自宅で使うメインPCを買い替えたい衝動にかられています。
この欲望のままに購買行動に移ると、盛大に散財し後悔しそうなので頭の中を整理する意味でここにまとめておこうと思います。
ゲーミングPCを買い替えたい理由
最大の理由は、Fortniteで勝ちたいし楽しみたいから、だと思っています。
上達のためには練習は必須でしょうが、労働者であるため学生やプロゲーマーのように時間も取れません。また、30半ばの年齢ゆえに目の衰えと鈍さからは逃れられないと勘ぐっています。
言い訳ばかりですが、PCやデバイスが高性能であれば時間のなさと身体的な衰えをカバーできると考えているのです。
それに加えて、Fortniteの描画設定を最高にしてもスムーズにゲームがしたいというのもあります。
普段はパフォーマンスモードでやっていますが、久しぶりにDirectX12でやったところその描画レベルに感動しました。始めたばかりの頃よりも格段に進化していて美しい。
ただ、Fortniteの描画設定のほとんどを「最高」にするとカクツキがひどくプレイできたもんではありませんでした。
今まで使っているPCに不満はなかったものの、初めてスペックに物足りなさを感じました。
最大の理由はFortnite関連ですが、その他にはDaVinci Resolveで簡単な動画編集やっていると動作が遅さを感じたことも、新しいPCが欲しくなった理由でもあります。
今のゲーミングPCでは楽しめないのか【スペックのまとめ】
今持っているPCは3年ほど前にFRONTIERのセールで179,080円購入したもの。スペックは以下のようになります。
OS | Windows(R) 10 Home 64bit版 [正規版] |
CPU(AMD) | AMD Ryzen 7 3700X |
CPUクーラー | 空冷CPUクーラー |
CPUグリス | 標準CPUグリス |
メモリ | 32GB(16GB×2) PC4-21300(DDR4-2666) |
M.2 SSD / NVMe SSD | NVMe SSD 1TB Intel SSD |
ハードディスク/SSD | ハードディスク 2TB SATA |
パーティション分割 | パーティション分割 無し |
増設ハードディスク | 増設HDD無し |
グラフィック | 【MSI製】NVIDIA(R) GeForce(R) RTX 2070 SUPER(TM) 8GB 【HDMI2.0 ×1 / DisplayPort1.4 ×3】 |
電源ユニット | 850W ATX電源 80PLUS GOLD (日本製コンデンサ仕様) |
光学ドライブ | 光学ドライブ無し |
マザーボード | ASRock製 AMD B450 チップセット |
添付品 | Windows(R)インストールディスク(DSP版) 製品保証書 電源ケーブル |
Fortniteをパフォーマンスモードでプレイする分には全く問題なし。いわゆる競技設定のFortniteは、他のFPSと比べると軽いとされ、それほど高スペックはいらないという情報が大半です。
ただ、どうしてもより高性能のCPUやGPUであれば良い変化があるのではと勝手に期待しているのです。
買い替えたところで大きな変化はないかもしれませんが、確定しているのは、現在240fpsが限度であるのに対し、今後360fpsなどに向上する余地があることです。その場合は、モニターも360hz対応などに買い替える必要がありますが。
ほんのわずかかもしれない性能向上を願って、私個人がPCに求める条件を整理することにします。
欲しいスペックとは【頭を整理して物欲を沈める】
PCの性能を向上させる確固たる知識もなく、自作PCも触れたことのない身としては、CPUとGPUの2つだけの性能に絞ってゲーミングPCを探してみることにしました。
最上位の性能に越したことはないですが、あまりにも高額なPCを購入することになると貧乏人は破産しかねないので、求めるスペックを絞ることにします。
CPU・GPUともに、2023年5月時点で主要なメーカーが発売する上位2つから選ぶことにします。下記のメーカーがシェアのほとんどを占めているとのこと。
- CPU→IntelとAMD
- GPU→NVIDIAとAMD
それぞれ2社の発売するCPUとGPUに分けて、上位の製品を整理すると次のようになりました。
CPU(Intel)
- Core i9 13900K(F) ※KSは価格が高すぎのため却下しました。
