キャッシュレスの時代にもかかわらず財布を購入しました。
現金を使うのは月1度の床屋ぐらい。でも財布が欲しかったのです。
所有欲を満たし持っているだけで気分が上がっている自分を想像して、30歳半ばにして生まれて初めて一万円を超える財布に手を出しました。
財布の紹介
usuha-mini smooth verの開封
購入したのはusuha-mini smooth ver。右利き用のブラックを選びました。
工房artigiano株式会社の職人さんによって製作されて財布。
ten-to-sen.という革小物のブランドで、クラウドファンディングの支援者となって12,100円で購入しました。
売る時の完成度だけでなく、5年後、10年後の完成度を目指し機能性を優先するコンセプトに惹かれました。
サイズと収納容量
- 縦8cm×横8.8cm
- 厚さ…2㎝ぐらい
- お札…15枚まで
- 小銭…25枚まで
- カード…7枚まで
サイズ感に関して、初見で「物凄く小さい!薄い!」とは思いませんでした。
ある程度の収納量を求めていたので想定はしていましたが。
とはいえ、今まで使ってきた財布と比べてコンパクトで品の良さを感じ、所有しているだけでも気分を上げてくれそうです。
使用して2か月で感じたこと
使い勝手
2か月が経ち、開封直後の革製品の強い匂いは薄っすらとする程度になりました。
まず、使い勝手ですが慣れるまでに時間はかかるかと思います。
そもそも財布を使う機会が極端に少ないので未だに慎重に取り扱っています。
稀に現金やカード取り出すために財布を扱うときは、小銭が落ちないように気を配っています。
小銭が入る所を下にして財布を正しく持たなかったため、小銭が滑り落ちたことがありました。
財布を開くときは上下を気にしながら開いています。
また、カードは7枚まで収納できると記載されていましたが、7枚入れると少し取り出しにくさを感じました。
そのため5枚のみ入れていますが、それでもカードの取りだしにくさが気になります。
特に最も手前のカードは出しやすいですが、2枚目以降の奥にしまったカードはさらに出しにくいです。
財布を使う機会が増えることで、小銭とカードの使い勝手が良くなることを待ちたいと思います。
手に馴染めば解決するであろうことの他に、少し気になるところもありました。
少し気になるところ
購入した直後、革製品の角が鋭いことです。
財布はズボンの前のポケットに入れるものではないのかもしれません。が私の場合は入れていました。
購入直後は財布の角が鋭く、ズボンに穴が開くのではないかと軽く心配していました。
というのも、日ごろから鍵をポケットに入れて過ごしていたところ、見事に穴が開いたことがあったからです。
財布を前のポケットに入れ続けて2か月。
ズボンがほつれました。
履いているのはユニクロの夏用の感動パンツ。
速乾性があって軽い生地で非常に薄いため、買ったばかりの財布の角が生地に負担かけほつれたようです。
この財布に限ったことではないでしょうが、生地の薄いパンツのポケットに新品の財布を入れることは避けるべき。
職場に鍵のついたロッカーなどはないため、貴重品は常に持ち歩く必要があります。
また、立ったり座ったりすることも多いため後ろポケットに入れて財布をつぶしたくもありません。
しばらくは、仕事中は財布を車中に置くことに。沖縄で車内はとてつもなく暑くなるため心配です。
せっかく気に入っている小物なのに身に着けておけないのが心苦しいです。普段の財布の持ち歩き方で何かいい方法ないかなぁ。。
購入した経緯
最近までは100均で買った財布を使っていたものの、歳を重ねて30半ばになり急に100均の財布を見られるのが恥ずかしくなったのが購入のきっかけでした。
100均の財布を身に着けているのも恥ずかしく、慌てて財布をネットで調査開始。
そもそも財布いるか?一度は考えました。
現金を使うことは減りはしたものの、現金のみのお店はまだあって、車社会の沖縄では運転免許書の携帯は欠かせません。購入を決断。
「財布 コンパクト」「財布 ミニマル」などと検索。ブラウザ検索のほかにYoutube、Amazon、Twitterなどで。
調べると、今回購入したものよりもさらに小さいものや、限りなく機能が限定されたミニマリスト愛用のものなどいろいろありました。
探していくと徐々に自分の条件が分かってきて、カードが5枚ほど入り、二つ折り、価格が一万円前後、色が黒。せっかく買うなら本革。
ミニマルなデザインを求めていたものの、機能性に乏しいものは自分には向いていないと判断。
そこで発見したのがusuhaという製品でした。
