2024年夏の地獄期間、3周目の愚痴を吐く。

当ページのリンクには広告が含まれています。
目次

地獄期間Day15

地獄期間も終わりが見えてきた。あと1週間。身体も13時間労働が続くこの期間に慣れてきた。朝目覚ましより早く起き、だるさを感じながらも動きの悪い機械が作業するように、毎日決まった食べ物を口にする。ひげを剃って顔を洗い、寝癖を直し、着替えて家を出る。死んだ顔のままコンビニに立ち寄って、異様に塩分の高い油まみれの弁当を購入する。世のコンビニの商品開発者は全員舌がイカているようで、どれもとにかく味が濃い。今週も心身を擦り減らすルーティンが続く。

今日は体調があまり良くない。夜の蒸し暑さとクーラーの設定がうまくいかず、肌寒くて夜中に1度目が覚める。7月後半まで続いた猛暑から、少し気温が変化しているようだ。夏の沖縄では、気温がわずかに変化するだけで、いちいち夜中に目を覚まさないとならない。寒過ぎるのは問題だが、体質的に肌寒い中、布団にくるまっている方が眠り続けられる。長時間労働で安月給の社畜生活が続くと、本当に沖縄に来て良かったのか、この生活のまま歳を取っていくのか、一層虚しさが襲ってくる。

地獄期間Day16

この忙しい期間で、同僚各々が担当する業務でほころびが出ている。というか、分かっていながら、自分の担当する業務をあえてやらず、他人任せにするアホがいる。長時間労働で疲れ果て、自分の業務負担を減らそうと、誰が何をするといった業務分担を曖昧にしている。この業務は誰がいつ完結させるのか、この業務に関わる複数の者に問うも、目も合わさず「こうするのがいいよね」と言うだけで誰がやるかを明言しないことで、誰も何もやらずに放置されている。結果としてこの業務を、直接顧客と接する私がやらざるを得ない状況になった。馬鹿どもは、仕事をろくにやらず、結果が出ない原因を他人のせいにし、偉そうに会社の問題点を語る。

こいつらは、自分の目に見えていない、都合の悪い事実を認識しようとせず、クソほどどうでもいい彼ら自身の経験を元に妄想して物事を決める。自分が貴重な経験を重ねた、出来る人間だと思い込んでいる馬鹿どもが大多数を占めている職場だ。

地獄期間Day17

出社してすぐに現場の責任者が話しかけてきた。このどうしようもない馬鹿は、私の車をとめる位置にいちゃもんをつけてきた。駐車場の特定の場所は、木の枝葉が生い茂る真下のため、葉が落ちたり鳥のフンが落ちたり、何かと車が汚れる。ここを避けてとめることは容認されている。私はそこを避けて車をとめていたが、この馬鹿は、木の下にとめろと、ご機嫌斜め。不貞腐れた態度で接してくるのはいつものこと、相手にもせず「そうですか」と判断能力を失った老人をあしらい、聞こえるように舌打ちして車を数cmずらして、移動させた感じを出してやった。不機嫌な奴には不機嫌に接すれば良い。相手にしない。

この現場の責任者は、ミーティングの場で、自分自身は率先してやっていない業務を、他の同僚にはやれと言う。業務分担は必要ではあるが、彼自身が見過ごして行動してこなかったことを、人に求めるのはさすがに無理がある。ただ、お前がやってきてないだろと誰も反発できず、全員死んだ顔で1点を見つめている。馬鹿に対して、正論を示したところで理解出来ない。周囲の者よりやる気と体力がある馬鹿は、間違った方法を根気よくやり続けられるため、非合理的で意味のない行動であれ、ほんのわずかに事が前進する。この馬鹿は、これを成功体験として誤認して、毎度クソ意味のない反復にこだわり、全体が疲弊し切って続かず成果が出ない。やる気と体力がある馬鹿は消えてくれ。

