レオパレスの物件に10年以上住んでみた。

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1ルームのレオパレスの物件に10年以上住み続けました。

住んでいた物件の情報と感じたことを自分のために残しておきます。

現在はレオパレスの物件から他の賃貸の部屋に引っ越済みですが、今後、自分か誰かの引っ越しの判断材料になればと思い書き残します。

目次

住んでいた物件の簡単な情報

  • 住み始めたときは築2年
  • 1K
  • 月額賃料およそ4万5千円
  • 2階建ての総部屋数が20

レオパレスの物件は他と比較して、家賃が安く共益費と駐車場代が高い印象を受けました。

これは私の住んでいた地域に限ったことかもしれません。レオパレス側が、家賃の安い順に探す人に目にとまりやすくする策略、と勝手に推測しています。

住んでいたのは2階の角部屋。

角部屋を探していたわけではないですが、幸運にもたまたま最上階の角部屋でした。

日当たりは、部屋に1つだけある大きな窓が南向きだったためお昼前後は明るく、電気はつけていませんでした。

ただ、昼間であっても電気なしでは、やや暗いと感じることが多くありました。

契約時は、一般にアパートを借りるときのような内覧などもなく、簡単な間取りの説明を受けて勤務地から近い物件に決めました。

10年以上住み続けた感想

生活費が抑えられて住み心地はまあまあ良かった。という結論です。

住み心地はそれまで住んできた環境によって人それぞれです。

住み始めた時の私のように、部屋へのこだわりがなく、最低限の生活が保てれば良い人にとっては悪くないと思います。悪ければ10年以上も住みませんし。

当然、10年以上生活していればストレスに感じることもあります。これは後ほど書いてきます。

住み始めてから数年間は住む環境に特段望むものはなかたものの、引っ越したい事情が発生したので今は住んでいません。

レオパレスの家電

私の住んでいた物件に備え付けてあった家電を列挙すると、

  • 冷蔵庫
  • 電子レンジ
  • 洗濯機
  • テレビ
  • IHコンロ2口

こんなところです。一般的に生活で必要なものは揃っていて、あえて無い家電を挙げるとトースターとか魚焼きグリルとかが思い当たります。

レオパレスのメリットの1つは、家電を無償交換してもらえること。

入居して数年して電話があり、家電の交換時期とのことで、冷蔵庫と電子レンジ、洗濯機、テレビの4点を無料で交換してもらえました。

7年に1度家電の無料交換をしているとのこと。ただし現在は”故障時に交換”に変更されたと聞いています。

故障時にも何度か対応してもらえました。

脱水前に止まった洗濯機

洗濯機が脱水直前で故障して止まった時は悲惨でした。

何度やり直してもエラーとなり、結局できる限りの水分を気合で手で絞り2日かけて乾かしました。

その際に、専用の問い合わせフォームに必要事項と起きたことを送ることで翌日には電話がきて日程の調整をしてくれました。

この問い合わせフォームからネットで相談できることは、レオパレスのかなりいい点だと思います。

温められなくなったIHコンロ

備え付けのIHコンロは、スイッチを入れると円状に敷き詰められた無数の点が赤く熱を持って鍋などを温めます。

住み続けて10年が経った頃、IHコンロのスイッチを入れると円状に敷き詰められた無数の点の1つが、円から少し横にはみ出した所で赤く熱を持ち始めました。

点の1つが円から外れた所で熱くなり、普段との違いに不安を感じながらも乾麺を茹でるために水の入った片手鍋を置きました。

2、3分するも水のまま。無数の点に触れてみると全く温まらなくなっていました。

スイッチを入れた一瞬は熱を持ったもののすぐに消えたようです。

この時も専用の問い合わせフォームから連絡し無償交換してもらいました。

異音が鳴り徐々に冷えなくなった冷蔵庫

部屋のどこかで、カチ、カチ、…と間隔をあけて鳴る音源を突き止めると冷蔵庫でした。

気にせず過ごしているとやがて冷蔵庫の中にわずかに水滴をつくようになり、しばらくして冷蔵庫の中にあったジュースがぬるいことで壊れたと気づきました。

こちらも無料交換。

が、家電については少し注意は必要です。

デメリットとして、レオパレスは家電は選べません。当然ですが。。

レオパレスの物件は、家電にこだわりがある人には向いていません。

私が住み始めた20代前半のときは、家具家電に全くこだわりがなかったため気になりませんでした。

歳を重ねると多少はお金に余裕がでたり、家事に時間を使いたくない心理が生まれたりすると不満も出てきました。

例えば、レオパレスの縦置きの洗濯機よりも、乾燥までできるドラム式洗濯機であれば時短になる、とか。冷蔵庫に霜取り機能がついていないため、1ヶ月に1回程度はヘラで霜を取るのが面倒、とか。冷蔵庫が小さい、テレビが小さいとか。

