Logicoolの新マウスPRO X SUPERLIGHT 2 DEXが良さげ。

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個人的にゲーミングデバイスと言えばLogicoolとRazerが真っ先に思い浮かびます。マウスやキーボードもヘッドセットも、あらゆるデバイスを手掛けるのはこの2大メーカーかと。

ゲーミングマウスのど定番と言えばLogicoolのG PRO X。クセのない万人向けの左右対称型マウスです。前のG PROより軽量化され63g未満に、さらに70時間のバッテリー持ちとクリック遅延の少なさから多くのプロゲーマーも御用達のマウス。私も両方購入しました。

他のマウスを色々試した結果またここに戻る人も少なくないようで、ゲーミングマウスの基準になるような存在。各メーカーから新マウスが発売される度に、比較対象として挙げられます。この形状や重量のバランスはほぼ完成された感もあって、2023年7月に発売された後継機G PRO X 2は外形をほぼ同じくして性能を向上させて登場しました。

近頃はどこか刷新感が少なかった近頃のLogicoolに比べて、Razerは高ポーリングレートで低遅延のマウスを次々に発売。8,000Hzに対応するDeathAdder V3 ProViper V3 Proなど、Razerがゲーミングマウスの先頭を走っている気がしていました。

そんな中2024年9月にLogicoolから新しいゲーミングマウスが登場すると告知され、これがなかなか良さそうです。

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PRO X SUPERLIGHT 2 DEXが気になる

Logicoolから同時期に発売されるデバイスは下記の6点。FPSやTPSをやっていれば馴染み深いマウスとキーボード、ヘッドセットのだけでなく、レースゲーム用のシフトレバーとレーシングホイールも発売。これらは個人的に未知の領域。いわゆるハンコンと呼ばれるハンドルコントローラーを駆使して、グランツーリスモとかやってみたいではあります。

”Logitech G公式Xより。

マウスは個人的に気になっているPRO X SUPERLIGHT 2 DEXの他に、PRO 2 LIGHTSPEEDも発売。PRO 2 LIGHTSPEEDは、80gだった初代G Proと重量や形状を変えずにHERO 2センサーを搭載したモデル。マウス左右のどちらにもサイドボタンを設置できるため、左利きにはありがた過ぎる存在です。

G PRO Xを購入するまでは長らく初代G Proを使っていましたが、80gという重さは好みが別れそうです。左右対称のオーソドックスな形状で、軽すぎるマウスが苦手な人にはいい選択肢になりそう。軽すぎると小さな手の震えもマウスに影響しエイムが定まらないこともあるので。

初代G Pro

発売されるデバイスの中で個人的に最も気になるのはエルゴノミクス形状のPRO X SUPERLIGHT 2 DEX。左右対称のマウスはグリップテープがあれば問題ありませんが、握った感じはエルゴ形状の方が好みです。以前、エルゴ形状を求めて大いに期待して購入したSprime PM1は、実測値45gと使っていくにつれて軽すぎると感じるようにもなりました。何といっても、これを書いている2024年9月の今に至るまで、事前に告知されていたポーリングレート8,000Hzに対応するドングルは、メーカーから何も発表されていません。どうなっているんでしょうか。

そんな中発表されたLogicoolの新マウス、DEX。約60gと丁度いい重量で8,000Hzにも対応。完全に物欲にスイッチが入りました。

”Logitech Gより。

アメリカでは既に159.99ドル(約2,2700円)で販売されていて、手元に届いているレビュアーもいるようです。Logicoolのマウスだけあって価格はそれなりに覚悟した方が良さそうです。

主な仕様は下記です。

センサーHERO 2
解像度100~44,000DPI
最大加速度88G
最大速度888IPS
接続方式LIGHTSPEEDワイヤレス
USB-C有線
レポートレート最大8,000Hz
バッテリー持続時間最大95時間
重量約60g
サイズ125.8×67.7×43.9mm

数値上は現状最高クラスであることに間違いありません。既に発売されているG PRO X 2であってもワイヤレスマウスでは最小クラスのクリック遅延。同じセンサーを積んでいることからスペック的に、これを選んでおけば間違いないゲーミングマウスと言えます。

Logicoolのマウスだけあって、バッテリー持ちは他社と比較しても優秀。さすがにポーリングレート(レポートレート)を4,000Hzや8,000Hzで使用すれば公称値の95時間は持ちませんが、Logicoolのマウスの充電速度で不満を感じたことはありません。

”Logitechより。

気になる形状は、上から見るとマウスのお尻部分が膨らんだひょうたんのような形状。

”Logitechより。

正面から見るとなだらかに左クリック側に上がっているようです。そこまで傾斜はきつくないように見えます。

”Logitechより。

横から見るとマウス中央が最も高い位置で、お尻の部分は膨らんでいるわけではありません。サイドボタンはG PRO X SUPERLIGHTと酷似しているように見えます。

個人的には、マウスを横から見た時に最も高い位置がもう少しマウス後方寄りが好みです。また、正面から見た時の傾斜も少しゆるやかなので、もう少しはっきりとした傾斜があれば左クリックしやすかなと。実際触ってみないと何とも言えませんが。

Logicoolのエルゴ形状のマウスと言えばG703。個人的にもG703hは人生で初めて買った95gの重めのゲーミングマウスです。G703hは124×68×43mm。今回のPRO X SUPERLIGHT 2 DEXと比べると、数値上それぞれ2mm未満の違いしかありません。

G703h

ただ形状は大きく異なるようで、全く新しい形状が登場する模様。G703hを購入して手にした瞬間に、デカくて重いと感じるほど自分には合わなかったマウスです。数値上ほぼ変わらないサイズ感の新マウスは、かなり大きいのでしょうが、約60gになったことでどういう感覚になるのか興味が湧いてきます。

もしかしたら、軽くなったことでその大きさが気にならなくなったり、むしろエイムに好影響をもたらしたりするのではと期待しています。最近買って使っているEndgame Gear OP1 8Kは約118.2×60.5×37.2mmとけっこう小ぶりなマウスです。小さいマウスを使っているせいか、とっさにマウスを強く握ってエイムするときに、手とマウスの間にわずかな隙間を突発的に埋めることになり、少しブレることがあります。

大きく軽いマウスであれば、手のひらとマウスの隙間がなくなり、瞬間的に反応してもマウスがブレにくくなるんでは、と勝手に期待してますます欲しくなっているのです。

”Logitechより。

個人的に購入を迷う理由は、やはり価格。2万円越えが予想され、正直Logicoolの最新マウスは財布に優しくない。それだけの体験価値はあるんでしょうが、普段デバイスをやたらと買っている身としては躊躇する価格です。


このマウスの他にも、ラピッドトリガー対応のゲーミングキーボードも登場し、ついにLogicoolが動き出した感じがして興奮しています。出来れば全て手にしたいところですがお金はいくらあっても足りません。吟味を重ねて身の丈に合った買い物にとどめます。

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