地獄期間Day18

どうしようもないアホ顧客の対応が続いている。今後もずーと続く。引き続き隙を見せず毅然とした対応をやり続けるだけだ。表面的なことでしか判断できない馬鹿に対しては、いくら端的に伝えたところでは聞く耳を持たない。はっとさせるタイミングで迫力を持ってこいつの身体に響かせ、逃げ場をなくし徹底的にたたみかける。

ただし、このアホ一人に脳のリソースを割くのはあまりに不合理だ。気力と労力を奪われるのはあまりに馬鹿馬鹿しい。あれこれ考え過ぎず、言葉の伝わらない動物に向かい合う直前に気を引き締める程度でいい。ごみくず一人に気を奪われず関わり過ぎず、その他大多数の素晴らしき人間達のために動いて成果を出す。

最近はクソ人間の対応が多いせいか、まともな人間と接する際に相手が浮かない表情をすることがある。察するに私自身が、表情を含めて、威圧的でどこか不機嫌そうな雰囲気が漂っているため、相手が怪訝そうにしているのだろう。嫌な奴、と思われるのも本望ではなく、そんな奴にはなりたくもない。毅然とした態度と不機嫌な態度を混同しないよう意識してみる。

ただ、こちらが態度を変えたことで、明らかに相手に気をつかわれているのも手に取るように分かるようになった。そして気をつかう相手の反応に戸惑いながらも、わずかながら心地よくもなっている。舐め腐った態度でこられるよりよっぽどマシだが、これでいいものか。まともな人間には誠実に、クズには一切妥協せず叩きのめす。

地獄期間Day19

この地獄期間が終わりに向かっている。自分にとって大事なのは、この地獄が終わった後いかに行動できるかだ。長時間労働が強いられるこの期間を終えて自分の時間が増えたとしても、すぐに行動できなかったことが多い。会社の拘束時間が減り、生活リズムが変わって時間ができたことに甘えて、漫然と時間を使い1日が終わる。これが今までの自分だ。モラルもないクソ野郎ばかりの職場から逃れるには止まっていられない。表面上躍起になるだけでなく、どうせ生きるのなら、心から面白いこと探し続けて躊躇せず飛び込み続けたい。で、結局面白そうなことには金がかかる。あとさき考えず体験に浪費しまくる勇気が欲しい。誰しも死ぬまであと少しの時間しかない。

地獄期間Day20

地獄期間最後の出勤日。今日で連続長時間労働がようやく終わる。毎年毎年いつまでこのクソみたいな生活が続くのか虚しくなる。自分が賢い人間だと思い込む上司の自分語りと、我こそ出来る人間だと自信ありげな同僚のつまらん仕事論を聞かされる。自分が有能であると信じてやまないバイトと、嘘に嘘を重ねても胸を張って生きている顧客に呆れ果てる毎日だ。相変わらず経営者は職場に関与せず、その社歴の浅い40代娘が好き勝手やっている。経営者の親族には何も物申せない年寄りの管理職は、毎日不機嫌そうにくだらん指摘とエクセル操作をし続けている。経営者にもその親族にも管理職にも声をあげれらない同僚と自分。絶望的だ。

自宅アパートに戻っても疲れ果て動けない、いや動こうとしていないだけだ。行動することによって、現状が変わるという結末が分かっていれば、今何もしないのは愚かでしかない。必ず変えられるはずだ。

地獄期間Day21

3週間の地獄期間が終わった。とはいえ今の社畜生活はずっと続く。13時間労働からはしばらく解放されるが、これからも何一つ尊敬できない連中と時間を過ごし、やりがいのない労働に時間を奪われる。貧相な生活しか出来ない給与を受け取り、狭いアパートの一室で食べて寝る。この生活を変えたい。


この地獄期間を乗り切れば、ゲームしたりブログを書いたり、カメラとかPCとかいじったり、多少は自分の時間が増えるはず。最近は愚痴ばかり吐いていましたが労働しつつ好きなことを素直にやっていきます。

  • URLをコピーしました!
目次