一度に20合炊ける羽釜を購入。アラフォー独身一人暮らしの奇行。

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日曜日を除けば毎日仕事があり、貴重な休みの日曜でさえ休日出勤することもある日々を送っています。自分のやりたいことはきりがなく、Fortniteをやったり最近は自作キーボードに挑戦したり、あっという間に時間は溶けていきます。

時間もお金も無い一人暮らしの身として、日頃の食事を工夫できないかずっと考えています。節約しようと毎日乾麺だったこともあれば、毎日パックご飯だったこともあったり。

時間をかけない点を優先すれば、結局コンビニなどで出来合いのものがいいのかと思ったりもしました。コンビニ弁当の中で安い弁当は、野菜が少なく味も濃く量も少ない。野菜も購入できますがそうなると値段が高くなります。

体調を崩しやすくなった30代になってからは、野菜を取ったり塩分を控えたり健康にも気を配るようになりました。健康に気を配る食生活は、何かと時間とお金を奪われます。

出来るだけ出費を抑えて健康的な食事をするのは、やはり自炊がいいのではというのが今の考えです。そうなってくると買い出しや調理といったことで時間が奪われる。

特に毎日食べるお米の炊飯は、時間を奪う家事の最たるもの。米を研いで炊くだけではなく、炊飯器のお手入れも面倒で、出来れば毎日やりたくはありません。

目次

今までの炊飯器との生活

20年前ほどから使い続けている炊飯器は未だに使えます。頻繁に炊飯器を使うのが面倒な私は、仕事のない休日にお米を大量に炊いて冷凍する生活を続けております。

ラップで包んで冷凍しておいたご飯をレンチンするだけで、簡単なおかずがあれば食事は済むので楽です。休日に出来る限り多くの白米を冷凍しておきたいので、この炊飯器の最大量である5合で炊飯。これだけでは1週間も持たないので、休日1日の間に5合炊きを3~4回繰り返すのです。

休日は、お米を研いでつけておき、出来上がるのを待って、ラップに包んで冷まして冷凍庫へ。これを繰り返します。

週1回の貴重な休みは、普段やらない家の掃除と連続炊飯でヘトヘトになって他のことがほぼ何もできません。

何とかもっと効率的にならないか考えた結果、一回の炊飯で15合~20合一気に炊けないか考えたのでした。そこで見つけたのが20合(2升)炊きが可能な炊飯器。

これにしよう、と思ったわけですがお値段が、参考価格が6万円でAmazonで約4万円とちょっとお高め。しかも大きさが42.6cm×36×38.3cmで8.4kgとビックサイズのも気になります。収納場所とかメンテナンスとかの面が不安です。

もう少し調べてみると、一度に大量に炊飯する方法として羽釜を利用する方法を目にし、これにしようと思ったわけです。

購入した羽釜

Amazonで購入したのは、ナカオ 羽釜 26cm 2升用。一人暮らし男でこのような代物を買うのは自分だけだろうなぁと思いつつポチりました。購入価格は5千円ほどでした。

IHでは使用できませんが、一般のガスコンロでは使用できるとのこと。

大きさは36.2cm×36.2cm×20.9cmとけっこう大きいです。重さを測ると実測値で1,262g、軽い印象です。

裏面はなぜか擦れたような跡がいくつかありました。羽釜の羽の裏面に一定の間隔で、やすりで削られたような跡が刻まれています。

綺麗な表面といった感じではなく、所々表面の色にもむらがあったりとやや作りに不安を感じつつ、こういうもんだろうと自分に言い聞かせることにしました。

20合(2升)用の炊飯器はAmazonで4万円ほどなのでだいぶ価格は抑えられますし、何より軽い。1つ誤算だったのは炊飯の際に、羽釜に合う蓋を購入する必要がありました。そこで購入したのが同じメーカーのナカオ 木ふた 28cm。購入価格は3,500円ほどでした。高い。高すぎる。