↓霜をゴリゴリとるのは結構面倒。。大量の白米はお気になさらずに、

また、入居当初は家電すべてが国内メーカー(Panasonicなど)でしたが、交換後はLIMLIGHTというメーカー?の冷蔵庫と洗濯機に変更。

先ほどの述べた故障はいずれもLIMLIGHT。設置される家電に当たりはずれがある印象です。

必要最低限の機能が使えれば良いという人は、買い替える費用が掛からない点でおすすめできます。

レオパレスの設備

家電以外の設備やサービスについても掻い摘んで書いていきます。

机と椅子

壁に固定され折り畳めるテーブルと、椅子2脚。テーブルは耐荷重30kg。

170㎝半ばの胴長体型としては、テーブルは低く猫背になった原因ではないかとすらと思っています。

椅子は長時間座るとお尻が痛くなるため、別の椅子を購入して使用していたため、2つ重ねてクローゼットの中にしまっていました。

収納スペース

部屋にあるメインとなる収納スペースは2か所。ベットの下とクローゼット。

持っている服や雑貨などが少なかったため申し分ない広さといえます。

他にも壁に固定されたちょっとした棚が2つ、洗濯機置き場の横の棚、キッチンの下など小物をしまえるスペースがありました。

設置されているベット

高さ数十cmの小さな壁で囲まれた眠るスペースは、170cm半ばの身長の私にはやや狭く寝苦しさを感じることがありました。

とはいえ、10年以上このスペースで寝続けられたので小柄な人には問題ないかと思います。

“https://www.leopalace21.com/より引用

キッチン

狭い、の一言。

まな板を置いて何か切るスペースすらなく2口あるIHコンロとシンクの間は十数cmしかありませんでした。

まな板と包丁をほぼ使わない生活を送る私のような人間以外は、ストレスを感じるレベル。

料理を頻繁にする方は選ばない方が無難と思っています。

“https://www.leopalace21.com/より引用

上の2枚の写真は、レオパレスのホームページで紹介されていたある部屋の内覧画像を引用しています。

私の住んでいた部屋の様子とまったく同じであったため載せておきます。

ホームページで1Kの部屋をいくつか見ましたが、レオパレスは1Kの部屋の間取りや設備関係はほぼ同じ。

消火器・火災警報器

10年以上も住むと、消火器の点検が何度もあり交換もありました。

点検は、1枚の紙が投函され日時を指定された上で玄関前に消火器を置いておき、点検が終わったら玄関の扉の前に置かれる流れでした。

地域柄、盗難やいたずらの心配が少ないため、玄関前に消火器を放置する方法だったのかもしれません。

また、火災報知器は10年以上住んで1度のみ交換がありましたが、特別なこともなく数分で作業は終了。

賃貸アパートの消火設備の点検は、レオパレスに限らず同じかと思います。

クーラー

三菱の霧ヶ峰で快適に使用できました。

ただし、入居当初に直面したのが、一時話題になったクーラーが3時間で自動的に消えるという問題。

亜熱帯気候の沖縄のレオパレス物件でも3時間でクーラーは消える設定でした。

5月以降はクーラーなしでは寝れないので、エディオンでリモコンを購入。即解決しました。

1000円程度の出費でしたが、リモコンを変えたことで時刻の指定してON/OFFを予約できたり、1~6時間でタイマーを設定できたり、勝って良かったです。

その数年後、3時間で消えるクーラーが世間で話題になりレオパレス側も対応。リモコンが送られてきました。3つもリモコンを保有することになりました。。

レオパレスの入居者サービスなど

家具家電や設備以外のサービスなどで個人的に記憶に残っていることをまとめておきます。

入居して2年ほど経過した午後11時、帰宅して鍵がないことに気づき焦り落胆したことがありました。

レオパレスサービスセンター(0120-590-080)に電話、入居者サポートシステムに加入していたこともあり、午前1時頃に無料で鍵の交換工事をしてもらいました。

業者の方に本当に感謝です。

レオパレスの鍵は長い丸形のカードキーで、レオパレスに入居して2、3年は、持ち運びに慣れずによく失くすことがありました。

“https://www.keiden-jp.comより引用

2度目の紛失時に予備の鍵を貰って、持ち運ぶ鍵の他に車の中と家の中にスペアキーを置いておくことに。

