終わったぁ…2023年冬の地獄期間中の愚痴。

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2023年最後の日。ようやく勤務時間がいつもより長くなる地獄期間が終わりました。どうしても職場が好きになれず、この期間を乗り切るためには愚痴を吐かずにはいられませんでした。明日から好きなことやろっ。

目次

冬の地獄期間 Day1

沖縄でも20℃を下回る12月下旬、夏より気温が大幅に下がってくれるので睡眠がとりやすい。夏は連日の蒸し暑さとクーラーの塩梅が難しく目が覚める日が多くなる。ただこの日、緊急車両のけたたましいサイレンで夜中に目が覚めた。サイレンの音は明らかに日本のパトカーや消防車から発せられるものではなく、おそらくミリタリーポリス。通称MPと呼ばれるMilitary Policeは、正式には憲兵と呼ばれるようで、時折沖縄県内で見かける。調べるに、米軍基地内での軍人や軍属らの事件、事故の調査、風紀違反の取り締まりが本来の任務とのこと。詳細は分からんが基地の外でもMPの車両を見かける。

一度目が覚めた後は、布団の中で寝てるか寝てないかの間ぐらいをさまよい続け、毛布がはだけ寒さを感じ再び目が覚めた。明らかな睡眠不足を感じながら布団から出て、冷えたフローリングを裸足で歩き朝の身支度をした。

出社して、まずやることはご機嫌ななめの上司の視界から自らの姿を消すこと。地獄期間になるとご機嫌を損ねるポンコツは、自分の振る舞いが周囲にどう影響するか分からないご様子。自分を客観的に見れない高齢上司の姿は、私自身の未来なのか。

地獄期間が始まる初日、さっそく出勤時刻に遅れてくる事務員女さん。私用のため遅れることは数え切れないほど多いものの、なぜか周囲から許されている。この者を含めた事務員女さんらは、私が業務が一段落して事務所のような場所に戻る度に、スマホと会社PCでせっせと業務以外にことに夢中だ。ろくに働かない連中が目に入ってしまうのは、自分自身の行動量が不足しているからだ。先んじて業務をやっておく、ただ、後になって二度手間にならぬよう合理的に。動かぬことが良いこともある。時間を作って自分のやりたいことの時間を増やす、と言い聞かせることぐらいしか今はできない。

冬の地獄期間 Day2

この日も睡眠が上手くいかなかった。夜中に暑さを感じるようで無意識に掛け布団をはらい、何も掛けていない状態で寒くなって目が覚めた。床に敷いた敷布団からもはみ出していて、背中に固く冷たいフローリングの感触が伝わってきた。

設定したアラームの5分前に身体を起こし、鏡の前に立ち活力を失った中年男性である自分の顔を確認すると、睡眠不足もあってか普段より顔が汚いのが分かる。顔には吹き出物が散りばめられ、乾き切った肌から部分的に粉を吹いている箇所もある。みじめだ。地獄期間には洗濯する時間は夜の帰宅直後しかなく、昨日部屋に干した洗濯物は乾いていた。これだけ部屋が乾燥するのであれば日頃から夜に洗濯して干しておくのもありか、とかぼんやり考えながら朝の支度をした。朝はただただ時間に追われる。

出社すると、やる必要もない仕事を自ら増やし、忙しいことを率先してアピールする先輩社員がまず目に入る。10年以上の同僚だがずっとこれだ。彼を見ると、思考停止で続ける自ら決めた習慣が、どれだけ成果に繋がっているのか、時には立ち止まって見直す必要性を痛感する。自分自身に置き換えても、続けることが目的になり、本来実現したいことに合理的に近づいていなかったりすることはよくある。

この日、日頃出社しない経営者の親族から差し入れがあった。差し入れをどうぞ、と気配りを見せたつもりだろうが、会社の経費で買った差し入れだ。経費を使って誰からもニーズのないものを差し入れる、トンチンカンぶりが怖い。

冬の地獄期間 Day3


やはり夜中に目が覚める。昨日の睡眠の失敗からやや薄着で就寝したものの、暑さを感じて夜中と明け方に二度おぼろげに意識があった。起床時刻になるまで、浅い眠りのまま布団の中で時間の経過を待った。この日、沖縄は20℃ほどとここ最近では比較的気温が高いこともあって暑かった模様。睡眠が難すぎる。