写真では伝わらないですが、これが思った以上にでかく、そして重かった。28cm×28cm×9.5cmで、重さは実測値で1,283g。まさかの羽釜よりも重い。幅は羽釜の直径26cmよりわずかに大きい28cmと想定内ですが、高さが9.5cmは思った以上でした。そしてごついです。

軽ければ沸騰した時に沸騰した時に、蓋がずれる恐れがあるんでしょうか。本当に買う必要があったのか、ちょっと後悔しつつも、この重さには意味があると自分を納得させることに。

そもそも約3,500円もする代物なので、購入前に木ふたと代替する物がないか考えはしました。が、羽釜炊飯素人にはよく分からず、ケチって失敗するよりも無難に同じメーカーの木ふたを買うことにしたのでした。

ビニールに包まれて届けられましたが、ビニールから出すと強烈な木のニオイがしました。蓋はお米に直接触れないものの、衛生面やニオイ移りなどが気になるレベルです。

購入する前に羽釜は国産と確認していましたが、木ふたは確認していませんでした。ちなみに木ふたは中国産です。

目的のよく分からない白い紙テープのようなものをはがせば、すぐに使えるようですが後ほど入念に洗うことにします。

つなぎ目がはっきりと見え、精巧な作りには見えず大雑把な仕上がりに感じます。上の部分はがっちり固定されていますが、使っていくうちに外れないか心配です。

一か所小さな傷がありました。

独身男の家には絶対に無いであろう羽釜の蓋。果たして買う必要があったのか、今更ながら変なものを買ってしまった自分に呆れています。

ちなみに、羽釜と木ふたを同時に注文しましたが、10日間ほど早く木ふたの方が到着しました。

炊飯前にお手入れ

炊飯する前に羽釜と木ふたを洗います。まず羽釜から。

使い始めは中性洗剤で洗い、米のとぎ汁を入れて10~15分煮沸するようにAmazonの商品ページに記載してありました。腐食防止になるとのこと。

とりあえず、言われるがままに羽釜を洗い、以前使っていた炊飯器の釜でお米を研いで、そのとぎ汁を羽釜に投入。15分ほど沸騰させました。

ただ、満水で10Lも入る容量なため、明らかにとぎ汁の量が少ない。沸騰しているとぎ汁の入った羽釜を何度か回して、とぎ汁が内部の側面に触れるようにしました。有効性があるかは分かりませんが。

とぎ汁を捨てて洗ってみると、中が茶色っぽくなってしまいました。ネット調べてみるとアルミ鍋ではよくあることらしく、人体には害はないとのこと。

もしかしたらとぎ汁の量が少なったのかもしれません。野菜くずなどを入れて水を沸騰させると色が落ちるみたいです。野菜を買って来ねば。

また、外側の黒っぽい表面をスポンジで軽く擦って洗うと、スポンジが黒くなりました。汚れというより塗装がスポンジに移ったような感じです。外側の表面はスポンジなどで強く擦らない方が良さそうです。

この他にも、お手入れの際にアルカリ性の洗剤は使用しないなどの注意点があります。

とりあえず、羽釜はこれで使用しても問題ないと思うので、続いて木ふた。

木ふたを軽く洗っても木のニオイが残っていたので、調べてみると水に浸しておくとニオイがとれるとの情報を発見。さっそく水の中へ投入することに。

木ふたは直径30cmで高さも約10cmもあるため、全体を水の中に入れることは難しく、一部分は水に浸かることはできませんでした。

水の中に蓋を置くだけでは浮いてくるので、ボールに水を入れて蓋の上に重しとしてのっけておきます。待つこと1時間ほど。

少しはニオイは収まったものの、うっすらと木のニオイは残り消えませんでした。ニオイはこの辺で諦めて、よーく洗って陰干し。これであとは炊飯するだけです。

とにかくでかい。


一人暮らしの人間は絶対に買わないであろう、20合炊きの羽釜を買う奇行。自分の行動が怖くなっていますが、買ったからには生活の中で使ってみせます。

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