アラフォーが履くサンダルを探し求めBirkenstockを買っちゃった。

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仕事が休みの日、FujifilmのX-S10を持って散歩することもありますが、基本は近所のスーパーに行く以外は自宅アパートで過ごしています。

冬以外はとくにかく暑いここ沖縄では、室内で靴下を履くことはまずないので常に裸足。スーパーに行くためだけに、わざわざ靴下を履いて愛用するスタンスミスで外出。家に戻った直後に靴下を脱ぐ。裸足でスタンスミスを履くと汗の匂いがつきそうで躊躇しています。

靴下をこのためだけに履いたり脱いだりするのが、いかに意味をなさないことか、薄々気づいてはいました。外出して20分ほど履いた靴下を洗濯して干すのも、どこか時間を奪われているような感じがします。

そんなこともあり、いっそのこと裸足で履けるサンダルを探すことになったのでした。

目次

人目を気にし始めたおじさん

20代の頃の自分であればサンダルなど履ければ何でも良いと当然のように思っていました。

自宅にもサンダルらしきものはありますが、100円ショップで300円ほどで売っているクロックスもどきです。

これで日々歩いていると底に穴が開きやすいので3~4足は買いだめしています。

ファッション関連はこれまでほぼ興味がなかったため、とにかく安いものを求め見た目は完全に度外視。履ければ何でも良いといった人間でした。

ただ歳を取り30代半ばのアラフォーになったことで、歳相応の格好をしていない自分の姿に恥ずかしく思うようになりました。久しくいっていなかった煌びやかな大型ショッピングモールに行く機会に、大きな鏡に映る自分の姿が非常にみすぼらしく愕然としたのでした。

狭い自宅アパートに引きこもっていることが多いにせよ、せめて外出時ぐらいは身に着けるものには気を配ろうと色気づいたのです。たとえ近所のスーパーに行くときでも、靴下を履いて真っ白いスニーカーを着用することに。

ただここにきて、靴下を履いては脱ぐ面倒くささに負け、アラフォーが履いても恥ずかしくないようなサンダルを探すことにしたのでした。

ど定番のサンダルを探す

100均のクロックスもどきで近所をうろつくことを卒業するために、ネットで裸足で履いてもいいであろうサンダルを探してみることに。

アラフォーが履いていても恥ずかしくないサンダルは、ファッションに目が肥えていない私にとって判別が難しい。とりあえず「サンダル 定番」とかで検索することに。

「シンプル」とか「無地」とかも加えて調べていると常に目に留まるのが、Birkenstock(ビルケンシュトッ ク)。

Birkenstockは、1774年から続くドイツのブランドで、世界的に展開していて世界トップ5のフットウェアブランドとのこと。公式サイトには「高品質な素材と厳格な製造条件によって卓越した履き心地と機能性を提供し、美と健康を追求する消費者に向けて設計されています。」とあります。

”公式サイトより。Arizona EVAサンダル。

サンダルだけでなく、シューズや靴下なども販売しています。私が今回求めているメンズ用のサンダルの価格帯は、5千円ほど~4万円ほどで、1万円台~2万円台の製品が最も品揃えが多いようです。

ファッションに疎い貧乏性のアラフォーにとって、サンダルに1~2万円もすることに面喰いました。が、それなりの年齢にもなったので価格には目をつむり、このブランドからサンダルを購入することにしました。

Birkenstockのサンダルの種類

2023年10月時点で、公式サイトをみるとまず下記の6つモデルがありました。

  • Arizona/アリゾナ
  • Boston/ボストン
  • Florida/フロリダ
  • Gizeh/ギゼ
  • Madrid/マドリード
  • Mayari/マヤリ