仕事では、アルバイトを統括する大学生から不満が出た。バイトを統括する者は、事前に渡される業務計画をもとにシフトを組むことになっている。この業務計画にはない人員の確保を、突発的に指示されることが多いのが不満の1つ。数日前に急に何名必要と言われても困ると。

原因は、社員の出す業務計画が不十分であることと、アルバイトを統括する者が1年を通して既に決まっているイベントを把握していなかったこと。まず、業務計画は、誰が見ても分かるような代物ではなく、解読作業が必要なほどわかりにくい。業務計画を作った者だけが分かる、謎のオリジナル記号が記してあり、記号の意味するところをいちいち確認する必要がある。もう1つが、不満を漏らしたバイトを統括する側にも問題がある。1年を通して定期的にあるイベントごとには、一定数の人員確保が必要なのは周知の事実だ。分かっていながら、事前にシフトを組まず、指摘されると「急に言われても対応できない」と不満を言う。社員側は人手不足でバイトが辞めほしくないので、指摘もできず聞き入れる。定期的にあるイベントごとを担当する私としては本当に面倒くさい。関わりたくない。

冬の地獄期間 Day4


この地獄期間の安眠は期待できない模様。夜中に目が覚める体内サイクルが定着しつつあって、目が覚めた後に浅い眠りのままアラームが鳴るのを待つ時間がある。こうなったら熟睡は期待できないので、大人しく朝が来るのを待った。今日も睡眠不足で頭がろくに回らない。

仕事量の少ない歳上社員への指示が煩わしい。こちらが年下だが経験が相手より長いため、歳上の人間にも指示しなければならない。丁重に指示を出すと、向こうは少しでも仕事をやらないように、私が指示したことに対して、業務をやった経験が無いとすっとぼける。未経験なので出来ない、その業務は知らないので出来ない、と断りたげだ。すっとぼけた顔をぶん殴ってやりたい気持ちを抑えつつ、引かずにやらせた。相手が歳上であるため、私の指示の言い方の文末は「…をやれ。」と言うわけにもいかず「…してください。」とか「…をお願いします。」とかになる。そうなると指示ではなく、依頼に聞こえるらしく平気で仕事をやらない。声のトーンとか大きさとか表情とか、言葉遣い以外を変えると、相手が動くことが分かってきた。実にばかばかしい。こんなことに気を配らねばならぬのか。

冬の地獄期間 Day5


勤務時間が長時間に渡る地獄期間に、事務員女さんは一部の同僚にだけ伝え勝手にご帰宅。終了ミーティングで帰ったことが判明するも、責任者は把握していない。確かに仕事がないのであれば職場にはいる必要がない。そもそもこの人物が職場にいる必要性は薄い。数分で終わる業務に1日以上かけたり、いつまでも業務を覚えなかったり。スマホを片手に井戸端会議に熱心で、仕事を振っても返事もせず怪訝そうに平気で断る。

この日も、顧客に迷惑をかける掲載表記にミスがあった。案の定、指摘しても返事もせず反省もせず、すぐに修正作業に取り掛からない。なるべく関わらないことが第一だが、こういった場合もあるため接点はゼロにはできない。この者が仕事をやらないと、ゆくゆくはこちらにとって不都合が起きるため、関わらざるを得ない場面では毅然とした関わるしかない。気味が悪いほど仕事をしなくても平然としているが、いちいちこちらも反応しない。反応しない、を意識して過ごし続け結果的に心が荒んでいる。

冬の地獄期間 Day6


地獄期間の最終日。くだらない連中が企画したくだらない食事会で時間を奪われることになる。毎年恒例となっている実に無駄な時間だ。去年もやっていたから漫然と今年もやる、これが繰り返されている。同僚らの他人の悪口陰口と、何の興味もない彼らの年始の予定なり自慢なりを聞かされながら、食べたくもない油でまぶされた食べ物を咀嚼しながら時間の経過を待った。

年々この職場が汚れ荒んでいく。清掃が行き届かず、掲示物は所々破れ、物が散乱し古い物は捨てられずにずっと残されている。あらゆることが他人任せの連中は、早く帰ることと遅刻早退の理由を見つけることに必死だ。高齢者である経営者は現場に関わらず、ほぼ経営者と年齢の変わらない現場の責任者は、現場に来ないことも多くなってきた。管理職不在の現場では仕事をせず勤務時間を潰す者や単独行動する者ばかり。私は2024年もここから抜け出すことはできないのだろう。


明日から2024年。好きなことで心を洗いながら生きていきます。

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