これとは別に鍵が急遽使えなくなったこともありました。

業者の方が言うには、鍵を磁石に近づけて保管すると使えなくなることがあるとのこと。

レオパレスのホームページを見ると、レオパレスのカードキーは磁気影響を受けて使用できなくなる恐れがあると記載がありました。テレビの磁気やバックの金具の磁気、磁石などから。

また、10年以上住んでいるとレオパレスの鍵の開け閉めに四苦八苦する新入居者と出くわすこともしばしば。

引っ越し直後の入居者が玄関前で立ちすくみ、鍵の開け方を尋ねられたことは2度3度ありました。

レオパレスのカードキーは鍵の裏表と上下を正しい向きで差し込まないと開錠できないため、最初に苦労する人が多いのです。

水道料金

なんと無料

あくまで自分の住んだ物件や地域だけかもしれないが、水道代はかかりませんでした。よくあることなのか、、?

私の住む沖縄は、浴槽にお湯ためずシャワーで済ませる人が多いので無料なのかと疑いましたが、全国のレオパレスの物件でも水道料金が不要となっているケースをよく見かけます。

アパートの水道料金の徴収方法は、水道メーターのはかり方によって変わるみたいです。

アパートでも水道の親メーター1つしかない場合、各部屋の使用料を算出できず個別には水道料金を徴収できないのかな、と推測しています。

害虫の駆除

年間を通して温暖で多湿な沖縄では元気のいい虫がたくさんいらっしゃいます。

住み始めて間もなくして、肌に何か這っているような感覚を感じるようになりました。

最初は単なるかゆみだと気にしていませんでしが、ある日、肌にうごめく小さな1匹のアリを発見。

またある日に寝ていると、頭のかゆみを感じて起きると白い枕元にアリが1匹。

同様なことが度々あって、部屋の中に何匹もアリがいるのではないかという小さな恐怖が徐々に大きくなり発生源を探索することに。

探索の末に見つけたのは、部屋の壁際に列を作って移動しているアリ達。

アリの進行ルートを追っていくと、壁際の端から天井に向かい、服などを掛ける鴨居を通り、ドアの隙間からキッチンの上を経て、やがて玄関の郵便受けから外に繋がっていました。

外にもアリの行列は続いていて、2階の各部屋の玄関扉の下を通過していき、階段の隅を伝って外の1階の床ブロックの隙間に入り追跡困難となりました。

しばらくの間アリ達との攻防が続きました。

アリ達との絶対に負けられない戦い

まず、特定した部屋内のアリ達の進行ルートを濡れたティッシュでふき取りアリ達の行列を一掃しました。

次に、液体状の殺虫剤であるアリメツを付属の小皿に入れて進行ルートの2か所に設置。

数日すると何十匹ものアリ達が、アリメツの入れた小皿の液体に混ざり消沈されていました。が、進行ルートを見ると再び行列を作りアリ達の行進が始まりました。

今度は、アリの行列を濡れティッシュで一掃した後に、噴射式のアリキンチョールで壁際や鴨居、玄関の郵便受けに向かうルート、外に出て玄関扉の下に散布しました。

最初、室内で噴射式のアリキンチョールを使うのをためらいましたが、それどこではありません。直ちにアリ達の行進を止めたかったのです。

がしかし、しばらくするとまたもや始まったアリ達の行進。

先ほどの対応に加えて、外の玄関扉を囲うようにチョークでしつこくなぞっていきました。

ネットで調べたところ、アリはチョークに近寄らないという情報があったからです。

さらにフマキラーの粉末状の殺虫剤1kgを購入し、外の玄関扉の下から進行ルートに沿って階段に撒きまくり。

ここまですると、ようやくアリの行列を目にすることがなくなり、気温が上がる4月頃から11月頃まで1か月に1回ほどのペースでアリ対策をやるようになりました。

アリ達との戦いの終わり

このアリ達との戦いはあっけなく終了することになります。

レオパレスに委託された業者から投函がありました。シロアリ駆除を実施すると。

10年以上住んでいても初めてのことで、最初からレオパレスに相談しておけば何年もアリ達と戦う必要がなかったのかもしれません。

シロアリ駆除が実施されてからは、アリの行列と出会うことはなく個人でのアリ対策は不要になりました。

ネット設備

入居当初は専用のルーターが設置されていたものの、5年ほどするとLife Stickと呼ばれるデバイスが送られてきてLEONETというサービスをテレビでも利用できるようになりました。

