タイルカーペットを止めてチェアマットを購入。賃貸アパートのフローリングの傷を防ぐ。

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普段はとにかく自宅アパートのPCの前で過ごしています。職場にいる時間を除けば、ほぼ狭いワンルームアパートに生息しております。

朝起きて真っ先にPCの電源をつけて、ゲームをやったりブログを書いたり動画を見たり。日頃、アウトレット家具店で購入した安価なErgohumanに座り、PCモニターと向き合って時間が流れていきます。

安価なErgohumanといってもそれなりの重量はあり、床に何も敷かずに使えば、間違いなく賃貸アパートのフローリングを傷つけます。今まではタイルカーペットを購入して敷いていましたが、最近になってチェアマットに買い換えました。

目次

賃貸アパートのフローリングの傷

賃貸アパートから退去時、フローリングの傷の修繕費が、入居者の負担となることがあるようです。個人的には賃貸アパートから引っ越したことが2度ありました。今のところフローリングの修繕費として膨大な費用を請求されたことはありません。

普段使っているErgohumanのようなキャスター付きの重量級の椅子は、座りながら移動させるとフローリングにダメージを残す可能性が高い。フローリングの修理費用は、退去時に当然請求されます。傷の度合いにもよりますが、数十万円かかるケースもあるようです。

キャスター付きの椅子の他に、物を落したときにできた傷やへこみは、故意・過失を問わず修理費用を支払う必要があるみたいです。引っ越しの時に物を落としたり、引きずったりして傷をつけることは細心の注意が必要ですね。傷つけないのは当たり前かもしれませんが、こういう所で賃貸はけっこう窮屈さ感じてしまいます。

以前敷いていたタイルカーペット

私の場合、フローリングに傷をつけないためにタイルカーペットを敷いていました。部屋全体ではなく、主に椅子が動く範囲のみに。

購入先は沖縄では有名なホームセンター「メイクマン」。50cm×50cmで1枚400円ぐらいだったと記憶しています。

6枚購入したので横100cm×150cmの範囲をカバーしていましたが、椅子に座って部屋中を動き回らない私にとって十分な大きさでした。むしろ狭いワンルームアパートなのでもう少し小ぶりでも良かったぐらい。

表面は固めのカーペットのようで質感は悪くない印象でした。

ずっしりとした重量があり、裏面はフローリングに数枚置いてもずれにくい素材のようです。ちなみに日本製とのこと。

このカーペットを6枚敷くだけで、キャスター付きの椅子を動かしてもフローリングを傷つけないといった目的は達成できました。ただ、個人的に使い勝手があまり良くない点もありました。

1つは、四隅の端っこがめくれやすい点。

正確には四隅の一部分がめくれやすくなるような、クセがついてしまったことです。四隅の角の部分をめくれた状態で自分の足で踏みつけてしまったり、キャスターで巻き込んでしまったり。繰り返し踏んでしまった結果、タイルカーペットの四隅の一部分がめくれ上がった状態になってしまいました。

角の部分だけ反り上がったようなクセがつき、繰り返し踏んでしまいボロボロに。6枚のタイルカーペットの位置を変えて循環させ、踏みにくい場所に移動させて使っていました。

2つ目の使い勝手で気になった点は、掃除のやりずらさ。

私の特殊事情によるところが大きいですが、自宅に掃除機がなく週1回ほどのペースで床を拭き掃除しています。カーペットは湿った雑巾で拭くわけにもいかず、タイルを1枚1枚ベランダでパンパンと叩いて埃などを取り払っていました。

これが思いのほか大変。タイル1枚がそこまで重たいわけではないですが、埃を飛ばすために叩いたり振るい落としたりするのは、けっこう腕が疲れるのです。休日この作業を6枚分やり終えた後は、手首を休ませてから他の家事を再開するほど。まぁ掃除機があればいいんでしょうが。

この上なく埃が苦手な私は、この掃除の度にタイルカーペットを激しく叩きまくった結果、一部分が破れてきました。たぶん使い続ければ、そのうち切り込みは広がっていくでしょう。

さらに、タイルカーペット同士の隙間に塵などがたまりがちに。どうしても隙間は汚れてしまうので、タイルカーペットの下も拭き掃除をする必要がありました。

タイルカーペットは、フローリングの傷は防げたものの、四隅の反り上がりや掃除の面が気になっていました。そこで新しくチェアマットを購入することになったのでした。

新たに購入したチェアマット

購入したのはLatuna(ラチュナ)のチェアマット。

120cm×90cmで厚さは1.5mm、素材はPVC(ポリ塩化ビニル)です。Amazonで2,999円で購入しました。

PVC素材のため、従来品より吸音性が優れているとのことで、階下の方にも配慮されているとのこと。採用した素材は、比較的巻きぐせが出にくいようで、今まで使っていたタイルカーペットのような四隅の反り上がりが防げそうです。

ザラザラした面が表(上)で、つるつるした面が裏(下)となります。表面は撥水加工のため、万が一何かこぼしても安心です。タイルカーペットと違いお手入れも簡単そう。拭き掃除メインの私にとっては以前のように、タイルカーペットを外に出して叩いて埃を払う作業がなくなります。最高です。最初からこっちにしとけば良かった。

ちなみに床暖房のフローリングにも対応しており、耐熱温度は85℃となっています。私のような沖縄住まいの庶民にとって床暖房などはありませんが。ただ畳やカーペットの上では使用できない点は注意です。

以前6枚のタイルカーペットを敷いていた時は150cm×100cm、こちらは120cm×90cmでやや小ぶりになり好都合です。ちなみにハサミで簡単に切れるため、小さく切って机や椅子などの足に敷くことも可能。販売されているサイズも豊富で、小さいものは120cm×45cm、大きいものは240cm×180cmなど様々。

自宅に届いたのですぐに開封していきました。

巻かれた状態らしく細長い段ボールが到着。

ビニールを開けるとちょっと嫌なにニオイがしました。

使い方やお手入れのポイントに関する紙と、ご丁寧なあいさつのお手紙が同封してありました。

触った瞬間ちょっとぬるっとするのが気になります。ザラザラした面とつるつるした面の区別は簡単で、どっちが上か下か迷う人はいないはずです。表面は完全な透明というより、わずかにザラザラした模様がついている感じ。

巻き癖がつきにくい、とうたっているものの最初の巻き癖はすごい。たぶん時間とともに平らになっていくんでしょう。

とりあえず敷いてみると、やはりすぐにまき癖は取れないようで、半日ほど直るとのことです。

椅子を置いて座って動かしてみると、時折ミシッと音がするのが気になりますが、最初のうちだけなのかもしれません。もう少しフローリングに馴染んでみると音がならなくなるのかも。当然フローリングの下に傷がつく気配はありません。

タイルカーペットからこのチェアマットに変えて、気づいた点として狭い部屋が若干広く感じるようになりました。

タイルカーペットはグレーでしたが、透明のチェアマットのためかフローリングが広く見えます。小さなことですが想定外の良かった点です。

まだ数日しか使っていませんが、四隅が反り上がることも、チェアマットがずれることもなく、掃除もしやすい。タイルカーペットの使い勝手の悪さをカバーしていて、今のところ満足度はかなり高いです。透明な分、汚れもはっきり見えるのでお手入れしやすいのも良い。しばらく使い続けてみます。


賃貸アパートでは、退去時の膨大な出費を考えるとフローリングの傷は本当に気がかりです。キャスター付きの椅子を使う者にとって、チェアマット1つ敷けば、余計な神経を擦り減らす必要がなくなるのでいい買い物でした。

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