黒縁のメガネMOSCOT LEMTOSHを2か月使ってみて感想とか。

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アラフォーになって身体のいたる所に変化が見られるようになりました。肌質や髪の量といった見た目が大きく変わり始め、今になって自分の見てくれが気になっています。

目の負担が高いコンタクトレンズを使い続けることを諦めて、数年前から日常的にメガネをつけています。視力は0.1を大きく下回る強度近視のため、分厚いレンズがみすぼらしさをより際立たせています。メガネをかけると目が小さく見えたり、顔の輪郭がゆがんで見えたり、レンズの渦が目立ったり。

おじさんながら見た目をどうにかせねばと考え、自分なりに調べた結果、レンズが小さいと多少は先ほど挙げた現象を抑えられると知りました。そこで、ベーシックな黒縁メガネで見つけたのがMOSCOT LEMTOSHでした。

若い頃は、メガネなんて見えれば何でもいいと割り切っていたものの、レンズを含めて6万円ほどするアイウェアに手を出すまでになりました。今まで、人前ではコンタクトをつける時期はありましたが、メガネとは子供の頃からずっと付き合ってきました。MOSCOTのLEMTOSHを使い始めて2か月ほどが経過。ファッションに疎い身として、個人的な使用感を書き残そうと思います。

目次

サイズ感

購入したフレームのサイズは、44□24-140。レンズの幅が44mm、レンズとレンズの間のブリッジ幅が24mm、つるの長さが140mmです。

黒縁メガネの中でもレンズ幅が小さいメガネを探していました。私の探す限り44mmは、かなり小さい方だと思いますが、実際かけてみるとそこまで小ぶりな印象はありませんでした。もう少し小さいレンズ幅でも良かった気がしています。

さらに、レンズの間のブリッジ部分ももう少し短くても良かったかなと。目の黒目の部分がレンズの中心あたりにくるようなジャストサイズではない気がします。黒目がレンズの内側にわずかに寄っています。

そうなってくると定番の黒縁メガネでは、JULIUS TART OPTICAL ARの42□22がちょうどいいのかもしれません。

かけ心地

メガネのかけ心地は顔の形状によって異なるため、あくまで個人的な感想にはなります。2か月ほど外出する時にいつもこのメガネをかけている状況です。自宅アパートでは別のメガネをかけています。

かけ始めてしばらくはしっくりきませんでした。かけ心地はあまり良くなかった感じです。購入したメガネ屋さんには、2か月で3回微調整をしに行くことになりました。メガネ屋さんいわく、こういったセルフレームの場合、最初のうちは何度も調整することになりますと。その言葉に甘えて頻繁に調整を繰り返していただきました。

最初の調整では、とにかくメガネがずれ落ちるため、ややきつめのフィット感にしてもらいました。少し歩くだけでも、振動でメガネが下にずれ、その都度手でメガネを上に持ち上げていました。

それでもずれるので2回目の調整。さらに顔にくっつくように調整してもらいました。特に汗をかい時は、必ずずれるのでよりきつめにしていただきました。MOSCOTのLEMTOSHは、明らかに今まで使ってきたメガネよりずれ落ちやすい。恐らく、やや重いのが原因なのかもしれません。今まで使っていたメガネは23gほどでしたが、LEMTOSHは35.1gと重めです。重量があるので、その分下に落ちやすいのかなと。

メガネのかけ心地は、それほど大差ないだろうと思ってきましたが、軽いメガネがいかに楽か勉強になりました。重厚感があって好きなメガネですが、もしかしたらかけ心地は自分に合っていないのかもしれません。とりあえず、ずれ落ちないようにきつめにフィッティングしてもらいました。

ただ今度はきつ過ぎてかけ心地がさらに良くない。それどころか耳が痛くなってきて、我慢してかけていたら血が出るんじゃないかというレベルで痛い。常に顔が締め付けられている感覚もあったため3回目の調整へ。

耳の部分は痛いほどきつくなっていましたが、それでもメガネをかけたい位置から頻繁に下にずれ落ちていました。どうやら、鼻がかなり低いため鼻パッドの位置を下げれば良さそうです。

3回目にメガネ屋さんに足を運んだ際に、何度も調整してもらう中で、鼻パッド(クリングス)を滑りにくいものに変えてはどうかと勧められました。そんなものがあるんですね。知りませんでした。そこで滑りにくい鼻パッドに変更してもらうと、明らかに滑りにくい。良さそうです。

以前の鼻パッドの表面はツルツルしていましたが、新しいものは硬いゴムのような表面です。鼻に乗せた時にしっかり引っ掛かってくれます。まだ変えてから日数が経っていないので、しばらく使ってみて、汗をかいた時や歩いた時などかけ心地を確認してみます。

鼻パッドの素材は定かではありませんが、チタンとかおっしゃっていたかと思います。無料で交換していただき、時間もかかりませんでした。

鼻パッドを交換して気づいたのは、パッドの部分が若干大きくなったことです。意識して見えているだけかもしれませんが、ちょっと鼻パッドが目立っている気もします。以前の鼻パッドの長さは1.4mmぐらい、新しいものは1.6mmぐらい。幅も1mmほど大きくなっています。

目立たないに越したことはありませんが、ずれ落ちることを防いでくれるのならやむを得ないかなと。本来、見た目を重視するのであれば、鼻パッドのないフレーム一体型が最も様になるのでしょう。鼻が極端に低い人間には夢の話です。

有名ブランドの定番メガネは万人向け?

アラフォー男が有名ブランドのアイウェアを買って2か月間かけてみましたが、似合っているかどうかよく分かりません。少なくとも人に小馬鹿にされることもいじられることもなく、見た目的にそこまで違和感はないのかと勝手に思っています。

ファッションでは冒険したくないために、ベーシックな黒縁メガネを選びました。ただ、かけてみるとちょっと見た目が重たい印象もします。もしかしたら自分にはブラックよりも、他のカラーの方が顔にしっくりくるのかもしれません。

ファッションにもおしゃれにも詳しくない身として、とりあえずネットで調べた、定番のブランド、定番のカラーを選びました。ただ、当たり前ですが、フレームの形やカラーは顔によって合う合わないが異なります。自分の顔に合うメガネは、自分で見つけるしかありません。有名ブランドの定番メガネは間違いないでしょうが、人によってそれ以上に似合うメガネはあるはず。

とにかくメガネをたくさんかけて、しっくりくるメガネに出会うしかないかと。メガネ屋さんに行くと、直感的に奇抜なデザインや独特なカラーのフレームは、つい敬遠して手に取れません。人目を気にしすぎて、試しにメガネをかけることをためらう性格なので、まず気にせず色んなフレームを手に取ってみようと思います。


MOSCOTのLEMTOSHのかけ心地は、最近になって調整してもらったばかりなので、もしかしたらもっと良くなるかもしれません。やや重量の重いメガネであることは間違いないので、見た目以上に重さにこだわる人は避けるべきでしょう。ベーシックな黒縁メガネを買ってみましたが、歳を重ねるごとに強度近視にも似合うメガネは変わるでしょうし、自分の好みも変わるはずです。お金に余裕があるわけではないので、出来る範囲で今後もメガネ探しを楽しみたいと思います。

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