- Core i9 13900(F)
CPU(AMD)
- Ryzen 9 7950X3D
- Ryzen 9 7950X
GPU(NVIDIA)
- GeForce RTX 4090
- GeForce RTX 4080
GPU(AMD)
- Radeon RX 7900 XTX
- Radeon RX 7900 XT
今書いている時点で、これらCPUとGPUが主要なメーカーが販売する上位モデルの2製品のはずです。
PCの頭脳の役割であるCPUと、画像処理の演算装置であるGPU。この2つさえ上位モデルであれば、付随するものも比例して性能が高くなっているはずと割り切ることにしました。マザーボードとか電源とか冷却とかは後回しでいいと。
CPUとGPUの条件のみで調べてみると60万円を夕に超えるものがでてきます。高額すぎて軽くひきました。さすがにPCに60〜70万は…中古の軽自動車が買えるレベル。これは購入を見送ることになりそう。。
そこで、本当にこのぐらいの金額がかかるのか詳しく調べようと気合を入れたのでした。
出来る限り出費を抑えたいのでBTOパソコンを販売するサイトからいくつかピックアップしてみることに。
CPUとGPUに絞ってピックアップしたPC
とりあえず貧乏性であるためBTOパソコンなどの各サイトの最安値をまとめてみることにしました。2023年5月時点です。
パソコン工房
ドスパラ
マウスコンピューター
ツクモ(TSUKUMO)
パソコンショップSEVEN
FRONTIER(フロンティア)
ストーム(STORM)
@Sycom(サイコム)
パソコンショップアーク
PCショップASP
Lenovo
Dell
以上、調べた11個のPC。
こうしていろんなサイトのBTOパソコンなどを見ていくと、先ほどのCPUとGPUの条件を満たすPCの中では、パソコン工房とツクモが最も安いという肌感覚です。
さらに、CPUとGPU以外でも自分自身のゲーミングPCに求めることも出てきました。例えば、光らなくていいとか、マザーボードもグレードを高くしたいとか、SSDや HDDを増設した価格も抑えたいとか、メモリは最低32GB欲しいとか。
調べる中で知らなかったことの1つに、クリエイターPCなるパソコンもあることが分かりました。
ゲーミングPCとクリエイターPC
クリエイターPCは、動画編集やイラスト作成、音楽制作、設計図面の作成などの創作活動で使われるもの。ゲーム同様PCに負荷がかかる作業ですが、ゲーミングPC以上に求められる性能もあるようです。クリエイティブ分野の作業に特化したCPUとGPUもあって、それらが搭載されたPCは100万円を超えるものもありました。
クリエイターPCを見ていくと、七色の輝くゲーミングPCよりも落ち着いたデザインが多く、私個人としてはクリエイターPCにいい印象を持ちました。
いくつかのサイトで調べてみると、ゲーミングPCとクリエイターPCで、全く同じスペック同じ価格で、PCのケースのみ替えて販売されているものもありました。参考として次のパソコン工房の2製品を載せます。
より詳細な製品仕様は次です。
また、一般的にはクリエイターPCの方がカスタマイズ性が高いこと、外部接続のポートが豊富なことなどの口コミがありました。上記の機種には違いはないため真偽は定かではないですが。
自作PCに興味を持ち始めた私個人としては、クリエイターPCの方が都合が良いようにも思えてきました。仮に多種多様な外部接続のポートがあるようならば助かります。例えば、今持っているFujifilmのX-S10のファームウェアのアップデートでは、SDカードをPCにさす必要があるため、USBハブを使用せずに直接PCにさせれば便利かなと。
先ほどのCPUとGPUの条件を満たすクリエイターPCで気になるものが3つあったのでピックアップしておきます。
ツクモ クリエイターPC White Edition
パソコン工房 SENSE∞
ドスパラ raytrek
高額なPCを購入する理由と購入するPCの条件を整理して、いくつか候補をピックアップしました。
だんだん調べていくと金銭感覚がおかしくなって40万円が安く感じている自分がいました。買うかは別として、ゲーミングPCの相場をつかめたことは良かったと言えます。
頭の中を整理していけば自分の物欲が収まってくるかと思いきや、ますますゲーミングPCを欲する気持ちは高まってしまいました。重症です。価格さえもう少し安ければ…と結局これを書き終えても悩み続けております。