黒縁のメガネMOSCOT LEMTOSHを購入

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メガネの定番といえば黒縁のセルフレームだろうと勝手に思い込んでいるアラフォー男です。お金持ちでもなければファッション感度も高くない身ですが、最近MOSCOTのLEMTOSHを買っちゃいました。色々探した結果ここに行き着いた経緯とか雑感を適当に書いています。

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ベーシックな感じが好き

個人的な嗜好としてベーシックな感じが好きで、定番なものだったりシンプルな作りなものに好感を持ちやすい人間です。身につけるものには、なかなか冒険できず、どちらかというと今までは無頓着でした。

30代になったぐらいに、買い物中に鏡に映る自分の姿を不意に目にすると、あまりにもみすぼらしく急に羞恥心を感じるように。歳を重ねていくうちに、自然と身につけるものに少しずつ気を配るようになりました。あいにくファッションの知識は皆無で服は、YouTubeでおしゃれな方が絶賛していたユニクロを買うぐらい。少しずつ身なりを気をつけ始め、ちょっとこだわって購入したのは財布とキーケース。ten to sen.というブランドでクラウドファンディングで見つけ好きになりました。

また、年齢とともにキツくなってきたのがコンタクトレンズ。痛みが続き眼科に行ってからはコンタクトをやめてメガネ生活に突入。メガネ姿が少しでもまともに見えるようにベーシックな感じの黒縁メガネ探しが始まったのでした。

強度近視という足枷

これまでのメガネ選びは見た目よりコスパ重視で、ネットや近所のメガネ量販店で購入していました。今回はただでさえ見るに耐えない見た目を和らげるようなメガネを、価格をあまり気にせず探すことに。

ただ、私の場合メガネ姿を残念にする要因の1つ強度近視を考えねばなりません。もちろんカッコいい人であれば強度近視でも、どんなメガネでもでも似合うのでしょうが。

視力は0.1を遥かに下回るほど視力が悪いため、レンズの仕上がりは牛乳瓶の底のように分厚くなり、角度によっては渦が見られます。目も小さく見えたり、正面から見たときに顔の横の輪郭が歪んで見えたりとひどい有様です。これが理由で強度近視の方はICLやレーシックを受ける方を耳にしますが、心配性の私は目の手術が怖すぎて無理。

自分なりに調べたところ、レンズを極力小さいものであれば、先ほどのような度の強いレンズ特有の不恰好さを軽減できるようです。ラウンド型の丸いメガネであればかなり小さいレンズに仕上がるようです。ジョン レノンが丸いメガネをかけていたのは、強度近視だったからという情報も目にしました。どうしても、ベーシックな黒縁メガネがいいので、黒縁メガネで小さいレンズのものを探すことになったのでした。

レンズの小さい黒縁メガネ

小さいレンズの黒縁メガネは以前メガネ量販店でも探したことがありました。これまで使っていたメガネは、そのお店で黒縁メガネの中で最もレンズが小さいものでレンズ幅47mm。

ちなみに、メガネのレンズ幅のサイズなどはメガネのフレームに印字されています。「47◻︎21-145」といった具合に。これは「レンズ幅◻︎ブリッジ幅-テンプル」を表しています。つまり今回は、◻︎マークの左側を見ればいい。これまで使っている47mmのメガネをかけていても、正面から見ると顔の輪郭が歪んで見えています。なので新しいメガネは47mmより小さいレンズ幅のものを探すことにします。

近所のメガネ屋さんのサイトを色々見ているとネットで1つ発見しました。DIGNA Classic 955 Jimmyというメガネ。サイズは44□23-145。

”digna-classic.comより。


近所のメガネ屋さんのホームページを片っ端から見たものの他は見つけられず、これを買うつもりでコンタクトレンズをつけてメガネ屋さんへ向かいました。

ところが、店舗には見当たらず。ネット情報と実店舗とで置いている製品が異なることはよくあること。やむなく店内を観察すると、もう1つ超有名メガネブランドEYEVANのWebbを発見。サイズは45 □ 22-145。試着するとなかなか良い。レンズ入れたら見た目全然変わるんだよなぁ…と思いつつ、他も探してみることに。