私の住んでいた物件は、ネット利用料は無料。利用制限なし。

Life Stickをテレビに挿して電源とLANケーブルに接続することで、Android TVとWi-Fiを利用できます。

テレビでYoutubeやAMEBA TVなどが見れて、レオパレスの契約内容やお知らせの確認が可能でした。

有料のプランに変更すればU-NEXTやWOWOWなども見れるようです。

“https://www.leopalace21.com/より引用

さて、レオパレスのネット環境ですが、ネットの利用頻度が少ない人にとっては悪くはないかと思います。

ただ、ネットのヘビーユーザーには到底おすすめできません

Wi-Fiを経由して、動画を見たり、重いページを閲覧したり、ファイルをダウンロードやアップロードしたり、ゲームをしたり。これらを頻繁にする私の場合はストレスを感じることが多かったです。

私がレオパレスから引っ越しを決断した最大の理由がネット環境でした。

住んでいた物件の通信速度は時間帯によって異なり、平日は早朝から昼過ぎまでは比較的快適に利用でき、夕方から深夜は通信速度は絶望的に遅い。休日は1日中遅い。

レオパレスの通信速度に関しては、今後より詳しく書こうと思います。

騒音問題と近隣トラブル

レオパレスと聞くと騒音や施工不備の問題などネガティブな評判を耳にすることがあります。

レオパレスの物件に10年以上住んでみて、騒音をはじめとするトラブル関係のことを個人的な意見をまとめていきます。

レオパレスの騒音問題

個人的な印象として、以前住んでいた築10年ほどの部屋と比較するとさほど隣人の生活音は感じませんでした。

ただ、結局のところ騒音は隣人によって大きく変わる、と言えます。

私が引っ越すまでに隣の部屋には何人かが入居しては出ていったことが感じ取れます。

外ですれ違ったことだけで推察すると、隣人となった全ての人が一人暮らしの男性。

生活音がほぼ皆無な人もいれば、特定の時間帯になるとテレビであろう音が聞こえる人、電話で誰かと大声で話す人、夜中に激しい音を立てて片づけをする人、様々でした。

時には音が耳に入り寝れないこともありました。

音の感じ方は人それぞれですが、私は他者と比較して音が気になりやすい人間と自覚しています。

仕事で気になることがある場合や嫌なことがあった場合に寝れなくなり、周囲の音が大きく聞こえるため、世間の多数が気にもならない音にも反応してしまいます。

最も印象的だったのは、階下の部屋に小さい子と両親の世帯がいたこと。

このレオパレスの物件は、定員2名までと契約書にあったはず。

3人で住んでいいのか、そもそもこの狭い1ルームに3人住めるものなのかと思いはしたものの見て見ぬふりをしました。

ただ、ご機嫌のすぐれない小さな子の奇声と叱る親の怒号が1週間続いたときは、レオパレス側に問い合わせフォームより連絡。

これまでクレームは入れずに過ごしていましたが、入居して初めてネット経由でレオパレスに騒音の相談をしました。3人住んでいることは伏せあくまで騒音に関しての相談。

数日後に全部屋に投函があり徐々に家族は静かに。

静かになっていき平穏になると、小さい子がぐずるのもそれを親が叱るのも必然で、子どもと子育て中の親を思えば、もう少し我慢しても良かったのかなぁ、、と少し罪悪感。

騒音によって寝れずにいると、気力がでず放心状態になる、頭痛や吐き気がする、ちょっとしたことに苛立つ、ただでさえ低いパフォーマンスがより低下する私をお許しください。

