アラフォーになって、カミソリからシェーバーに替えてみた。

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出勤前にひげをそり続けて15年以上。顔に生え続ける毛を毎日そる作業に、人生の時間をどれだけ費やしているのか、なんかむなしくなります。生きている間は、この作業をやり続け貴重な時間を奪われている気がします。

そこまで体毛は濃い方ではないと自覚していましたが、歳を重ねるごとに顔周りの毛が伸びやすくなっているようです。若い頃は毎日ひげをそる必要もなく、2日に1回程度でしたが、気づけば毎日そらないといけない状態に。

どうにかしてこのひげをそる時間を短縮できないか、そんな使命感を抱きひげそりの時短を模索し始めました。

目次

今までのひげのそり方

人目が気になり始めた中学の頃から、毛の処理に関してはカミソリを使っています。コンビニやドラッグストアなど、どこでも買えるT型の使い捨てカミソリです。数百円と安価で、特に疑問を持つことなく昔から変わらず同じものを使用してきました。

そり方は、ちょっと特殊かもしれませんが、そる前に石けんを泡立てて顔に塗りたくります。そる部分をぬるぬるした感じにさせて、カミソリの滑りを良くしてからそっていました。恐らく多くの人は、カミソリでそる前にフォームやジェルを顔に塗るはずですが、私はその習慣がなくずっと石けんを使うスタイルでした。

顔を洗い、石けんを泡立て顔に塗りたくり、カミソリでひげをそって、また顔を洗う。この一連の作業をアラフォーになるまでずっと続けてきました。

毎日石けんを泡立てながら「この時間は何?」と疑問に感じ、ひげをそる一連の流れをもっと効率よく出来ないか考えることにしました。いっそのこと脱毛でもするかとか、もはやひげをそらずに生きていくかとか、思い切ったことが頭をよぎります。

ただ、現実的な手段としてはシェーバーを使用するのが、最善の策ではないかと思ったわけです。どうやら、シェーバーはカミソリより肌への負担が少なく、そる時に顔にフォームなどを塗らずに使えるらしい。つまり今までの石けんを泡立て顔に塗る工程を省けるのでは。

選んだのはラムダッシュPRO 5枚刃

ひげそり時間の短縮を目的としたシェーバー探しの末に購入することになったのは、パナソニックのラムダッシュPRO 5枚刃です。当時の購入価格は29,866円でした。シェーバーだけでなく、全自動洗浄充電器もついているものです。

シェーバーは、毎日、肌に直接あてて使うものなので、へんに安物を買って失敗しないことに注意して、ある程度名の通ったシェーバーの中から選ぶことにしました。ラムダッシュ以外でも買うことを検討したのは次の3つ。

ラムダッシュを含めた個人的によく耳にする4つのメーカーから選ぶことになりました。

まず、フィリップは、円形のヘッドが特徴的で肌への負担が少ないが、そる時間がかかるとの口コミも見かけ、今回は購入しないことに。

マクセルイズミは安めの価格帯、ブラウンは高め価格帯のようです。調べる限り、刃の枚数が多いと肌へのダメージを抑えられるとのこと。肌がそれほど強くないので、刃の枚数が多い5枚刃から選ぶことにしました。7枚刃とかになると価格が一気にあがるので避けます。

最も安価のマクセルイズミは、5枚刃でもかなり安いですが、ヘッドが動かず小回りが利きにくいようです。そこで、ブラウンの5枚刃と、ラムダッシュの5枚刃を比べて多少お手頃のラムダッシュを選ぶことにしました。

洗浄機付きのラムダッシュを購入

今までシェーバーを買ったことが無かったので、お手入れ方法もろくに分かりませんでした。時短のためにカミソリから、シェーバーに買い替えるので、シェーバーのお手入れで時間を奪われては本末転倒。そこで全自動の洗浄機とセットのものを購入しました。

コンセントにつなぎ本体をセットすれば自動で充電されます。

下の容器についた線まで水をいれて、スイッチを入れると自動で作動し、洗浄と乾燥が始まります。

本来であれば水の中に、専用の洗浄剤を入れますが私は使っていません。水道水で洗浄するだけでは除菌の効果は薄れるでしょうが、何となく肌に触れるシェーバーに洗浄剤を使いたくない心理になっています。ただの水洗いと、洗浄剤の使用とでどちらが肌に良くないのか定かではありませんが。

