自宅用イヤホンARC 2 GAME Editionが良すぎるのでARC 3は見送る。

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過去に、ゲームの音やYouTubeなどPCから発せられる音を聴くために、自分に最適なヘッドホンやイヤホンを探してきました。ここ最近、ネット中を探し求めて性能や価格をひたすら比較することは、めっきり減っています。

というのも、CleerのARC 2 GAME Editionがなかなかの良品で、他に目移りすることがありませんでした。普段はFortniteをプレイする時や、YouTubeやSpotifyを大音量で聴きたい時に使っていて、非常に快適です。

クラウドファンディングで購入してからは、ほぼ毎日使い続けて9ヶ月が経過。素晴らしきイヤホンではあるものの、長期で使ってみて多少なりとも気になる点が散見されるようになりました。また、ARC 3もクラファンに登場するなど、久しぶりにイヤホンが気になり始めています。

少しだけ今まで愛用しているARC 2の気になる点を挙げた後、新しく登場するARC 3 GAME Editionを軽く調べて、2から3に買い替えるべきか検討しました。

”GREEN FUNDINGより。
目次

Cleer ARC 2 GAME Editionを愛用してきて

先ほど述べたように、おおむね気に入っています。イヤホンは使い方によって好みが大きく分かれるところですが、私の使い方では他のヘッドホンやイヤホンに目移りしないぐらい良きワイヤレスイヤホンです。

ざっくりとした理由は、オープンイヤー型でありながら音質がよく、ワイヤレスでありながら低遅延であるから。

自分のようなカジュアルゲーマーならFPS/TPSで何一つ問題なく使えます。ゲームはうまくないのでFortniteのチャプター5シーズン2のランクはエリート帯どまり。最近のシーズン3は車が強すぎてあまりやらなくなっています。

ARC 2は、遅延がゼロというわけではありませんが、ゲーム中に急に椅子から立って移動し、家事をやったりトイレに行ったりできるので快適です。煩わしいケーブルがなく、オープンイヤー型のため耳の中への異物感もなし。ヘッドホンのように髪が潰れることもない。私のように、外出先ではなく自分の部屋で、家事などやりながらゲームしたい人には最適だと思っています。

とはいえ、使う人を選ぶのは確かで、ヘッドホンを好むガチゲーマーや、デザイン性を重視する人にはクセがあるようにも思えます。長期で愛用し続けているARC 2 GAME Editionのちょっと気になる点も挙げておきます。

スマホのアプリは全く使わない

そもそもスマホで音楽をほぼ聴かないので、Cleer+という専用アプリはほぼ使っていません。アップデートの時に使ったぐらい。スマホアプリCleer+で、イヤホンに触れなくても、首を傾けるなどして操作できるモーションコントロールを設定できたり、音質を変更できたりします。


ただ、基本的にPCの音を聴きたい私にとって、アプリの存在はないようなもので、ほとんど使っていません。流れている音の一時停止や再生もできますが、わざわざこのアプリでやる必要もない。また、音質調整で、FPSモードに期待していましたが、その恩恵は実感できませんでした。単に私が鈍感なだけだったり、Fortniteがそこまで音質が重要でなかったりするのが要因かもしれません。困るのが、FPSモードにすると、すべての音がFPSモードで低音が強調されるので、音楽を聴くときにいちいち戻さないとならない点。結局、切り替えるのが面倒なので通常モードでずっと使っています。

モーションコントロールでYouTubeが誤作動?

先ほど言及したモーションコントロールがオンの状態だと、YouTubeで動画を見たり音楽を聴いたりしていると、勝手に次の動画に、あるいは前の動画に移動することがあります。

場面としては、室内で家事や軽い自重トレーニングをしながら、ARC 2を使っている時に起きます。首の動きに反応しているようです。動画や音楽の途中でも、意図せず動画が次にいくか前に戻るので地味に困ります。

ただジェスチャー機能をオフにしていれば何も問題ないんですが。

バッテリー持ちが悪い?

