約104万ドット チルト式3.2型TFT液晶モニター
  • 4K UHD 30p
  • 約134×100.5×69.5mm
  • 約675g

SIGMA fpと異なり手ブレ補正機能が搭載されているので初心者にも安心感がある一方、SIGMA fpと比べると300gほど重く、けっこうな重量が気になります。また、動画を4Kで撮影する際に、画像の一部を切り出して撮影サイズを変更する「クロップ」がされる模様です。写真機としてのカメラを探しているので、そこまで気になりませんが。

Panasonic LUMIX DC-S9

LUMIX DC-S9は、2024年6月中旬に発売するPanasonicのフルサイズカメラです。発売時の価格は207,900円となっているショップが多いようです。シルバーとブラックの2機種に加えて、3つのカラーバリエーションから選べるエクステリア張り替えサービスがあります。送料などを含めると1万円ほどかかるようですが、青や赤などを基調とした外観に変更できるのは他社にはない試みです。

”Panasonic公式サイトより。

ざっくりとした仕様は下記です。

  • 約2,420万画素
  • 最高約30コマ/秒
  • ISO 100-51200
  • 映像検出によるTTL方式(像面位相差AF/コントラストAF)
  • 静電容量方式タッチパネル搭載 液晶モニター
  • 6K 30p
  • 約126×73.9×46.7mm
  • 約403g

今回挙げるカメラの中で最も新しいモデル。サイズ感や外観はSIGMA fpを彷彿とさせますが、手ブレ補正やWi-Fiが搭載されている点は上回ると見ても良さそうです。FUJIFILMのフィルムシミュレーションのような、リアルタイムLUT(ラット)を使うことで撮影しながら色味を変えることができます。

一方で、電子接点を備えるホットシューではなく、ファインダーもありません。仮に購入し、使い込んでいく中で不便に感じなければいいですが。発売時点で、動画撮影の時間制限もあるものの、今後ファームウェアのアップデートで使い勝手が変わる可能性に期待したいです。


気になった4つのフルサイズセンサーを搭載したカメラを挙げていきました。調べてみて、これら20万円前後の価格帯のカメラで、共通して心配になるのはバッテリー持ち。どれも優れたバッテリー持ちである口コミは見かけません。この価格帯でネックになるのは、やはりバッテリー関連なのかもしれません。

ただ、調べていくとSONY α7Cは20万円前後ながら、最新のα7CⅡよりもバッテリー持ちがいいと評判です。もしかしたら型落ちで狙い目なのかもしれませんが、簡単に調べると新品とさほど変わらない17万円前後。やはり人気は衰えていない模様。

また、今までは自然とコンパクトなカメラに目がいっていましたが、ばかデカくなければ、そこまでこだわらなくていいのかもしれません。フルサイズとなると必然的にレンズも大きくなるため、ボディだけ小さいものを選んだところで、レンズはコンパクトにならない。撮影時の安定性やグリップ感を考えれば、ボディだけに対してかたくなにコンパクトさ求める必要もないかと。んん…相変わらず何を買うか結論が出ません。

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