電動式昇降デスクFlexiSpotを2年以上使って分かったこと

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仕事と睡眠を除けば、常に狭いワンルームの賃貸アパートにこもりがちな生活を送るアラフォーです。

部屋ではもっぱらデスク上のPCの前で時間が流れ、特に何かを生み出すわけでもなくただただ歳を重ね続けています。

少しでも快適で生産性の高い生活になればと期待し電動式昇降デスクであるFlexiSpotを購入。使い始めてから2年ほどが経過した今、FlexiSpotを使用して感想をまとめることで、次に訪れる新しいデスク購入の機会に役立てたいと思います。

目次

購入したFlexiSpotの主な仕様

FlexiSpotのデスクは耐荷重や天板サイズの違いなどから種類がいくつかありますが、私の購入したFlexiSpotの仕様をざっくりまとめておきます。

フレームのカラーブラック
積載重量100kg
昇降範囲71cm~120cm
天板のタイプ長方形
天板のカラーメープル
天板のサイズ160×70×2.5cm


購入価格は、脚フレームと天板のセットで44,730円。沖縄への配送料が35,000円。合計で79,730円なり。

沖縄への配送料は私のような貧乏人にも容赦ない価格ですが、大型の荷物は配送する側への負担も大きく無料配送なんてありえないので致し方なし。

天板と脚フレームともに約20kgの代物をはるばる沖縄まで運んでくださった佐川急便さんに今でも感謝しかありませぬ。

買って良かったこと【電動昇降式デスクFlexispot】

まず、購入して良かった面を整理しておきます。

立ちながら作業やゲームができる

休みの日は半日ずっとFortniteをやることも珍しくないです。

ただ、どんなに好きなことでも座った状態で同じことをやり続ける忍耐力もなければ、1つのことに没頭できる能力もない人間です。それゆえに何も成し遂げていないのですが。

同じ姿勢に激しい窮屈さを感じ始めたときに、スタンディングデスクとしてFlexiSpotの高さを調整。立ちながらFortniteをやったりします。自分ほどの腕前でもノーマルソロであれば案外ビクロイ取れます。

私の購入したFlexiSpotは高さを3つまで記憶できるメモリー機能がついています。そのうちの1つに立った時にゲームできる高さの108cmを記憶させ、常にデスクをちょうどいい高さまで上げられるように設定しています。

一度記憶させれば数字を押すだけで自動的にその高さまで移動します。

モニターを目線の高さに合わせられる

普段は2つのモニターをグリーンハウスのモニターアームで固定して使用しています。モニターの高さ調整はこのアームで十分です。

ただ、いつもと違う姿勢で作業するときなどは、アームの可動域には制限があるため変幻自在にモニターの高さを変えることはできません。いかなる高さにも対応できるわけではない。

昇降式デスクであれば、デスクの高さを変えるだけモニターの高さも調整できるので手っ取り早く調整できます。モニターアームがない方にはお勧めです。

配線が楽

これは想定外の良かったことですが、配線作業をするときにデスクを上げた状態で作業できるのでかなり楽になります。

配線作業で苦しんでいる人は、配線のしやすさだけを求めて昇降式デスクを購入するは全然ありだと思います。

PC、モニター、オーディオインターフェース、スピーカー、キーボード、マウス、LANケーブルなどなど、ゲームをやっていれば配線作業は付き物。

私の場合、接続不良の確認やデータ移行のための外付けHDDの取り付け、気分転換に普段と違うデバイスの接続など、配線整理をすることが多いです。以前はそのたびに、これでもかと言うほど身をかがめて配線作業するのが億劫でしたが、何の躊躇もなくできるようになりました。