いずれも世界の街の名称になっているようです。公式サイトに掲載されている各モデルを以下に挙げていきます。

  • Arizona/アリゾナ

「Birkenstockの定番」とされているモデルで、2つのベルトはオーソドックスな印象です。

”公式サイトより。
  • Boston/ボストン

サンダルのように履けて正面から見ると靴のようなクロッグで、1年を通してこれ1足で乗り切れそう。

”公式サイトより。
  • Florida/フロリダ

3本の細めのベルトが印象的なサンダル。3本で固定することもあってか歩くときのサンダルとして勧められいるようです。

”公式サイトより。
  • Gizeh/ギゼ

親指と人差し指で挟む形状で、カラーや素材の選択肢が多いモデルとのことです。

”公式サイトより。
  • Madrid/マドリード

1本のベルトのみとあってミニマルなデザインが印象的です。

”公式サイトより。
  • Mayari/マヤリ

他のサンダルに比べて細めのベルト部分がスタイリッシュな印象です。

”公式サイトより。

ちなみに、購入して送られてきた箱の外装には、Birkenstockのモデル一覧らしきものがあり、上の6つ以外にも多くのモデルがあるようです。

これら6つの各モデルで、素材によって履き心地や価格も異なります。

Birkenstock Arizona/アリゾナを購入

6つのモデルで定番と公式がおっしゃているため、ファッションで冒険などできない私は、無難にArizonaを購入することにしました。

Arizonaのモデルを調べると、主にアッパーと呼ばれるベルト部分の素材が以下のような種類があり、見た目や肌ざわり、フィット感、耐久性、価格などが異なります。

  • EVA(合成樹脂)
  • Birko-Flor(合成皮革)
  • マイクロファイバー
  • 繊維
  • ナチュラルレザー
  • オイルドレザー
  • ベロアレザー
  • ヌバックレザー

他にもインソールなどの違いで質感や価格が異なっています。

まず目をつけたのが、EVA素材のブラック。撥水性が高く雨の日でも問題なさそうで、7千円ほどでお手頃です。

ただ、ブラックはかなり人気らしく在庫切れのショップがほとんど。在庫があったとしても、転売価格と思えるほど本来の価格より高額になっていました。残念ながら諦めることに。

どうしても安く抑えようという心理が働いていましたが、いったん値段は気にせず、本能のまま公式サイトで良さげなArizonaモデルを探すと、トープと呼ばれるカラーが目に留まりました。

購入したArizonaのトープ。

ファッション素人の私は、とりあえずブラックが無難かと思っていましたが、トープなる初めて耳にする色に惹かれたのでした。

価格はEVAより倍以上しますが、意を決してArizona Soft Footbed(トープ)を購入。ざっくりした特徴や素材は下記です。

特徴ソフトベッド
アッパー素材ベロアレザー
インソールレザー製中敷
フットベッドの素材コルク
アウターソールEVA

2023年10月時点では、公式サイトには16,500円と表記されています。もしかしたら以下のようなECサイトの方が安く手にできるかもしれません。

いざ開封、着用。

注文後数日して商品が到着。いざ開封へ。

箱は少し華奢で簡素な感じでした。
開封。ドイツ語でなにやら書いてありますが読解は諦めます。
お手入れについての紙。
思ったよりぐちゃぐちゃ感。
サイズは42、幅はレギュラー。普段スタンスミスは27.5cmです。
メイドインGermany。ドイツ製のようです。
何か金具がいい感じです。
裏。
横。100均クロックスもどきと大違いのソールの厚さ。かなりしっかりしてます。
ベルトの穴は、足先の方に4つ、足首側に5つ。
汚い足で失礼します。

足を置いた瞬間に足裏に伝わる柔らかい感覚にビビりました。スニーカーは27cm~27.5cmですが丁度いい感じです。海外のサイズ表記は心配でしたが、42を購入して正解でした。

足先のベルトは、左から2つ目の穴が丁度いいようです。

アッパーと呼ばれるベルト部分を締めると、またしてもその肌ざわりに感動。肌に優しいなめらかな感触がします。一生履いてられそう。

外に出て歩いてみると、土踏まずの部分が少し高いような気がします。私が偏平足気味なのもありますが、歩くと土踏まずの部分がけっこう押される感覚です。慣れるまでは長時間このサンダルで歩き続けるのは、少し負担がかかりそうです。


優に1万円を越えるサンダルを購入しちゃいましたが、最初の印象はなかなかいい感じです。ただスーパーに行くためだけに購入したサンダルですが末永くお世話になりたいと思います。

ちょっと気になるのは、自宅の鏡で見ると思ったより少し子供っぽい印象かなと。ただ100均のクロックスより何倍も質感はいいので満足です。

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