ショックです。またもや人生で初めて組み立てたキーボードMonsGeek M5の様子がおかしいんです。次々にトラブルが降りかかり自作キーボードの洗礼を受けています。
ついこの間、朝起きてWindowsPCの電源を入れ、PINを入力しようとキーボードを打つも反応しない。キーボードの入力がPCに認識されないことは以前から見られた症状で、ケーブルを抜き差しすれば解決していました。
たまにはこんなこともある、と最初は大ごとには思っていなかったものの、何度ケーブルを抜き差ししてもキーボードがPCに認識されませんでした。
その際は、試行錯誤した結果、モニターアームのUSB延長ケーブルを経由してPCに接続していたことが原因でした。PCに直接キーボードのUSBケーブルを差すことで、その後は快適に使用できるようになりました。以前こちらで書いています。

ところが、数日して別の問題が発生。今度こそ解決は無理かもです。。
ことの経緯と症状
Winキーがおかしい
購入してまだ使い慣れていないMeta Quest 3。予想以上に使いこなせておらず、自分用の使用方法を備忘録としてまとめていました。ゴーグルとPCとの間でデータのやり取りの方法とか、Air Linkの使い方とか。そのほか、まだまだ分からないことだらけ。

文章だけでは不十分なことは、PCで調べたサイトのスクショを添えて、Meta Quest 3の自分用備忘録を作ろうとしていました。Windows PCでスクリーンショットを使う際に異常に気付きます。
Windows PCのスクリーンショットは、Print Screenキーを押すと出来ますが、これだと画面すべてをスクショすることになります。デュアルモニターで作業しているので、2画面すべてがスクショされます。そのためPrint Screenキーだけで使うことはほぼありません。
Windowsでよく使うスクショの1つは、Altキーを押しながらPrint Screenキーを押す方法。最後にクリックしたアクティブ状態のウィンドウだけスクショできます。
これより多用するのが、Windowsキー、Shiftキー、Sキーの同時押し。これで範囲指定してスクショできるので、かなり便利でよく使っています。最初は3つのキーを同時に押すことに「こんな面倒なショートカット誰が使うの」と思っていましたが、自分自身が多用することになりました。キー3つの互いの位置関係が絶妙で押しやすく、小指/薬指/人差し指でスムーズに押せています。

ただ、この日は3つのキーを同時に押しても、スクショモードにならない。何度やっても無理です。そこで気づきました。Windowsキーが反応しないことに。通常Windowsキーを押せばスタートメニューが表示されますが、全くの無反応。
キースイッチのピンが曲がっていることを疑い、キーキャップとキースイッチを外してみました。目視では何ら問題はなさそうです。FPSなどのゲームでWindowsを無効に設定する場合もありますが、このキーボードでは無効にした記憶はありません。
Altキーもおかしい
3つのキーを同時に押す範囲指定できるスクショはあきらめ諦め、試しにAltキーとPrint Screenキーを使ってウィンドウ1つ分だけのスクショをやってみることに。すると、なぜが全画面コピーされます。おかしい。Windowsキー以外でも何か起こっている。
そこで、自作キーボードのキーマップやマクロなどを変更できるVIAを開いて確認することにしました。
VIAには、キー入力をテストできる項目があり、特定のキーを押した瞬間に、ポッと音が鳴り、画面上で入力されたキーに色がつきます。例えば物理キーボードのAを押すと、ポッと鳴り、画面に映し出されたキーボードのAが赤色になります。

さっそくWindowsキーを押してみると、ポッと鳴るもののWindowsキーが赤色にならず、その左隣のAltキーが赤色に。繰り返しWindowsキーを押しても、Altが赤に。謎の反応。
今度は左のAltキーを押してみると、右隣のWindowsキーが小刻みに赤色に点滅。ポポポポポ…とずっと鳴り続けます。つまりAltキーを入力すると、隣のWindowsキーが連打される状態。謎の怪奇現象。
解決策を探るも、他のキーもおかしいことが判明。
Altキーを入力するとWindowsキーになり、Windowsキーを押すとAltが連続入力される。スクショで使うキーなので、この不具合を何とか解決したいと出来るだけのことはやってみました。
まず、キーボードのケーブルの抜き差し。案外これだけで直るかと思いきやダメでした。改善されず。
続いて、Windowsのアップデートがあったので、インストールしてPCを再起動してみました。が、これもダメ。
念の為キースイッチを他のものに入れ替えてみましたが、当然ダメ。
また、PCの電源を落とし、ケーブルを抜いて数分おいて、放電すると解決する場合があるとのことでやってみました。こちらも効果なし。
あとは思いつくことは、キーボード内部を確認して、PCBを見てみるぐらいしか思いつきません。ただ、今はフルサイズのキーボードを開け閉めする気力も時間もがありません。フルサイズキーボードなので、ケースを閉じているネジも10本、さらに100個を超えるキーキャップとキースイッチを外すのは、けっこう大変です。リアル仕事にも行かなければならず、ほかのやりたいことにも時間を使いたい。
しかも、このブログを書きながら気づいたのは、F7キーとF8キーもおかしい。
最悪です。F7キーは全角カタカナ変換で、F8キーは半角カタカナ変換でローマ字を半角にしたい時によく使います。F7を押すとQキーが認識、F8を押すとGキーが認識する。もう意味が分かりません。
これが追い打ちとなり、今は修復を諦めることにしました。悲しい。。買って半年も経ってないのに……

キャンセルしていたキーボードをポチる。
Altキー、Winキー、F7、F8の4つだけの不具合と思いきや、調べてみると他にも、右のAlt、右のWin、F1~F4、テンキーの+キーも異常がありました。押すと別のキーが反応します。参りました。
1~2個の使用頻度の低いキーならまだしも多すぎます。不具合を無視して使い続けるのもありですが何とも気持ちがいいもんではない。不具合を抱えたキーボードを仕方なく使っているのは許せないんです。
このままだましだまし使い続けたところで、使い勝手が悪くなるのは目に見えています。3つ同時押しのスクショも、F7とF8も多用するので、潔く別のテンキー付きのキーボードを買うことにします。

すぐにポチったのは、Lofree FLOW100 ロープロファイルメカニカルキーボード。Amazonのセールで23,870円でした。
以前MonsGeek M5がPCに認識されなかった際に、一瞬買おうと思い、キャンセルしたキーボード。結局私はこれが欲しかった。買っちゃいます。
純粋なフルサイズではなく、キー配列がやや心配ではありますが、自分にとっては魅力が多い。ガスケットマウントを採用し打鍵感にも期待でき、タイピングでも疲れにくそうなキーの背の低いロープロファイル。面白そうです。
MonsGeek M5の不具合は本当に残念でなりません。根本的な原因はキーボード内部を見たところで、判明するのかも疑問。気力と時間に余裕がある時に中身を開けてみたいです。それにしてもキーボードはキリがない、また買っちゃいました。Lofree FLOW100が待ち遠しい。