配線隠しは諦めました。線が裸の方が取り外ししやすいので。

掃除が楽

配線が楽と同じ理由ですが、デスク下の掃除がかなり楽になりました。

これもデスクを高くできることで、頭をどっかにぶつける恐れも少なくなり、デスクが高いとデスク下に光が入り明るく汚れが見やすので掃除が楽です。

配線作業するついでにウェーブハンディワイパーで埃を舞い上げないように掃除することが多くなりました。

一家に一台ハンディワイパー。

軽い運動しながら動画を見れる

恥ずかしながら、健康のために部屋で自重トレーニングとかストレッチとかたまにやりますが、その時に電動式昇降デスクがあって良かったと思えています。

所詮、腹筋背筋腕立てスクワット程度ですが、スクワット的な立って何かを行うことのついでに、YouTubeとか動画を見ながらやってたりします。

軽い運動だけでなく、立ちながら何かするついでにモニターを見る、この時に昇降式デスクであれば高さを変えられるので便利です。

気になった点【電動昇降式デスクFlexispot】

続いて、少し気になった点。2年ほど使っていると良い面以外の気づくことも出てきました。

もっと低くできたら…

私の購入したFlexiSpotの型番はEB2B-JA。2023年時点ですでに販売されていないようです。

この昇降範囲は、71cm~120cmで高さを最大にして使うことはまずないです。が、普段は最も低い状態で使用しています。

それでも、もっと低くてもいいかな、と思えることもしばしば。私の身長は170cm半ばですが、これより明らかに身長が低い人は、もっと下まで下げられるモデルの購入をお勧めします。

とはいえ、椅子の高さで調節できるので大きく困っていることではないです。

天板は180cmでも良かった…

電動昇降式デスクが良すぎて常にデスクの前にいる生活がはなはだしくなってきました。

そうなると、机の上にあれもこれも置いておきたくなるのです。

ゲームをやるのもあって、スピーカー、AG03、キーボード2台、モニター2台(アームで浮いてはいるものの)、マウスパッドと置くものがただでさえ多い。それに加えて、アロマディフューザーとかも置いちゃったりしています。

飲み物も常時置いた状態で、以外と160cmの天板はいっぱいに。FlexiSpotで買える天板の最大サイズ180cmでも良かったと少しだけ後悔しています。

置くものを限定せねば。。

耐荷重がもっとあるものでも良かった…

置くものが増えれば、デスクにおける最大積載量が気になってきます。

最大積載量は天板を入れて100kg、天板は約20kg、つまり80kgは置けます。

とはいえ、この限界まで物を置くのは怖すぎます。壊れやしないかと。

しかもFlexiSpotの取扱説明書には積載量50kgを超えると、昇降速度が低下すると記載があります。今後、より重いモニターを取り付けたり、トリプルモニターにしたくなったりしたときに不安がよぎるのです。安心するためにも、もう少し余裕のあるモデルの方が良かったかな。。

耐荷重が125kgのモデルもありFlexiSpot E7Bという型番でこちらの方がしっかり支えてくれそうです。天板を取り付ければ使用できるので脚フレームのみ購入して、お気に入りの天板をつけるのも良さそうです。

1年ほど経過した頃から異音?

1年以上経過した頃にちょっとした異変が。正常に稼働するものの、デスクを下に降下させる時に、ガタッガタッガタッガタッ…と異音が鳴るようになったのです。

心配性気味の私は不安でなりません。とにかく何事もなく長く使いたい。デスクを高くしたときに下げられない状態で故障しませんようにと願うばかりです。

万が一故障した場合でも保証期間は5年とのこと。

徐々に立って作業することが減る

同じ姿勢を続けると窮屈さを感じるため、スタンディングで使用できる電動昇降式デスクを購入しました。

が、最近立って作業したりゲームしたりが減りました。スタンディングは案外疲れるのです。

というのも、勤務中に立ち仕事が多いこともあり、仕事でも立ち自宅でも立つ、となると疲労度は自然と増してきます。結果としては、圧倒的に座って使うことが多くなっています。

ただ、座った状態でのデスクの高さの微調整ができる点は、控えめに言って最高です。買って良かった。


2年以上FlexiSpotを使い続けて気づいたことなどまとめておきました。

ちなみに、引っ越しする機会に一度FlexiSpotを解体して、再び組み直すことがありました。分解せずに部屋から電動昇降式デスクを出すことも、新しい部屋に入れることもできなかったので。

一人での分解と再組み立て作業は労力が入りましたが何とか完了し問題なく稼働しています。

気になったのは、分解と組み立てを繰り返すといずれ天板のネジ穴が潰れるのではないかという点。あまり分解と再組み立ては繰り返さない方が良さそうです。

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