関連する製品は、usuha、usuha2、usuha3、usuha-mini。
どれもデザインが好みでしたが、どうやらクラウドファンディングで購入できるよう。
見てみるとどれもプロジェクトは終了していました。
しかし、財布を探していた2022年4月、クラウドファンディングの1つCAMPFIREで数日後にusuha-mini smooth verのプロジェクトが開始されると判明。
タイミングが良すぎるので、人生初めてのクラウドファンディングの支援をすることになりました。
初めてのクラウドファンディング
クラウドファンディングの支援は初めてでしたが簡単に購入する手続きができました。
usuha-mini smooth verの購入までの流れをまとめようと思います。
CAMPFIREの登録
まずは会員登録です。2022年9月時点のものです。
- CAMPFIREにアクセスし右上の新規会員登録を選択。
- メールアドレスを入力し、確認メールを送信。
- 登録したメールアドレスに「本人確認のお知らせ」が届くのでメールアドレスを認証。
- 会員登録が完了したメールが届き完了。
CAMPFIREのプロジェクトの支援
まず、自分の支援したいプロジェクトを探します。
私の場合は、ウェブ検索で目当ての財布が既に見つかっていたので探す必要はありませんでした。
さらに、プロジェクトが始まっていなかったため、「お気に入り」登録のみしておきました。
お気に入り登録しておくとプロジェクトが開始されるとメールが届くので、開始されていないプロジェクトは事前に登録しておくと便利です。
人気のプロジェクトはすぐに支援者が集まり、募集が終了しているようなので、プロジェクトが開始される時刻を持ち構えることにしました。
開始時刻は正午。
正午直後すぐに「リターンを選択」。
希望する色、利き手など必要な項目を選択。
クレジットカードを登録して支援を完了。
先着100名のところ6人目の支援者となれました。開始時刻で速攻申し込んだのにもっと速い方いるとは。。
購入する際に、クラウドファンディングが初めてで用語で戸惑った「リターン」という用語。
今回のプロジェクトとの場合、
- 支援→購入のためにお金を支払うこと
- リターン→製品(財布)を受け取ること
と理解しました。
予約注文で先払いするイメージなのかと。
販売側としては、コンセプトに共感した顧客から事前に売上げを回収できるため、返品の可能性が低く商品が売れ残る心配もないというメリットがあるのかと推測しています。
ちなみにusuha-mini smooth verのリターンは以下のようになっていました。
- [超超早割12,100円]usuha-mini ×1点 先着100名様まで←これを選択しました。
- [2点セット割23,100円]usuha-mini ×2点 先着100組まで
- [超早割12,650円]usuha-mini ×1点 先着300名様まで
- [早割13,200円]usuha-mini ×1点 先着300名様まで
- [machi-ya割13,750円]usuha-mini ×1点 先着300名様まで
一般販売予定価格は15,400円とのこと。
プロジェクト支援から製品が届くまで
自分が支援して間もなくすると、プロジェクトが目標金額を達成しSUCCESSしたとのメールが届きました。
その後、プロジェクトオーナーからメッセージが届きCAMPFIREのサイト内で確認ができました。
支援へのお礼と発送完了した旨、使い方の留意事項などです。
6月末に製品がポストに投函され手元に届きました。
クラウドファンディングで唯一気になった点は、製品が届くまでに時間がかかることです。
4月に申し込み届いたのが6月末なので申し込みからタイムラグがあることは事前に心得ておく必要があります。
Amazonや楽天、Yahooなどで購入するときとは違います。あくまでプロジェクトの「支援」と「リターン」。
最後に
キャッシュレスの時代に使用頻度が極端に低い財布を購入。
しかも初めて一万円を超える財布に手を出しました。
財布に一万円以上を支払うことは、かつての私には考えられない行動。
財布を使う意義より持つ意義があることを信じ所有したいと思います。
また、クラウドファンディングが、欲しいものを得る手段の一つになることを知りました。
一般的に販売されてるより前に支払うことでお得に手にすることができる一方、いつどのようなプロジェクトが発足するかウォッチし続ける必要性も感じます。
今後は、特別に欲しいものがあれば3大ECモールだけでなくクラウドファンディングのサイトを探してみる程度の利用の仕方でいいかと思っています。