洗浄剤を入れた水は、30日に1回のペースで交換すればいいようです。洗浄剤を入れず水洗いをしているだけなのでで、水の交換は毎日しています。

5枚刃のうち、中央が長めのひげをカットするスリット刃、その両隣の2つがくせひげリフト刃、最も外側の2つがフィニッシュ刃と呼ばれるものらしいです。シェーバーは外刃の穴に入った毛を切る構造ですが、首などの寝ている毛も起こしてカットしやすくなっているとのこと。

画像に見える外刃は約1年で交換、外刃を取り外した内側にある内刃の交換目安は約2年になっています。Amazonを見るとセットで5〜6千円ほど。ちょっと維持費がかかるのは難点です。

また、専用のオイルを外刃と内刃に塗ることで、切れ味が保てるとのこと。

メンテナンスの頻度は、月に1度、自動洗浄器で洗い落とせないよごれや刃の隙間に残る毛を水洗いして、オイルをつけるといいようです。

使用感

ひげそりの時間短縮を目的に人生で初めて買ったラムダッシュは、使い続けて半年以上が経過しました。使ってみた使用感をざっくりまとめてみます。

まず1つ目、ひげそりにかかる時間は、カミソリと比べてわずかに短縮できました。

私の場合、石けんを泡立ててから顔に塗る工程が無くなったので、シェーバーをすぐに顔にあててそるだけになりました。また、全自動洗浄充電器があるためカミソリを洗う時間ゼロに。そったらシェーバーを全自動充電器に置いてスイッチを入れるだけ。

月に1回、シェーバーと全自動充電器のメンテナンスする労力と時間は要ります。が出勤前にわずかに時間を短縮できたので、これだけで購入して良かったと言えます。

2つ目、シェーバーのそり味はカミソリに劣ると感じます。

シェーバーのそり味がカミソリに劣ることは世間一般に常識のようです。が、購入前は知りませんでした。使ってみてシェーバーは思ったよりそれない。その分、カミソリより肌の負担が少ないため、この点は良かったと思います。

さらに良かったのは、頬や首のうぶ毛や数本だけ生える毛をしっかり処理できることです。以前購入していたパナソニックのフェイスシェーバーを使った時に、うぶ毛より太めの毛はそりにくかったので使用頻度が減っていました。ラムダッシュで十分なのでフェイスシェバーを使う頻度はさらに減りそうです。

3つ目、肌のへの負担は多少なりともあることに気づきました。

そった後は、明らかにカミソリよりヒリヒリ感がなくなりました。肌の負担が少ないとはいえ、強めに押し当てたりすると、私の弱い肌だとわずかにヒリヒリする感じはあるので、雑にならないように気を配る必要はあります。

4つ目、全自動洗浄充電器を使用時、音の大きさが気になります。

初めて全自動洗浄充電器を使う時に、スイッチを入れて別室に移動すると「何事か」と思うほどけっこうな爆音が聞こえてきました。置いていた場所の材質にもよるのでしょうが、洗浄している少しの間は、音がだいぶ響き渡ります。乾燥中はうるさく感じません。

5つ目、全自動洗浄充電器の汚れが気になります。

シェーバーを全自動で洗ってくれますが、充電器のシェーバーをセットする場所は、洗浄後であっても細かい粉のようなものが残ります。触るとざらざらした感じがします。恐らく、細かい毛が粉末のようになり、洗い流されず容器の表面に残っているようです。

全自動洗浄充電器の丸洗いは出来ないので、表面をウェットティッシュで拭き取るようにしています。細かい粉はなかなかきれいに取り除けず、毎回少しざらつきが残ったままになっています。シェーバーは汚れてはいないようです。


数万円もするシェーバーを買うか長らく迷っていましたが、当面カミソリに戻ることはないと思います。明らかにひげをそる手間を省け、肌への負担も減りました。勉強になったのは、シェーバーのそり味がカミソリほど良くはないこと。今後しばらく使用し続けて、そり味の変化を観察してみます。

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