1万7千円で買ったばっかりのGPRO Xにグリップテープを貼ってみた

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NP-01からより軽量なワイヤレスマウスを求めGPRO X Superlightを1か月ほど前に購入。GPRO XはNP-01と形状がわずかに異なり、悪くはないですが何か手にしっくりこない。

そこで生まれて初めてグリップテープをマウスに貼ってみることにしました。

目次

マウスを持つ手と加齢と気候

30半ばのおっさんがFortniteをやっていると、その日の湿度や室温によってマウスを握る手が異様に滑ることがあります。手の水分が枯れ果て、サラサラした手のひらの中でマウスが自由に動き回る感じ。

子供の頃にプレステのコントローラでは微塵も感じなかった肌の乾燥。歳の経過が身にしみます。

湿度が高いときは、手にぴったりと貼り付く感覚があり建築もエイムも悪くない。ただここ沖縄において年間の半分以上は冷房が欠かせません。冷房をつければ湿度は下がり、手がサラサラになってマウスのホールド感が落ちます。

かと言って、湿度を保つため冷房をつけずに汗まみれで過ごせるほど亜熱帯海洋性気候は甘くはありません。雨が多くカビも発生しやすい地域で、わざわざ部屋を狭める加湿器を買う気にもなれません。

常にマウスをしっかりと貼り付く感覚でいるには、グリップテープを貼るしかないという結論にいたりました。

人生初のグリップテープをGPRO Xに貼ることに

貼る前は、16,930円で購入した高額なマウスに粘着質であるグリップテープを貼るのはかなり抵抗がありました。

べたべたになったら…手に合わなかったら…不格好になるのでは…グリップテープひとつ貼るのでさえ臆病になるような心配性なのです。

意を決して、恐る恐る貼ってみることに。

貼り付けるのはGPRO Xに付属品としてついてきたグリップテープ。そもそもグリップテープの存在をはっきりと認識したのは、GPRO Xを購入時に同封されたものを発見しことがきっかけです。

GPRO Xの付属品。

同封されていたのは4枚。両サイドと左右のボタンに貼り付けられます。

真っ先に感じたのが、クリックするボタンの位置にグリップテープは不要ではないかと。

私の場合、クリックする指とマウスのずれを感じるというより、大きくマウス動かす時に手のひらとマウスがずれる感覚です。クリックする指の位置にグリップテープいるのかな、と半信半疑になりながらも貼り付けことに。

まったく必要のない説明書も同封されています。

汚れをふき取るためのシートもついていたので、必要性を感じないものの、気持ち程度にマウス表面を拭いておきました。


はがしてみると思った以上の粘着力で、粘着物質がマウスに残ってしまうことに不安を感じながらも貼り付け。

一度貼り付けてマウスから少しはがしてみると、粘着物質はマウスに残っていないよう。ただ時間の経過とともにどうなるかは慎重に見極めたいです。

貼り付けの時の小さな失敗として、空気が入ってしまったことです。

上の画像で左クリックにわずかある膨らみ。空気が入らないように貼り付ける必要があったようです。

膨らんでいる部分まではがし、空気を逃しながら貼り直せば問題ありませんでした。

にしても粘着力が強く、はがす時にグリップテープが切れるのではないかと思えるほど。

もう後戻りはできないと覚悟し両サイドにも貼り付けていきます。

グリップテープの表面はうっすらとボツボツした加工が見えます。

両サイドに貼るグリップテープは左右の形状が異なり、どれをどっちに貼り付ければいいか若干迷います。

サイドボタンに重ならないような形が左側と判別できます。

GPRO Xの右側に印字してある「Superlight」は完全にグリップテープに覆われて見えなくなります。

とりあえず完了。心配になったのは、室温が上昇して時間の経過とともに粘着物質が徐々に溶け出してくるのではと。沖縄の6月からの数ヶ月の暑さでとろけてきそうです。

GPRO X付属のグリップテープを貼ってみて

最初に感じたのは、思ったよりぺたぺたする感覚。表面にもうっすら粘着性があるような感触でした。

この感覚は使い込んでいくとすぐになくなりました。もしかしたら、粘着物質が手に残っていたからかもしれません。

使用していくとぺたぺたした感覚は物足りなく感じています。

さらに物足りなく感じた点は、付属のグリップテープには手のひらの部分に貼るテープがない点。

これまでGPRO XでFortniteをやっていて手のひらがマウスからずれることがあったので、マウスのお尻のロゴ近辺にも貼るテープがあればなと。

他のメーカーが発売しているグリップテープには、長方形のような形のテープを手のひらを置く部分に貼るタイプもあるよう。

あるいは、マウスの形状に合わせて自分でカットして使用するタイプも目にします。

“Hotline gamesアンチスリップ テープ。Amazonより。

使い込んでいない状態での感想とはいえ、やはり手のひら部分の滑りが気になります。

今後、手とマウスの滑りが解消しない場合は、他社のグリップテープの購入を検討しようと思います。とりあえずGPRO X付属のグリップテープを貼った状態でFortniteをやってみることに。

Fortniteをやってみると

実際に対面してマウスを振ってみるとわずかに重く感じました。

1gあるかない程度の違いですが、明確に重さの変化は感じました。ただ慣れの問題でしょう。

違和感は最初だけで使い続ければ何にも気にならなくなります。

重さ同様、大きさも若干の違いを感じます。両サイドに貼り付けたことで、0.5mmが2枚で1mmほど厚くはなります。これも誤差の範囲で時間の経過とともに自然に感じられるでしょう。

重さと大きさは、よほどの繊細さんでない限り時間が解決してくれます。

また、気になっていたマウスのお尻部分に貼るにテープがないことですが、ゲームで使ってみるとさほど気にならないかもしれません。

かも、というのは貼ってからまだ数日しか経っていないので、今後使っていく中で使用感が変わる可能性もあります。

ひとつ気になった点としては、終わったあとに貼り付けたグリップテープの下側を見ると埃が付着していたことです。

マウスパッドにうっすら積もったほこりが粘着部分についたようです。ほんの数mmグリップテープは上側に付ければ良かったと後悔しています。

画像は使って1時間後のものですが、数日使っていてこれ以上に埃がつきました。確実に埃を巻き込むので見栄えは悪くなりました。

肝心の使用感ですが、つけて良かったというのが結論。グリップテープはつけるべきとも言えます。

30半ばの年齢ゆえに、手のひらに水分が何ひとつないときもありますが、そんな時でもマウスのホールドを手助けしてくれます。

逆に室温と湿度が高く手汗をかいているときでも、滑り止めが効いてくれます。

もしマウスに明確な違和感とまでいかない、どことなくしっくりこない感じがあるのであれば、グリップテープが解決してくれるかもしれません。


今回GPRO Xに付属するグリップテープ4枚を貼り付けてみましたが、使用感は思いのほか悪くないので当面は今後はがすことは考えていません。

万が一グリップテープを外してマウスを使用する場合、粘着物質がマウス表面に残る恐れがあるものの、粘着物質の上に別のグリップテープを貼れば問題ないでしょう。

最も気になるのは、手のひらを置く部分に貼るものがなかったこと。Fortniteで使い続けてみて必要あらば別メーカーのグリップテープも買ってみよう企んでおります。

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