近隣トラブル

共用スペースに私物を置く人

住んでいた10年で共用スペースである外の通路に私物を置く行為はよく見かけました。私には置く勇気はありません。

正直、入居者自身の扉のすぐ脇に、ちょっとした物を一時的に置く程度は特段気になりません。

気になったのは、お隣さんの私物が徐々に増えはじめ、私の部屋の扉のすぐ横まで広がってきたことです。

外の通路を通るたびに心が沈んでいましたが、お隣さんが引っ越して綺麗になった通路を見て静かに歓喜し心が晴れました。

共用スペースに洗濯物を干す人

洗濯物を外の通路に干す人が現れました。

初めは入居者自身の扉の前に、申し訳程度に干され乾いたらすぐに取り込まれていました。

懸念はしていたものの、やはり慣れてくると徐々に洗濯を干すスペースを拡大させ始めます。

共用スペースの侵略は思いのほか早く広範囲に拡大し、やがてロープと金属棒を組み合わせ、物干しスペースを造り上げます。

造られた物干しスペースは徐々に増設され、私の玄関前を横切るように伸びたロープがタラップに固く結ばれています。

部屋を出入りする際、ロープや干しまくられた他人の洗濯物をかいくぐる必要がでたため、心穏やかではなく、レオパレス側に連絡。

数日後に迅速な対応をしてもらい無事に撤去されました。感謝です。

野良猫に餌を与える人

沖縄には野良猫が多い印象です。

年間を通じて温暖なため繁殖機会が多いのが原因の1つと言われています。

野良猫に餌を与え部屋の中にも猫を入れる入居者がいたため、その入居者の住む2階の玄関前を猫がうろつくことも気になりました。

仕事に向かおうと外に出て玄関の鍵を閉めると、他の部屋の玄関扉が20㎝ほど開き猫が外に出ててくるのを目撃。

その部屋の住人である女性は、夜になると外の通路にしゃがみ込み、煙草を吸いながら野良猫に餌を与えることも見かけるようになりました。

通路に糞や食べ残しであろう餌も落ちていることもあり、生き物が苦手な自分にとっては快くはありません。

レオパレスの入居者のモラル

レオパレスの入居者は、他のアパートに入居する人に比べて契約書の内容を守らない人が多いと思っています。あくまで個人的な感想ですが。

夜中の騒音、共用スペースの使い方、ペットや入居人数のルール、ゴミの出し方、様々な場面でモラルの低さに遭遇。

私自身もモラルの低いレオパレスの住人だと自覚することもありました。

燃えるかどうか調べても分からないゴミを燃えるごみとしてだしたり、仕事が忙しく夜の11時に洗濯機を回したり、隣人がうるさいときに壁をトントンしたり。

騒音が心配されるレオパレス。遮音性が高い鉄筋コンクリート造の物件住んでみて、騒音の原因が、壁の薄さよりもモラルの低い入居者によるところが大きいという考えに至りました。

施工不備の物件でなければ、生活に必要な家具家電もあり家賃も抑えられる。あと、快適な生活を送るには近隣住人ガチャではずれを引かないことです。

トラブルへのレオパレスの対応

住んでいた物件での頻出トラブルは3つで、騒音問題・ゴミ出し問題・無断駐車問題。

なぜ頻出と分かるかというと、トラブルが起きたときに注意喚起の紙が全部屋に投函されるからです。

頻繁にこの3つの内容の投函がありました。

騒音であれば、いつどんな音であるか詳細が記され、守らなければならない契約書の抜粋、改善されなかった場合の対応が記載されています。

ゴミ出し問題であれば、これも詳細が明記され、契約書の内容と違反した場合の処置内容が掲載されます。

無断駐車であれば、該当する車の特徴やナンバーと駐車してある場所が掲載。さらに車のフロントガラスへの張り紙なども見かけました。

たかが紙1枚の注意喚起ですが、実際は改善される場合が多く一定の効果はあります。

また、先ほどの外の通路に設置されたロープと金属棒を組み合わせた物干しスペースは、土曜日に問い合わせフォームに連絡すると、次の月曜日には撤去されていました。

レオパレスは全国各地の物件を扱っているため、入居者によるトラブル対応の蓄積も多く迅速に対応してもらえるのがメリットなのかもしれません。しかもネットでいつでも相談できる。


最後に、支払える家賃と民度は一致しているとは言いません。

とはいえ、生活コストを抑えられるレオパレスの入居者の中には、生活に何かしら問題を抱え未成熟な人が一定数いるのでは、と思えた10年でした。

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