初めてPCに内蔵ハードディスクを増設した。HDDの増設方法

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ゲームをきっかけに今となっては高額なPCを買うまでになりました。YouTubeでFortniteのプレイ動画を見たことで、自分でもやりたくなり低スペックの事務用PCにゲームをダウンロード。案の定まともにFortniteは動かず、のちに人生初の17万円するゲーミングPCをFRONTIERで購入しました。

普段、自宅でPCと向き合ってばかりの人間にとって、ゲーミングPCは生き方や考え方を変えた本当に買って良かったもの。今思えばFRONTIERで買ったPCは十分すぎるスペックでしたが、より高性能のPCであればさらに幸せになると期待し、これを書いている1年ほど前にRTX 4090を搭載する50万円のハイスペックPCをパソコン工房で買っちゃいました。

Fortniteのプレイが良くなるとか、劇的にFPSやPingが改善するとかはありませんが、こちらも買って良かったもの。ブラウザで数えきれないほどタブを開いても、簡単な動画編集をやっても、PCの動作が遅くならずストレスがありません。かつてケチって安いPCばかり使っていた頃に、いかに時間を無駄にしていたことか。ネット回線とPCは、さっさとお金をかけた方が絶対に快適に過ごせます。

目次

PCの空き容量を増やして安心したい。

この50万円したPCは、1TBのSSDと8TBのHDDを搭載しています。あまり意味はないですがFortniteをやる度に、OBSで録画し動画を保存しています。そのためHDDは出来るだけ容量が大きい8TBを選択。SSDは値段が高いので少しでも節約するために1TBに抑えました。そこまでデータ転送の速度は求めていないので。

毎回Fortniteをやる時は、誰も見ないであろうYouTubeで無言配信しながら録画する設定にしていて、保存された動画が思った以上に重くなっています。前のFRONTIERのゲーミングPCでは、すぐに容量がいっぱいになり外付けハードディスクを購入して保存していました。

ただ外付けハードディスクは、ケーブルをPCに差し、電源にもケーブルを差さないとならず、ただでさえごちゃごちゃなデスク周りがより散らかります。既に外付けハードディスクも大量にあり、これ以上は増やしたくないので、PCを注文する時に大容量の8TBを選びました。

とはいえ、このままだとPC内のHDDはいずれいっぱいになるので、先を見越してさらにHDDを増やしたい欲求にかれました。エクスプローラーを開いて、PCのDドライブの容量が限界に近づき、赤色に表示されるのを目にすると、どこか焦って落ちつかない性格なんです。

空き容量を増やしまくることで、自分を安心させたい。また、内蔵ハードディスクが今年のゴールデンウイークに、セールで安くなっていたことも重なり、購入して人生で初めて増設に挑戦しました。

内蔵ハードディスクの増設方法

まず、初心者が知っとくべきだったのは、SATAケーブルを事前に買っておくことです。これさえも分からなかったので、PCを開けてハードディスクを取り付けようと、ネットで調べていく中で気づき、慌てて買いに行く羽目になりました。

ということで、私のように自作PCに慣れていない方は、SATAケーブルを買っといてください。

では増設をやっていきます。まずおびただしい数のケーブル類をかたっぱしから抜きます。

デスク下にPCを置いていますが、デスクは電動昇降式デスクのFlexiSpotを使っているので、天板を最も高くするとかなり作業しやすい。配線整理のためだけに電動昇降式デスクを使う価値はあります。

ケーブルを外したPCは、気味悪いぐらいホコリまみれでしたので、目に見えるところを掃除しました。

パソコン工房のクリエイターPCは、背面に手で回せそうなネジがついていますが、きつめに締められているので結局プラスドライバーは必要です。

PCケースのふたを外し、購入してから約1年で初めてこのPCの内部を確認します。

やはりホコリが付着していたので、目に見える部分を拭き取りました。

今回取り付ける内蔵ハードディスクは、BarraCuda 3.5インチ 8TB。セールで価格は15,880円でした。

ハードディスクはPCの右下に入っていました。見る限り2段ハードディスクが入るスペースがあり、下の段が空いていたので、つまみを親指と人差し指で軽くつまみながら引き出しました。

取り出したケースに開封したハードディスクを挟みケースにしまいました。ネジ止めが無くて大丈夫か心配でしたが、よく分からずネジ止め不要と信じてそのまま入れました。軽く固定されているので、問題はないかと思います。

PCケースの反対側からSATAケーブルを差し込みます。L字になっているコネクタです。

再び先ほどのハードディスクを入れた側に戻り、SATAケーブルを通して、マザーボード側にも差しました。

次は、ハードディスクと電源ケーブル接続します。これが悩みまくる結果になりました。結果的にあっさり解決しましたが、最初はどのケーブルを接続していいのかまったく見当もつきませんでした。

別のケーブルが必要なのかとも思いましたが、PCに既に取り付けてあるケーブルを差し込みます。細いケーブルが数本束になったものが電源ケーブルらしいです。ケーブルの途中で、同じコネクタがいくつかあり、どれを差していいのかずっと迷い続けました。一般的にコネクタはケーブル類の先端にあるはず。ですが、ケーブルの途中にコネクタがいくつもあり大混乱。

結果的には、どれを差しても良かった。とりあえず、最も差しやすいコネクタをハードディスクに差しました。

不慣れな人間にとって、電源ケーブルが最も手こずりました。電源ケーブルは結束バンドで束ねてあったので、ハサミで結束バンドを切ってケーブルを伸ばして使用しました。

グチャグチャですが、これにて増設は完了。

あとはPCを接続して、初期化とフォーマットを行います。

ハードディスクの初期化とフォーマット

一抹の不安を感じながらPCの電源を入れると、無事今まで通り起動しました。一安心。

エクスプローラーを開いて、PCを選択すると、増設前と同様にCドライブとDドライブしか表示されません。

「ディスクの管理」を開きます。Windowsのスタートボタンを右クリックすると選択肢の中にディスクの管理がありました。

すると、自動的にディスクの初期化という表示が出てきました。「OK」を選択。

ディスクの管理の画面に戻り、「未割り当て」のディスク2を右クリック。「新しいシンプルボリューム」を選択。

ここからは、基本どんどん進めていくのみ。「次へ」を選択。

最大サイズが表示されるので、このままの状態で「次へ」を選択。

CとかDとか文字を割り当てるようですが、面倒なことは考えず表示されたEのまま「次へ」を選択。

のちほどアルファベットは変更することもできます。

フォーマットについて聞かれますが、このままの状態で「次へ」を選択。

ボリューム ラベルの名前もフォーマット完了後に名前の変更ができます。このままだとボリューム(E:)という名称で表示されます。

これで完了です。

ディスク管理に戻ると、「未割り当て」のディスク2が「正常」になっていました。

エクスプローラーからPCを選択すると、無事ボリューム(E:)として認識されています。


生まれて初めてPCに内蔵ハードディスクを増設しましたが無事終了。作業が止まったのは、やはりハードディスクに電源ケーブルを差すところ。何を差せばいいか迷いまくりました。ただそれ以外はスムーズで意外と簡単でした。購入したPCにはハードディスクが2つしか入らないようなので、これ以上は拡張できないのか気になります。徐々にデータが増えるにしたがって、さらなる増設方法を調べてみたいと思います。

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