一眼ミラーレスカメラを手にしてから少し生活が変わりました。毎日のように職場に向かい、数日おきに帰りがてら日用品を買う。カメラを手にする前は、仕事もなく生活必需品を買う必要がなければ外に出ることはありませんでした。
2年ほど前にFUJIFILM X-S10を購入。キーボードといった好きなガジェットをきれいに撮りたいためだけに買った、人生初めての一眼ミラーレスカメラです。
F値だのISOだのよく分からず、適当にオートで撮っただけの写真を見ただけで、カメラという機材にも写真を撮るという行為にも引き込まれました。人生で初めて撮ったのは、目の前にあったゲーミングキーボードApex Pro TKL。
見慣れた光景を切り取って、レンズを通して写すだけで、独特な雰囲気がかもし出されることに気づきました。すぐに物撮りだけでなく、カメラを持ち出し外の風景を撮るようになりました。
カメラを購入したおかげで、写真を撮る、という外出する目的が生まれ、生活が少しだけ変わりました。お金を得るために労働しに外に出る、スーパーに食料調達のために外に出る、これに加わったのが、写真を撮るために外に出ること。
これまで、生きるために必要最低限の行動ばかりでしたが、わざわざやる必要もない写真のために外に出ることで、生活がちょっと楽しくなっている。生きていてやらなくてもいいことを、あえてやっている余裕みたいなものが生まれた気がします。
最近は、休日の日没前に、散歩しながら気になった風景を撮ることがあります。勝手に人を撮るわけにもいかないので、被写体は沖縄の自然や構造物ばかりです。
日没前であれば、灼熱の真夏の沖縄でも強烈な日差しがなく、多少は気温が下がるので写真を撮りやすいのがいい。一方、昼間だと、ここ沖縄でのんびり散歩しながら写真を撮るには直射日光が強すぎます。暑い以上に肌が痛い。
ただ、薄暗い感じの写真以外にも、真っ青な空や海を絡めた写真を撮りたいものです。どうにか日焼け対策を施し、特に顔が受ける紫外線を最小限にして、昼間に真夏の沖縄をカメラに収めたい。
日焼け止めは大量の汗で落ちる可能もあるため、ハットやシェードなどの購入を考えています。
写真を撮る時にかぶるハットを探す
とりあえず、ネットに転がっている情報を集めてみることにしました。アラフォー男がかぶっていても、そこまで違和感を持たれないものを探します。自分なりに調べる限り、日焼け防止の意味では、下記のような種類のハットを選ぶと良さそうです。
- サファリハット
- アドベンチャーハット
- サンシールドハット
- バケットハット
- ゴアテックスハット
- ホライズンハット
形や本来の用途の違いによって名称は異なるようですが、これらのキーワードで調べてピックアップしてみようと思います。
また、首や顔への日焼けを防止するため、ハットだけでなくシェードのついたものがいいかと。人の多い街中で着用はせず、比較的人気の少ない場所で自然風景を撮る想定です。顔周りを広く覆う、日焼け対策ガチ勢な感じでもいいのかなと。
サイズは、頭の周りを測ると58~59cmぐらい。以前UNIQLOで、56~62cmで、つばが7cmのUVカットツイルキャップを購入しましたが、ちょうどいい感じでした。
カラーは、黒や紺がUVカットの効果が高いようなので、暗めの色を探してみます。
THE NORTH FACE サンシールドハット
まず、THE NORTH FACEのサンシールドハット。100%ナイロン素材で、遮熱効果が高いシートを内蔵しています。シールド部分やあご紐は、簡単に取り外しができます。Mサイズが56~58cm、Lサイズが58~60cm、つば長さは5.5cm。Amazonでは、ブラックとグラベルの2色展開。
最初に目にとまったのがこの商品ですが、Lサイズで6千円ほどと価格が気になります。
THE NORTH FACE ホライズンハット
同じくTHE NORTH FACEのホライズンハット。Sサイズが54〜56cm、Mサイズが56〜58cm、Lサイズが58〜60cm、XLが60〜62cm。つば長さは、前後が7cm、左右が7.5cmです。
先ほどのサンシールドハットよりつばが長めで、口コミでは男性には長すぎるとの意見も目にします。正直かぶってみないと何とも言えませんが、UNIQLOのキャップのつばも7cmということを考えると、やや大ぶりなのかもしれません。
価格は4千円ほどと抑えられますが、首の後ろのシェードがないので、ネックカバーのようなものを別途買う必要がありそうです。
Coleman アドベンチャーハット
1901年にアメリカで創業したアウトドアブランドColemanのハット。サイズが58cmと自分にはギリギリのようです。できればもう少しゆとりのあるサイズ感がいい。
つばが水平よりやや下に落ちるバケットハットのようなデザインに見えます。こうやって調べていくと、結局実際にかぶってみないと自分の雰囲気とあっているか分かりません。店舗で買った方がいいように思えてきました。
NEW ERA アドベンチャーライト
1920年創業、ストリートファッションでよく取り入れられるブランドのようです。M/Lサイズが約59cm、S/Mサイズが約57cm。Amazonで6千円ほど。メジャーリーグの公式選手用キャップを手掛けているブランドのようで、アウトドアブランドではないようです。
Champion アドベンチャーハット
Amazonで3千円ほどとピックアップしたハットの中では価格が抑えられます。サイズは58cm、59.5cm、61cm。つばの長さが6.5cmとやや長めですが、シェードがついていません。
Columbia イエロードッグマウンテン ブーニー
アウトドアブランドColumbiaのハットも良さそうです。S/Mサイズが58cm、L/XLサイズが60cm、XXLサイズが63cmです。ツバの長さは7cmと大きめかと思います。こちらも、シェードがついていないので、日差しを防止するためのネックカバーは必須です。
Mont-bell WIC.UVテクト ハット
Sサイズは54~56cm、Mサイズが56~58cm、Lサイズが58~60cm、XLサイズが60~61.5cmです。つばの長さ6cmと丁度いいかもしれません。
また、Mont-bellのハットの多くは、ハットコネクトに対応しています。別売りのハットクリップ、ハットストラップ、日よけ布であるスクリーンを取り付けることが出来ます。
残念ながら現段階で、AmazonのようなECサイトでは、販売されていないようです。
とりあえず7点を挙げてみましたが、調べながら徐々に気づいたのは、帽子はかぶってみないと何とも言えないということ。個人的にハットは買ったこともないのでなおさら分かりません。近々、アウトドアブランドを販売しているであろうスポーツ用品店に行ってみたいと思います。