“store.pokerface-web.comより。

そこでこのメガネ屋さんで見つけたのがMOSCOTのLEMTOSH。サイズは44□24-140。かけてみるとややEYEVAN Webbよりレンズの下側が若干広がっているせいか、やや大きく見えました。できるだけ小さい方がいいのでWebbにしようか迷いましたが、数値上レンズの横幅が小さいLEMTOSHを買うことに決めました。フレームだけで47,300円。屈折率1.76のレンズを入れて60,000円ほど。これまでのメガネ人生では考えられないほどの高級品に手を出してしまいました。

ちなみにMOSCOT LEMTOSHは、レンズのサイズ展開は44mmの他に46mmと49mmがありました。44mmが最も小さいサイズのようです。

かけてみて。

数日後メガネが完成し受け取りに行くことに。完成したメガネをかけた自分の姿を見た瞬間に、やはりコンタクトレンズで度の入っていないフレームをかけた時と、かなり印象が変わることを実感。まぁ仕方なし。自分の度数のレンズが入った状態で試着できるシステムとかないんでしょうか。みすぼらしい顔面をネット上にさらしたくないので、メガネ姿は掲載せず自分勝手な感想だけ雑に書こうと思います。

私の知っているメガネケースじゃない。高級感あふれ出てる。

まず第1に感じたのが、もっと小さいレンズでもよかった。

レンズ幅44mmのLEMTOSHをかけて正面の鏡を見た時、顔の頬骨から2〜3mm外側にメガネの最も外側がきています。正面から見た時にメガネが輪郭の内側に入り込んで見えていないので、もっと小さくてもいいかと。鏡と向き合って見ると、遠くから40cmほど近づき始めると、完全に顔の輪郭が歪んで見えます。

次に、これまでかけていた黒縁フレームは細めのフレームだったので、フレームの太さが見慣れずメガネの主張が強く感じています。徐々に顔に馴染んでいくことを期待してかけ続けたいと思います。ただ、髪型と合っていないというか、重い印象というか、ファッションがムズすぎです。

見た目の問題はどうしようもないので、他人からの評価は気にしすぎず今後も自分の心に響いたものを素直に手に取っていきたいです。黒縁にこだわらず明るく派手なフレームもいいかと思えてきました。もの自体は今までのメガネより遥かに重厚感が感じられ作りがしっかりしています。今までかけてきたメガネが安いおもちゃっぽく見えてきます。

遠くからメガネをかけた自分の姿を見ると、わずかにフレームがテカって見えることがあります。このテカりが美しく見えているのかもしれませんが、私的にはテカりが抑えられた感じの方が良かったかも。また、全体の形として少し丸っこい印象がするので、次に挑戦するメガネは丸みが抑えられた感じにしたいです。

鼻が低い私に必須の鼻パッド(クリングス)が取り付けてあるモデルで助かりました。万が一鼻パットがないメガネはメガネ屋さんで取り付けてもらえるケースが多いようですが、別途料金がかかります。

鼻パッドがついているとはいえ、1つ気になるがかけ心地です。重厚感があるというか、実際にちょっと重いため、歩いたり動くとメガネがずれやすい。汗をかくとなおさら。調整は何度かしてもらいましたが、未だにずれるので再度メガネ屋さんで調整してもらうと思います。

また、フレームというよりレンズですが、やはり角度によって渦が目立ちます。

視力が悪い人間はこのレンズの渦は諦めるしかないんでしょうか。

リベットと呼ばれる部品はシルバーのダイヤ型をしていて何とも感じがします。

メガネと言えば鯖江のイメージがありましたが、MOSCOTはアメリカのブランドで原産国は中国とのこと。1つ1つの作りは本当にしっかりした印象です。


数年前までアイウェアに興味もありませんでしたが、コンタクトが難しくなったことを機に少し調べてみようと思います。レンズ幅がもう少し小さい黒縁メガネとして、JULIUS TART OPTICALのARというモデルがあるようです。42mmのレンズ幅。作りもLEMTOSHと少し変わるようなので手を出したくなってきました。物欲に際限がありません。

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