正確にタイマーで測ったわけではないですが、フル充電の状態で、休日に午前9時ぐらいからずっと使い続けると夕方あたりに限界がきます。これだけバッテリーが持てば十分と感じる方もいるでしょうが、個人的には物足りない。ちなみに、遅延の少ない専用ドングルを利用した2.4GHz接続で使用した場合です。

もしかしたらBluetooth接続であれば、よりバッテリーは持つのかもしれませんが、Bluetoothと2.4GHz接続の切り替えがうまくいきません。2.4GHz接続にするのであれば、WIndows PCの設定からサウンドを選択すれば容易です。が、ペアリングしてあるはずがBluetooth接続は、なぜかうまくいかないことが多くて少しストレスです。

以前アップデートで一時は改善されたと思いきや、しばらくすると切り替えがまたうまく出来ません。私だけでしょうか。

定位感はヘッドホンほどではない

FPSやTPSなどのゲームにおいて、本気で勝ちにこだわるのであれば、やはりヘッドホン一択かと思います。Fortniteをやっていると、どうしても宝箱の位置や銃声と足音の聞き分けは、ヘッドホンに劣ります。ただ音量を普段使いの時より大きくすることで、だいぶ改善されるので大きな問題ではありません。また、2.4GHz接続であれば、ワイヤレスの遅延はまったく感じないレベルです。

ARC 2 GAME Editionを購入して、自分の生活の中ではヘッドホンをつけていた頃より圧倒的に快適になったのは間違いありません。引き続きメインのイヤホンとして使っていきますが、ARC 3が登場するとのことで気になります。

ARC 2とARC 3の違いは?(GAME Edition)

とりあえず公表されているスペックを並べてみます。

ARC 3ARC 2
チップセットQCC5181+QCC3086(ドングル)QCC3071
Bluetooth5.45.3
コーデックSBC、AAC
aptX Classic(ドングル非対応)
aptX adaptive -24bit/48kHz
aptX adaptive -24bit/96kHz
aptX Lossless
LDAC(ドングル非対応)
SBC、AAC
aptX adaptive -24bit/48kHz
aptX adaptive -24bit/96kHz
aptX Lossless
LC3
ドライバー16.2mm
ダイナミックドライバー
16.2mm
ダイナミックドライバー
周波数特性20Hz~20kHz20Hz~20kHz
バッテリー10時間(イヤホン本体)
40時間(充電ケース)
8時間(イヤホン本体)
27時間(充電ケース)
充電方法USB Type-C
Qi規格無線充電対応
USB Type-C
防水性能IPX7IPX5
音声信号の遅延29ms59ms
マルチポイント対応対応
操作方法タッチコントロール
充電ケースからのコントロール
タッチコントロール
重量充電ケース130g(イヤホン含む)
イヤホン12g(片側)
充電ケース130g(イヤホン含む)
イヤホン13g(片側)

こうやって比べると、あらゆる点でレベルが上がることが分かります。

最新チップを搭載していたり、対応コーデックが増えていたり、オープンイヤー型イヤホンでありながら音質には絶対的な安定感。

個人的に最も魅力を感じたのが2つ。イヤホンのバッテリーが2時間向上した点と、遅延が29msに向上した点。

59ms→29msにさらに低遅延になり、もはや遅延は心配するレベルではないでしょう。また、バッテリー持ちも改善され、休日に連続して使用できる時間が伸びるのはありがたい限り。

ただ、市場予想価格は44,000円と高級品。AppleのApple AirPods Pro越え。

下記のようにGREEN FUNDINGで早期に支援すると、より安く入手できます。ただ個数が限られているので、期待しすぎない方が良さそう。これを書いている時点で超超早割は終了していました。

  • 超超早割 33%割引 29,900円
  • 超早割 21%割引 34,900円
  • 早割 14%割引 37,900円
  • スタンダード 10%割引 39,600円

ARC 2からARC 3買い替えるかは、今回は見送ります。確かにより低遅延でバッテリー持ちが良くなった点は魅力ですが、ARC 2の満足度が高く十分かと思っています。さらなる技術進歩は続くでしょうし、より進化したオープンイヤー型イヤホンがやってきたらまた検討したいです。

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